FXテクニカル分析|FXデイトレード|Week strategy(10/30-11/3)

(想定レンジ上限)182.07
(想定レンジ下限)179.35
中期トレンド(週足)=4週線、6週線の攻防からトレンドの見極め
陰線(上髭陰線 実体部:65Pips、上髭:171Pips、下髭:34Pips)です。10月30日(月)東京時間は米10年債権利回り上昇を受けてドル買い・円売り。ポンド円はドル円が介入警戒で伸びなかった事でポンドドルに連れて下落。欧州時間は英10年債権利回り上昇を背景にポンド買いが進行。その後、ユーロポンドでのユーロ買いポンド売りや米長期金利が上昇幅を拡大した事で下落。19時以降、米長期金利が上昇幅を縮小すると反発上昇と上下に振れて方向感ない展開。NY時間は米10年債権利回りが低下に転じてドル売り・円買いが進行。
10月30日(火)東京時間は日経平均が反発から円売り戻し。欧州時間は米10年債利回り低下幅を拡大からドル売り・円買いが優勢に。16時過ぎから米10年債権利回りが切り返し上昇するとドル買い・円売りが進行。NY時間は 米10月PMI速報値が軒並み市場予想を上回った事からのドル買い。
11月1日(水)東京時間は日経平均高や香港ハンセン指数、上海総合指数が堅調に推移するとリスク選好のドル売りが進行。欧州時間は米10年債権利回り上昇を背景にドル買い・円売りが進行。NY時間は低調な5年債入札後に米10年債利回が更に上昇しドル買いが加速。
11月2日(木)東京時間は日経平均660円超安やアジア株価指数が軟調からリスク回避のドル買い。欧州時間は政府日銀による円買い介入警戒感が強まり急落も直ぐに切り返す。16時以降、米10年債権利回りが低下に転じるとドル売り・円買いに。ドル円の下落に連れる。NY時間は良好な米GDP速報値受けてドル買い、その後、米10年債権利回りが低下に転じてドル売り。
11月3日(金)東京時間は政府日銀による円買い介入への警戒感が上値を抑える中、週末を控えたポジション調整の円買い。欧州時間は 対ユーロからの動きで上下に振れる。NY時間はドル円に週末を前にした持ち高調整の円買いが入った事や中東情勢警戒間からダウ平均が300ドル超安でのリスク回避。
トレンドラインは4週線が下向き変化、6週線、9週線が下向き、13週線が横這い、26週線、52週線が上向き。パラボリック(186.26)はショート転換4週目です。
来週も4週線、6週線の攻防となります。
両線に上値を押さえられると下降トレンド継続。両線を上値目処とした戻り売りの展開。反対に両線の上抜け&維持が出来れば下降トレンド一服で、両線を下値目処とした押し目買いの展開が想定されます。
◇2015年11月16日週高値(188.81)
◇2023年8月22日週高値(186.77)
◇13週移動平均線(182.88)
◇9週移動平均線(182.59)
◇転換線(182.05)
◇6週移動平均(181.98)
◇10/28 6:00(181.39)
◇4週移動平均線(181.02)
◇26週移動平均線(180.28)
◇基準線(177.30)
◇52週移動平均線(171.70)
◇一目均衡表雲の上限① (164.24)
◇一目均衡表雲の下限②(160.38)
◇2020年3月18日安値(124.02)
◇2016年10月7日安値(117.87)※ポンド急落に付き、各社で安値表示は多少違います
※2023.10.28_6:00現在のデータを基にしています
2023.10.27ポンド円TOKYO-Summary
米債権連動
・米10年債権利回りが上昇からドル買い・円売りに。ポンドドルは1.2122まで、ポンド円は182.25まで下落。一方でドル円は10月東京都区部のコアCPIが市場予想を上振れすると150.29まで下押しする場面もありましたが、米10年債権利回り上昇を受けての円売りでえ150.41まで上昇。・米10年債権利回りが上昇幅を縮小するとドル売り・円買いに。ドル円は150.14まで下落。一方でポンドドルは1.2141まで上昇。ポンド円はドル円の下落に連れて182.19まで下落するも、ポンドドルの上昇に連れた買いも入り、その後は182.36まで持ち直しています。
2023.10.27ポンド円LONDON-Summary
対ユーロからの動きで上下に振れる
・ユーロポンドでのユーロ買いポンド売りから、ポンドドルは1.2111まで、ポンド円は181.79まで下落(17:30)。その後、ユーロポンドのユーロ売りポンド買いに転換すると、ポンドドルは1.2143まで、ポンド円は182.18まで反発(18:30)。19時以降、ユーロポンドでのユーロ買いポンド売りに再び転換した事や米10年債権利回りが上昇に転じた事からのドル買いで、ポンドドルは1.2105まで、ポンド円は181.61まで下落(21:00)。・一方でドル円は米10年債権利回り上昇からのドル買い・円売りで180.28まで上昇(15:55)。その後、米10年債権利回りが低下に転じるとドル売り・円買いで149.98まで下落となっています(21:00)。
2023.10.27ポンド円NY-Summary
リスク回避のドル買い
・ドル円は週末を前にした持ち高調整の円買いが入った事やイスラエルとハマス停戦への期待がはく落し中東情勢警戒間からダウ平均が300ドル超安でのリスク回避で149.46まで下落。・ポンドドルはハマスとイスラエルの間で停戦の話が出ているとの噂から1.2163まで上昇。その後、ユーロポンドでのユーロ買いポンド売りやイスラエルとハマス停戦への期待がはく落してのリスク回避のドル買いで1.2110まで下落。
・ポンド円は182.09まで買い戻される場面が有りましたが、その後は両通貨の下落に連れて181.04まで下落となっています。
[昨日 126P 10月累計 3092P]
182.47(S)⇒182.35利確12P 2023/10/27 09:41
182.02(S)⇒181.91利確11P 2023/10/27 16:36
181.81(S)⇒181.25利確56P(保有)
181.60(S)⇒181.13利確47P(保有) 2023/10/28 05:32
179.99(S)保有
[data条件等]
※このWEEK-strategyの解析はwonderfx alogorithm&quants 16.4.3版になります。
※strategyの対象時間帯は翌週の月曜日07:00~土曜日6:55となります。
※基本、対象時間を超えた場合や、ストーリが完成をした段階で、本strategyは終了とします。
※本、WEEK-straregy はアルゴリズム解析の内容をお伝えするもので、投資判断を促すものでは一切有りません。このWEEK-straregy により生じる一切の責任に関しては責任を負いません。
※この著作権は若松浩幸に帰属しますので、無断転載を禁じます。転載を希望される方はお問い合わせ下さい。
(2023.10.1規定)
[トレードスタイル]
※基本的にトレードはデイトレードとなります。チャートの早い動きの時はそれがスキャに見える事が有るかも知れませんが「デイトレード」です。スキャルピングで臨んでいる事は有りません。要は動きは遅い時は15銭取るのに2時間掛かる事も有ります。反対に動きが早い時はそれが2分と言う事も有ります。考え方は狙っているポイント値に有ります。
※トレード中「手仕舞いをして売り直しする」場合が有ります。これは自分の描いているストーリーに不安や誤っているのではないかと感じた時に「一旦手仕舞って」再度、内容を検証。そして「入り直す」。この作業をしているだけです。リスクを最小限に押さえる事を考えて敢えてポジションを整理して「公正な目」で流れを捉える為です。
※strategyは8時間単位で構成されています。これは市場が変われば流れも変わる。と言う考えからです。リスクを最小限に押さえる為に出来るだけ市場間を跨がない取引を目指しています。
※デイトレード以外にはスイングも構築する事は有ります。スイング構築に関してはその都度コメント欄に方針を掲載しています。
[リアルタイムトレード]
リアルタイムトレーはデイトレードに向いている時間帯で行います。向いているとは=時間軸で動く事が多く、更にリスクが比較的低い(方向性が出易い)時間帯で行う事です。但し、注意したいのは各時間帯には経済指標が発表される時が有ります。指標発表前にポジションを手仕舞い、若しくは調整をしてから入り直しリスクを回避します。
メイントレンドの時間帯は(夏時間の場合)
東京時間=8:30-10:30。欧州時間=15:45-18:30。NY時間=21:30-25:00です。
