FXテクニカル分析|FXデイトレード|Week strategy(5/29-6/2)

(想定レンジ上限)174.72
(想定レンジ下限)168.79
中期トレンド(週足)=4週線「上向き」&「上抜け」で上昇トレンド
※二週連続の陽線(陽線 実体部:205Pips、上髭:11Pips、下髭:43Pips)です。5月22日(月)東京時間は日経平均堅調も米債務上限問題の警戒感からドル売りが優勢に。更に米・中長期債利回りの低下からドル売り・円買いが進行。後場から日経平均が31000円台に乗せるとリスク選好の円売りが優勢に。更に米・中長期債利回りも下げ渋りから小反発した事でドル買い戻し入る。欧州時間は低下して始まった英10年債利回りが低下幅を縮小しポンド買い戻し。NY時間はブラード米セントルイス連銀総裁の発言(今年あと2回の利上げを予想)や米10年債利回りが上昇からドル買い・円売りが進行。
5月23日(火)東京時間は米10年債権利回りの高止まりや日経平均400円超高を背景にリスク選好の円売り。一巡後、利益確定の円買いや日経平均が後場から120円超安まで急落した事でリスク選好が後退しての円買い急落。欧州時間は香港ハンセン指数や上海総合指数が1%超える下落幅を拡大。更に日米株価先物が軟調に推移した事が重り、リスク回避のドル円での円買い、ポンドドルでのドル買い進行。NY時間は米10年債権利回りが再び低下しドル売り・円買い。
5月24日(水)東京時間はZ準備銀行は追加利上げを決めるも、引き締め休止の思惑で発表後にポンド買い・NZドル売りの動きが強まった事に連れて上昇。欧州時間は英4月CPIが市場予想を上回りポンド買い。その後、急上昇した英10年債権利回りが低下に転じた事や欧州株価指数全面安からポンド売り戻しが入りる。NY時間は米10年債利回りが上昇に転じた事からのドル買い・円売り。更に欧米株価指数が軟調に推移した事もリスク回避のドル買いを誘そった。その後もウォラーFRB理事は今後の金融政策はデータ次第と強調しながらも、今後のデータは6月会合での利上げを裏付ける可能性があるとの見解を示した事を受けて米10年債利回りが上昇幅を拡大しドル買いが加速。
5月25日(木)東京時間は日経平均100円超高からリスク選考の円売りが持ち込まれた事や米・中長期金利を高止まりを受けてドル買い・円売りが進行。欧州時間は欧州株安からポンド売り先行。その後、株価が下落幅を縮小し、ユーロポンドのユーロ売りポンド買いが進行すると反発上昇。NY時間は良好な米経済指標(米1-3月期GDPとコアPCEの改定値が上方修正され、米新規失業保険申請件数も堅調さを示唆)が相次いだことで米10年債権利回り上昇と共にドル買い。
5月26日(金)東京時間は米10年債権利回り上昇一服から下落に転じるとドル売り・円買いが進行。同時にNY市場の3連休を前に持ち高調整のドル売り。欧州時間は英4月小売売上高と同(除自動車燃料)が共に市場予想を上回りポンド買い。NY時間は市場予想を上回る米経済指標の発表が続いた事でドル買い。
トレンドラインは4週線、6週線、9週線が上向き、13週線、26週線、52週線が上向き。パラボリック(163.83)はロング転換13週目です。
4週線「上向き」&「上抜け」で上昇トレンドです。
来週は同線を下値目処とした押し目買いの展開が想定されます。
◇2016年2月1日高値(174.97)
◇5/27 6:00(173.65)
◇4週移動平均線(171.15)
◇6週移動平均(170.44)
◇9週移動平均線(168.50)
◇転換線(166.61)
◇13週移動平均線(166.39)
◇基準線(164.56)
◇52週移動平均線(163.93)
◇26週移動平均線(163.82)
◇一目均衡表雲の上限② (160.38)
◇一目均衡表雲の下限①(160.38)
◇2020年3月18日安値(124.02)
◇2016年10月7日安値(117.87)※ポンド急落に付き、各社で安値表示は多少違います
※2023.5.27_6:00現在のデータを基にしています
2023.5.26ポンド円TOKYO-Summary
持ち高調整のドル売り
・米10年債権利回り上昇一服から下落に転じるとドル売り・円買いが進行。同時にNY市場の3連休を前に持ち高調整のドル売りも観測され、ドル円は139.67まで下落。一方でポンドドルは1.2343まで上昇。ポンド円はドル円の下落に連れて172.147まで下落するも、ポンドドルの上昇に連れた買いも入り、その後は172.40を挟んで揉み合いとなっています。2023.5.26ポンド円LONDON-Summary
ユーロポンドのユーロ売りポンド買い
・英4月小売売上高は前月比+0.5%、前年比-3.0%と市場予想は前月比+0.3%、前年比-2.8%を上回る。英4月小売売上高(除自動車燃料)は前月比+0.8%、前年比-2.6%ち市場予想は前月比+0.4%、前年比-2.8%。を上回りポンド買いに。更にユーロポンドのユーロ売りポンド買いから、ポンドドルは1.2381まで、ポンド円は173.01まで上昇。一方でドル円は米10年債権利回り低下からのドル売り・円買いで139.49まで下落。その後、金利の低下が一服すると1369.70を挟んで揉み合いとなっています。2023.5.26ポンド円NY-Summary
市場予想を上回る米経済指標の発表が続いた事でドル買い
・米4月PCEコアデフレーターや米4月耐久財受注額、米5月ミシガン大学消費者信頼感指数[確報]と米経済指標が軒並み市場予想より強い内容だった事が分かると、米金融引き締め長期化観測が高まりドル買いが進行。ドル円は140.72まで、ポンド円は173.41まで上昇。一方でポンドドルは市場予想を上回る米経済指標の発表が続いた事でドル買いが優勢になり1.2121まで下落。・米10年債権利回りが低下に転じるとドル売り・円買いも、ダウ平均上昇からのリスク選好の円売から146.60を挟んで膠着。一方でポンドドルは米10年債権利回り低下からのドル売りとリスク選好のドル売りから1.2357まで上昇。ポンド円はドル円が膠着状態となった事で、ポンドドルに連動し173.75まで上昇幅を拡大しています。
[昨日 ▲106P 5月累計 1725P]
172.42(S)⇒172.30利確12P
172.37(S)⇒172.21利確16P 2023/05/26 09:55
172.46(S)⇒172.33利確13P
172.62(S)⇒172.52利確10P
172.48(S)⇒172.54利確▲4P
172.54(S)⇒172.32利確22P 2023/05/26 16:40
171.84(S)⇒173.59利確▲175P 2023/05/27 04:55
168.91(S)保有
164.70(S)保有
161.53(S)保有
[data条件等]
※このWEEK-strategyの解析はwonderfx alogorithm&quants 16.2.5版になります。
※strategyの対象時間帯は翌週の月曜日07:00~土曜日6:55となります。
※基本、対象時間を超えた場合や、ストーリが完成をした段階で、本strategyは終了とします。
※本、WEEK-straregy はアルゴリズム解析の内容をお伝えするもので、投資判断を促すものでは一切有りません。このWEEK-straregy により生じる一切の責任に関しては責任を負いません。
※この著作権は若松浩幸に帰属しますので、無断転載を禁じます。転載を希望される方はお問い合わせ下さい。
(2023.5.1規定)
[トレードスタイル]
※基本的にトレードはデイトレードとなります。チャートの早い動きの時はそれがスキャに見える事が有るかも知れませんが「デイトレード」です。スキャルピングで臨んでいる事は有りません。要は動きは遅い時は15銭取るのに2時間掛かる事も有ります。反対に動きが早い時はそれが2分と言う事も有ります。考え方は狙っているポイント値に有ります。
※トレード中「手仕舞いをして売り直しする」場合が有ります。これは自分の描いているストーリーに不安や誤っているのではないかと感じた時に「一旦手仕舞って」再度、内容を検証。そして「入り直す」。この作業をしているだけです。リスクを最小限に押さえる事を考えて敢えてポジションを整理して「公正な目」で流れを捉える為です。
※strategyは8時間単位で構成されています。これは市場が変われば流れも変わる。と言う考えからです。リスクを最小限に押さえる為に出来るだけ市場間を跨がない取引を目指しています。
※デイトレード以外にはスイングも構築する事は有ります。スイング構築に関してはその都度コメント欄に方針を掲載しています。
[リアルタイムトレード]
リアルタイムトレーはデイトレードに向いている時間帯で行います。向いているとは=時間軸で動く事が多く、更にリスクが比較的低い(方向性が出易い)時間帯で行う事です。但し、注意したいのは各時間帯には経済指標が発表される時が有ります。指標発表前にポジションを手仕舞い、若しくは調整をしてから入り直しリスクを回避します。
メイントレンドの時間帯は(冬時間の場合)
東京時間=8:30-10:30。欧州時間=15:45-18:30。NY時間=21:30-25:00です。