FXテクニカル分析|FXデイトレード|Week strategy(8/7-8/11)

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アルゴリズム解析でポンド円、翌週8/7-8/11方向性、そして過去24時間のSummary(TOKYO-summary、LONDON-Summary 、NY-Summary)と中期トレンド(週足)の解説をご案内しています。
(想定レンジ上限)182.89
(想定レンジ下限)178.58

中期トレンド(週足)=4週線、6週線「下向き」&「下抜け」で上昇トレンド一服

二週連続陰線(上髭陰線 実体部:39Pips、上髭:218Pips、下髭:28Pips)です。

7月31日(月)東京時間は日経平均410円超高からリスク選好の円売り。11時以降は日銀が残存期間5-10年対象に臨時の国債買いオペを通知し、米10年債利回りが3.98%台まで上昇した事を受けてドル買い・円売り。欧州早朝から17時までは日銀のYCC修正も金融緩和継続からのドル買い・円売り。17時から20時までは英住宅ローン承認件数が市場予想を上回った事や消費者向け融資が18年4月以降で最大の増加となった事が伝わるとポンド買い。NY時間は米10年債利回りが低下に転じるとドル売り・円買いに。更に米7月シカゴ購買部協会景気指数が市場予想を下回った事もドル売り。
8月1日(火)東京時間は日銀が連日で指値オペを通知した事からの円売りや日経平均が300円超高まで上昇幅を拡大した事を支えに円売り。欧州時間は18時過ぎからユーロポンドでのユーロ買いポンド売りが進行。NY時間は米10年債利回りが上昇幅を拡大しドル買いが加速。
8月2日(水)東京時間は後場から日経平均が760円超安まで下落幅を拡大。13時45分からは米10年債権利回りが再び低下してドル売り・円買い。欧州時間は欧米株安を背景にリスク回避の円買い。NY時間は米7月ADP米雇用報告が+32.4万人と市場予想の+18.9万人を大幅に上回っると米10年債利回り上昇とともにドル買いが強まる。
8月3日(木)東京時間は日銀が臨時の国債買い入れオペを通知した事を受けて円売りが進行。同時に米10年債権利回り上昇からのドル買い・円売り。欧州時間は欧州株価指数が1%を超えて全面安。日米先物も下落。リスク回避の円買いが活発化。NY時間は米4-6月期単位労働コスト(速報値)や新規失業保険申請件数、そして米7月ISM非製造業景況指数が相次いて市場予想より弱い内容だった事が相場の重しとなり、更に欧州株価指数やダウ平均安からのリスク回避の円買い。24時以降、ダウ平均が持ち直すとリスク回避が後退で反発上昇。
8月4日(金)東京時間は米10年債権利回り上昇からのドル買い・円売りやゴトウ日実需(輸入)からの円売り。仲値後、実需が後退。米10年債権利回りが低下に転じると失速。欧州時間は米2年債権利回り、米10年債権利回り上昇からドル買い・円売り。NY時間はダウ平均150ドル超安まで下落に転じた事からのリスク回避や、週末を前に持ち高調整の売り。

トレンドラインは4週線き、6週線が下向き、9週線、13週線、26週線、52週線が上向き。パラボリック(183.89)はショート転換2週目です。
4週線、6週線「下向き」&「下抜け」で上昇トレンド一服です。
来週は両線を上値目処とした戻り売りの展開が想定されます。

◇2015年11月16日週高値(188.81)
◇2023年7月5日週高値(184.04)
◇6週移動平均(181.97)
◇4週移動平均線(181.53)
◇9週移動平均線(181.30)
◇8/5 6:00(180.71)
◇13週移動平均線(178.49)
◇転換線(178.35)
◇26週移動平均線(171.24)
◇基準線(170.74)
◇52週移動平均線(167.11)
◇一目均衡表雲の上限② (161.35)
◇一目均衡表雲の下限①(160.38)
◇2020年3月18日安値(124.02)
◇2016年10月7日安値(117.87)※ポンド急落に付き、各社で安値表示は多少違います
※2023.8.5_6:00現在のデータを基にしています

2023.8.4ポンド円TOKYO-Summary

米10年債権利回りが低下に転じ失速

・米10年債権利回り上昇からのドル買い・円売りやゴトウ日実需(輸入)からの円売りから、ドル円は142.88まで、ポンド円は181.74まで上昇。仲値後、実需が後退。米10年債権利回りが低下に転じると、ドル円は142.31まで、ポンド円は181.23まで失速。一方でポンドドルはユーロポンドのユーロ売りポンド買いから1.2741まで上昇となっています。

2023.8.4ポンド円LONDON-Summary

米2年債権利回り、米10年債権利回り上昇からドル買い・円売り

・米2年債権利回り、米10年債権利回り上昇からドル買い・円売りに。ドル円は142.84まで上昇。一方でポンドドルは1.2694まで下落。ポンド円は両通貨のドル買いの綱引きから181.30を挟んで揉み合いとなっています。

2023.8.4米雇用統計

米雇用統計を受けて米10年債権利回り低下

・米7月雇用統計の非農業部門雇用者数が前月比+18.7万人と事前予想の+20.0万人を下回る。
失業率は3.5%と市場予想3.6%より改善。同様に平均時給は前月比+0.4%前年比+4.4%と前月比・前年比ともに市場予想を上回る。 失業率や賃金が市場予想より改善となった事で初動はドル買いでしたが、米10年債権利回り低下した事でその後はドル売りが優勢となっています。

2023.8.4ポンド円NY-Summary

ダウ平均150ドル超安まで下落に転じた事や、週末を前に持ち高調整の売り

・米10年債権利回り低下からのドル売りで、ポンドドルは1.2792まで上昇。一方でポンド円はポンドドルの上昇に連れた事やダウ平均が290ドル超高まで上昇幅を拡大した事から181.45まで上昇。
・その後、ダウ平均150ドル超安まで下落に転じた事や、週末を前に持ち高調整の売りが入った事で、ポンドドルは1.2741まで、ポンド円は180.70まで下落
・一方でドル円は米10年債権利回り低下からドル買い・円売りが進行し141.55まで下落。一巡後は141.80を挟んで揉み合いとなっています。

[昨日 191P  8月累計 752P]
181.61(S)⇒181.50利確11P
181.35(S)⇒181.25利確10P 2023/08/04 11:46
181.38(S)⇒181.27利確11P
181.27(S)⇒181.27利確0P
181.28(S)⇒181.16利確12P
181.05(S)⇒181.16利確▲11P
181.20(S)⇒181.08利確12P
181.19(S)⇒181.08利確12P
181.30(S)⇒181.18利確12P
181.29(S)⇒181.18利確11P  2023/08/04 16:54
181.42(S)⇒181.12利確30P
181.28(S)⇒181.12利確16P 2023/08/04 21:40
181.39(S)⇒181.18利確21P
181.21(S)⇒181.03利確18P
181.08(S)⇒180.86利確22P
180.90(S)⇒180.86利確4P   2023/08/05 00:00
178.77(S)保有


[data条件等]
※このWEEK-strategyの解析はwonderfx alogorithm&quants 16.3.6版になります。
※strategyの対象時間帯は翌週の月曜日07:00~土曜日6:55となります。
※基本、対象時間を超えた場合や、ストーリが完成をした段階で、本strategyは終了とします。
※本、WEEK-straregy はアルゴリズム解析の内容をお伝えするもので、投資判断を促すものでは一切有りません。このWEEK-straregy により生じる一切の責任に関しては責任を負いません。
※この著作権は若松浩幸に帰属しますので、無断転載を禁じます。転載を希望される方はお問い合わせ下さい。
(2023.8.1規定)

[トレードスタイル]
※基本的にトレードはデイトレードとなります。チャートの早い動きの時はそれがスキャに見える事が有るかも知れませんが「デイトレード」です。スキャルピングで臨んでいる事は有りません。要は動きは遅い時は15銭取るのに2時間掛かる事も有ります。反対に動きが早い時はそれが2分と言う事も有ります。考え方は狙っているポイント値に有ります。
※トレード中「手仕舞いをして売り直しする」場合が有ります。これは自分の描いているストーリーに不安や誤っているのではないかと感じた時に「一旦手仕舞って」再度、内容を検証。そして「入り直す」。この作業をしているだけです。リスクを最小限に押さえる事を考えて敢えてポジションを整理して「公正な目」で流れを捉える為です。
※strategyは8時間単位で構成されています。これは市場が変われば流れも変わる。と言う考えからです。リスクを最小限に押さえる為に出来るだけ市場間を跨がない取引を目指しています。
※デイトレード以外にはスイングも構築する事は有ります。スイング構築に関してはその都度コメント欄に方針を掲載しています。

[リアルタイムトレード]
リアルタイムトレーはデイトレードに向いている時間帯で行います。向いているとは=時間軸で動く事が多く、更にリスクが比較的低い(方向性が出易い)時間帯で行う事です。但し、注意したいのは各時間帯には経済指標が発表される時が有ります。指標発表前にポジションを手仕舞い、若しくは調整をしてから入り直しリスクを回避します。
メイントレンドの時間帯は(夏時間の場合)
東京時間=8:30-10:30。欧州時間=15:45-18:30。NY時間=21:30-25:00です。

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