FXテクニカル分析|FXデイトレード|Week strategy(7/31-8/4)

(想定レンジ上限)183.28
(想定レンジ下限)176.97
中期トレンド(週足)=4週線、6週線の攻防からトレンドの見極め
陰線(下髭陰線 実体部:99Pips、上髭:21Pips、下髭:501Pips)です。7月24日(月)東京時間は持ち高調整の円買い。その後、ユーロポンドのユーロ売りポンド買いが進行すると反発上昇。欧州時間は英7月製造業/非製造業PMI(速報)下振れでポンド売りが加速。NY時間は 米10年債権利回上昇するとドル買い・円売り。
7月25日(火)東京時間は米10年債権利回りが低下幅を縮小しドル買い戻し。欧州時間は独7月Ifo企業景況感指が市場予想を下回るとユーロ円の円買いに連動して下落。NY時間は米2年債利回りや米10年債権利回りが持ち直しドル買い戻し。
7月26日(水)東京時間は ドルの綱引きから揉み合い。欧州時間はFOMCの発表を控えポジション調整のドル売り。NY時間は米10年債権利回りが低下幅を縮小しドル買い戻し。FOMCは市場予想通り0.25%引き上げを決定。パウエルFRB議長が会見でデータ次第で9月利上げの可能性も、利上げなしの可能性もあると発言。米金融引き締め長期化観測後退し米10年債利回り低下からドル売り・円買いが進行。
7月27日(木)
東京時間は米金利が下げ止まり、日経平均が220円超高まで上昇。リスク選考の円売りから反発上昇。欧州時間は欧州株価指数や日米株価先物が堅調に推移しリスク選好の円売り。NY時間は日経新聞が日銀は27-28日に開く金融政策決定会合で長短金利操作の修正案を議論。長期金利の操作の上限は0.5%のまま据え置くものの、市場動向に応じて0.5%を一定程度超えることも容認する案が浮上との報道を受けて円買いが加速となっています。
7月28日(金)東京時間、日銀は金融政策決定会合で、イールドカーブ・コントロールの運用を柔軟化する事を決定。 長期金利の変動幅は上下0.5%を目途とし、10年物国債を対象に実施している連続指し値オペの利回りを0.5%から1.0%に引き上げる。金融市場調節方針と整合的なイールドカーブ形成を促すため、大規模な国債買い入れを続けるとともに、各年限で機動的に買い入れ額の増額や指し値オペ、共通担保オペを実施する。報道通りにYCC上限0.5%超え容認を受けて、材料出し尽くしから初動は円売り戻しが進行。その後、本邦長期金利の上昇幅拡大から円買い戻しが進行しで上下に約4円の乱高下。欧州時間は米長期金利の低下も支えにショートカバーやユーロポンドのユーロ売りポンド買いから上昇。NY時間はダウ平均や日経先物の上昇を背景にリスク選好の円売り。
トレンドラインは4週線が下向き、6週線が下向きに変化、9週線、13週線、26週線、52週線が上向き。パラボリック(184.04)はショート転換です。
来週は4週線、6週線の攻防となります。
両線の上抜け&上向きが継続すると上昇トレンド継続。両線を下値目処とした押し目買いの展開。反対に両線に上値を押さえられると上昇トレンド一服。両線を上値目処とした戻り売りの展開が想定されます。
◇2015年11月16日週高値(188.81)
◇2023年7月5日週高値(184.04)
◇6週移動平均(182.31)
◇4週移動平均線(181.98)
◇7/29 6:00(181.42)
◇9週移動平均線(180.59)
◇転換線(178.28)
◇13週移動平均線(177.69)
◇基準線(170.38)
◇26週移動平均線(170.37)
◇52週移動平均線(166.77)
◇一目均衡表雲の上限② (161.35)
◇一目均衡表雲の下限①(160.38)
◇2020年3月18日安値(124.02)
◇2016年10月7日安値(117.87)※ポンド急落に付き、各社で安値表示は多少違います
※2023.7.29_6:00現在のデータを基にしています
2023.7.28ポンド円TOKYO-Summary
本邦長期金利の上昇幅拡大から円買いが進行
・日銀は金融政策決定会合で、イールドカーブ・コントロールの運用を柔軟化する事を決定。 長期金利の変動幅は上下0.5%を目途とし、10年物国債を対象に実施している連続指し値オペの利回りを0.5%から1.0%に引き上げる。金融市場調節方針と整合的なイールドカーブ形成を促すため、大規模な国債買い入れを続けるとともに、各年限で機動的に買い入れ額の増額や指し値オペ、共通担保オペを実施する。報道通りにYCC上限0.5%超え容認を受けて、材料出し尽くしから初動は円売り戻しが進行。ドル円は141.16までで、ポンド円は180.66まで上昇。
・本邦長期金利の上昇幅拡大から円買いが進行。ドル円は138.06まで、ポンド円は176.31まで失速。
・一方でポンドドルはユーロポンドでのユーロ買いポンド売りから1.2762まで下落。その後、ユーロポンドのユーロ売りポンド買いに転換すると1.2784まで下値を切り上げています。
2023.7.28ポンド円LONDON-Summary
米長期金利の低下も支えにショートカバーやユーロポンドのユーロ売りポンド買いから上昇
・植田日銀総裁の質疑応答で長期金利の形成を市場に委ねるかとの質問に程度の問題はあるがイエスと応えた事が伝わると円買いに。ドる円は138.88まで、ポンド円は177.65まで下落。一方でYCCの修正は政策正常化に踏み出す動きではない。短期金利引き上げにはまだ大分距離があると回答すると、一転円売り戻しに。ドル円は140.07まで、ポンド円は179.01まで上昇。・米10年債権利回り低下幅拡大からドル売り・円買いに。ドル円は138.85まで下落。21時過ぎから米10年債権利回りが上昇に転じるとドル買い・円売り戻しが入り、140.09まで反発上昇。
・一方でポンドドルは米長期金利の低下も支えにショートカバーやユーロポンドのユーロ売りポンド買いから1.2888まで上昇。ポンド円も連動し180.25まで上昇となっています。
2023.7.28ポンド円NY-Summary
リスク選好の円売り
・ダウ平均や日経先物の上昇を背景にリスク選好の円売りが進行。ドル円は140.70まで、ポンド円は180.97まで上昇。・一方でポンドドルは米6月PCIコアデフレーターが前年比4.1%上昇と予市場想の4.2%を下回った事や米7月ミシガン大学消費者態度指数確報値が71.6と市場予想の72.6を下回ったこ事でポンド買い・ドル売りを促し1.2888まで上昇。
・ダウ平均や日経先物の上昇を背景にリスク選好の円売りが継続。ドル円は141.15まで、ポンド円は184.46まで上値を伸しています。
[昨日 663P 7月累計 3383P]
178.11(S)⇒177.81利確30P
178.07(S)⇒177.94利確13P
177.86(S)⇒177.94利確▲8P
178.03(S)⇒177.87利確16P
178.07(S)⇒179.80利確173P
178.67(L)⇒179.60利確93P
180.50(S)⇒179.73利確77P
179.04(S)⇒178.55利確49P 2023/07/28 12:45
178.73(S)⇒178.46利確27P
178.90(S)⇒178.59利確31P
178.86(S)⇒178.17利確69P
178.47(S)⇒178.01利確46P
178.21(S)⇒177.73利確48P
178.34(S)⇒178.17利確17P
177.99(S)⇒178.17利確▲18P 2023/07/28 16:30
178.77(S)保有
[data条件等]
※このWEEK-strategyの解析はwonderfx alogorithm&quants 16.3.2版になります。
※strategyの対象時間帯は翌週の月曜日07:00~土曜日6:55となります。
※基本、対象時間を超えた場合や、ストーリが完成をした段階で、本strategyは終了とします。
※本、WEEK-straregy はアルゴリズム解析の内容をお伝えするもので、投資判断を促すものでは一切有りません。このWEEK-straregy により生じる一切の責任に関しては責任を負いません。
※この著作権は若松浩幸に帰属しますので、無断転載を禁じます。転載を希望される方はお問い合わせ下さい。
(2023.7.1規定)
[トレードスタイル]
※基本的にトレードはデイトレードとなります。チャートの早い動きの時はそれがスキャに見える事が有るかも知れませんが「デイトレード」です。スキャルピングで臨んでいる事は有りません。要は動きは遅い時は15銭取るのに2時間掛かる事も有ります。反対に動きが早い時はそれが2分と言う事も有ります。考え方は狙っているポイント値に有ります。
※トレード中「手仕舞いをして売り直しする」場合が有ります。これは自分の描いているストーリーに不安や誤っているのではないかと感じた時に「一旦手仕舞って」再度、内容を検証。そして「入り直す」。この作業をしているだけです。リスクを最小限に押さえる事を考えて敢えてポジションを整理して「公正な目」で流れを捉える為です。
※strategyは8時間単位で構成されています。これは市場が変われば流れも変わる。と言う考えからです。リスクを最小限に押さえる為に出来るだけ市場間を跨がない取引を目指しています。
※デイトレード以外にはスイングも構築する事は有ります。スイング構築に関してはその都度コメント欄に方針を掲載しています。
[リアルタイムトレード]
リアルタイムトレーはデイトレードに向いている時間帯で行います。向いているとは=時間軸で動く事が多く、更にリスクが比較的低い(方向性が出易い)時間帯で行う事です。但し、注意したいのは各時間帯には経済指標が発表される時が有ります。指標発表前にポジションを手仕舞い、若しくは調整をしてから入り直しリスクを回避します。
メイントレンドの時間帯は(夏時間の場合)
東京時間=8:30-10:30。欧州時間=15:45-18:30。NY時間=21:30-25:00です。
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