FXテクニカル分析|FXデイトレード|Week strategy(6/19-6/23)

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アルゴリズム解析でポンド円、翌週6/19-6/23の方向性、そして過去24時間のSummary(TOKYO-summary、LONDON-Summary 、NY-Summary)と中期トレンド(週足)の解説をご案内しています。
(想定レンジ上限)183.27
(想定レンジ下限)175.57

中期トレンド(週足)=4週線「上向き」&「上抜け」で上昇トレンド

五週連続の陽線(陽線 実体部:659Pips、上髭:19Pips、下髭:91Pips)です。

6月12日(月)東京時間は米・中期金利の高止まりを眺めドル買い・円売りに。更に日本株高を好感した円売り。後場から日経平均が上昇幅縮小。また、上海総合指数や香港ハンセン指数が軟調地合で円買い戻し。欧州時間はダウ先物等が底堅く推移しリスク選好のドル買い・円売りが進行。その後、ダウ先物が下落に転じるとリスク回避に傾く。NY時間は 米10年債権利回り上昇を背景にドル買い・円売り。
6月13日(火)東京時間は日経平均500円超高や仲値に掛けての実需(輸入)の円売り。仲値後、米2・10年債利回りが低下からドル売り・円買いや中国人民銀行による7日物リバースレポ金利引き下げを受けてオフショア人民元円が円買いに振れた事が影響。その後、金利の低下が一服する反発。欧州時間は英4月ILO失業率の2-4月英失業率が3.8%と市場予想の4.0%より強かった事や週平均賃金も予想を大幅に上回る結果だった事でポンド買いが加速。NY時間は米10年債権利回りが大きく上昇に転じるとドル買いに転換。年初来高値更新。
6月14日(水)東京時間は米2年債権利回り低下からドル売り・円買いに。その後、米2年債権利回りが低下幅を縮小すると反発上昇。欧州時間は英4月GDPが前月比+0.2%と前月の-0.3%から持ち直した事で景気減速への過度な懸念が後退。17時過ぎからユーロポンドのユーロ売りポンド買いが進むと反発上昇。NY時間はFRBがFOMCで利上げを見送りを全会一致で決定。同時に公表した経済見通しでは、23年内のあと2回分の利上げを示唆した。これを受けて米10年債権利回り上昇と共にドル買いで反応。その後、金利が上昇幅縮小した事や材料の出尽くからドル売り戻し。
6月15日(木)東京時間はFOMC金融政策会合受けて米10年債権利回り上昇からドル買い基調が強まり、ドル買い・円売りが加速。欧州時間は東京時間からの円売りが継続し年初来高値更新。その後、ドル円が米10年債利回りが上昇幅を縮小した事や大幅上昇の反動での利益確定の円買いに連れて上値を切り下げる。NY時間は米10年債権利回り低下からドル売りとなっています。日銀金融政策決定会合を控えてドル円が下げ渋った事で、ポンドドルのドル売りに連動。
6月16日(金)東京時間は日銀の超緩和政策の継続を受けて円売りが進行。欧州時間は15時以降も日銀金融政策会合を受けての円売りが継続。その後、植田日銀総裁の会見内容ではサプライズはなく、会見が終了すると利益確定の円買いに押される。NY時間は日銀の大規模な金融緩和策維持を背景に円売り継続。

トレンドラインは4週線、6週線、9週線が上向き、13週線、26週線、52週線が上向き。パラボリック(168.78)はロング転換16週目です。
4週線「上向き」&「上抜け」で上昇トレンドです。
来週も同線を下値目処とした押し目買いの展開が想定されます。

◇2015年11月16日週高値(188.81)
◇6/17 6:00(181.85)
◇4週移動平均線(176.28)
◇6週移動平均(174.29)
◇転換線(173.73)
◇9週移動平均線(172.68)
◇13週移動平均線(169.84)
◇基準線(168.70)
◇26週移動平均線(165.08)
◇52週移動平均線(164.65)
◇一目均衡表雲の上限② (163.98)
◇一目均衡表雲の下限①(160.38)
◇2020年3月18日安値(124.02)
◇2016年10月7日安値(117.87)※ポンド急落に付き、各社で安値表示は多少違います
※2023.6.17_6:00現在のデータを基にしています

2023.6.16ポンド円TOKYO-Summary

日銀の超緩和政策の継続を受けて円売り

・日銀金融政策会合の結果発表を控えた持ち高調整の円買いから、ドル円は139.85まで、ポンド円は178.83まで下落。
・日銀が大規模な金融緩和の維持を決定した事が伝わると円売りで反応し、ドル円は140.79まで、ポンド円は179.77まで上昇。その後、利益確定の円買いから、ドル円は140.22まで、ポンド円は179.20まで押されるも、一巡すると円売りが再開し、ドル円は140.74まで、ポンド円は179.84まで再上昇。一方でポンドドルはドル円のドル買い推移を受けて1.2767まで下落となっています。

2023.6.16ポンド円LONDON-Summary

植田日銀総裁の会見内容ではサプライズはなく、会見が終了後、利益確定に押され

・日銀金融政策会合を受けての円売りが継続。ドル円は141.40まで、ポンド円は180.86まで上昇。一方でポンドドルはユーロポンドのユーロ売りポンド買いから1.2818まで上昇。
・植田日銀総裁の会見内容ではサプライズはなく、会見が終了すると利益確定の円買いに押され、ドル円は140.79まで、ポンド円は180.10まで上値を切り下げる。一方でポンドドルはユーロポンドでのユーロ買いポンド売りから1.2782まで下落となっています。

2023.6.16ポンド円NY-Summary

日銀の大規模な金融緩和策維持を背景に円売り継続

・米6月ミシガン大学消費者態度指数(速報値)は63.9と市場予想の60.0を上回った。一方、消費者の期待インフレ率は1年先が3.3%と前月の4.2%から大幅に低下し、市場予想の4.1%を下回った。インフレ期待の下振れを受けてドル売りに。ドル円は140.90まで、ポンド円は180.84まで下落。一方でポンドドルは1.2847まで上昇。
・その後、米長期金利上昇に伴うドル買い・円売りが優勢になると、ドル円は141.89までまで上昇。一方でポンドドルは米長期金利上昇に伴うポンド売り・ドル買いが出で1.2812まで上値を切り下げるも、その後、ユーロポンドのユーロ売りポンド買いから1.2835まで反発。ポンド円は両通貨の上昇に連れて182.04まで上昇となっています。

[昨日 227P  6月累計 942P]
179.30(S)⇒179.08利確22P
179.09(L)⇒179.59利確50P
179.70(S)⇒179.43利確27P    2023/06/16 12:03
180.60(S)⇒180.44利確16P
180.44(S)⇒180.44利確0P
180.84(S)⇒180.68利確16P
180.64(S)⇒180.68利確▲4P
180.72(S)⇒180.60利確12P
180.60(S)⇒180.24利確36P  2023/06/16 16:43
181.06(L)⇒181.27利確21P
181.25(S)⇒181.15利確10P
181.34(S)⇒181.41利確▲7P
181.20(S)⇒181.41利確▲21P
181.47(S)⇒181.37利確10P
181.40(S)⇒181.30利確10P
181.32(S)⇒181.01利確31P  2023/06/16 23:47
172.92(S)保有
173.10(S)保有
173.04(S)保有
173.04(S)保有


[data条件等]
※このWEEK-strategyの解析はwonderfx alogorithm&quants 16.2.8版になります。
※strategyの対象時間帯は翌週の月曜日07:00~土曜日6:55となります。
※基本、対象時間を超えた場合や、ストーリが完成をした段階で、本strategyは終了とします。
※本、WEEK-straregy はアルゴリズム解析の内容をお伝えするもので、投資判断を促すものでは一切有りません。このWEEK-straregy により生じる一切の責任に関しては責任を負いません。
※この著作権は若松浩幸に帰属しますので、無断転載を禁じます。転載を希望される方はお問い合わせ下さい。
(2023.6.1規定)

[トレードスタイル]
※基本的にトレードはデイトレードとなります。チャートの早い動きの時はそれがスキャに見える事が有るかも知れませんが「デイトレード」です。スキャルピングで臨んでいる事は有りません。要は動きは遅い時は15銭取るのに2時間掛かる事も有ります。反対に動きが早い時はそれが2分と言う事も有ります。考え方は狙っているポイント値に有ります。
※トレード中「手仕舞いをして売り直しする」場合が有ります。これは自分の描いているストーリーに不安や誤っているのではないかと感じた時に「一旦手仕舞って」再度、内容を検証。そして「入り直す」。この作業をしているだけです。リスクを最小限に押さえる事を考えて敢えてポジションを整理して「公正な目」で流れを捉える為です。
※strategyは8時間単位で構成されています。これは市場が変われば流れも変わる。と言う考えからです。リスクを最小限に押さえる為に出来るだけ市場間を跨がない取引を目指しています。
※デイトレード以外にはスイングも構築する事は有ります。スイング構築に関してはその都度コメント欄に方針を掲載しています。

[リアルタイムトレード]
リアルタイムトレーはデイトレードに向いている時間帯で行います。向いているとは=時間軸で動く事が多く、更にリスクが比較的低い(方向性が出易い)時間帯で行う事です。但し、注意したいのは各時間帯には経済指標が発表される時が有ります。指標発表前にポジションを手仕舞い、若しくは調整をしてから入り直しリスクを回避します。
メイントレンドの時間帯は(冬時間の場合)
東京時間=8:30-10:30。欧州時間=15:45-18:30。NY時間=21:30-25:00です。
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