FXテクニカル分析|FXデイトレード|Week strategy(5/22-5/26)

(想定レンジ上限)173.50
(想定レンジ下限)168.52
中期トレンド(週足)=4週線の攻防からトレンドの見極め
※三週振りの陽線(陽線 実体部:266Pips、上髭:84Pips、下髭:23Pips)です。5月15日(月)東京時間は仲値に掛けてゴトウ日実需(輸入)からの円売り。仲値経過後は実需が後退し。11時過ぎから米10年債利回り、米2年債利回りは前週末から高水準を維持している事で、前週末の米ミシガン大学が発表した5月消費者態度指数(速報値)で消費者の期待インフレ率を受けたドル買いが再開。欧州時間は米2年債権利回り上昇幅縮小からのドル売り・円買いや利益確定売りにも押される。17時を過ぎると米2年債権利回りが上昇に転換。欧米株価指数が底堅く推移している事でリスク選好のリスク選好のドル売り/円売りから大きく反発。NY時間は米5月ニューヨーク連銀製造業景気指数が-31.8と市場予想の-2.5を大きく下回った事で、米10年債権利回り低下からドル売り・円買いが進行。その後、米10年債権利回りが持ち直すとドル買い・円売りに転換。
5月16日(火)東京時間11時、中国4月小売売上高は+18.4%と前月+10.6%を大きく加速するも市場予想の+21.9%を下回る。同様に鉱工業生産も+5.16%と前月+3.9%を上回るも市場予想+10.9%を下回った事で欧州通貨売り・ドル買いが進行。一巡後、小反発も15時の英雇用統計を警戒し重たい動きから上値を切り下げる。欧州時間は英4月英雇用の失業率が市場予想より悪い結果となり、週平均賃金もさえない結果となった事でポンド売りが進行。16時を過ぎるとユーロポンドのユーロ売りポンド買いが進行し約1円の大幅反発。NY時間は米4月小売売上高が前月比+0.4%と市場予想の+0.8%を下回るも、3月分が-1.0%から-0.7%へ上方修正され事で米10年債権利回り上昇とともにドル買い・円売りが進行。更に米4月鉱工業生産や米5月NAHB住宅市場指数が市場予想を上回った事でドル買いが活発化。
5月17日(水)東京時間は日経平均250円超高を背景にリスク選好の円売りが進行。欧州時間はドルの綱引きで上下に振れる。NY時間は 債務上限交渉において、バイデン大統領やマッカーシー下院議長が債務不履行を回避していく姿勢を示したため、米10年債権利回り上昇からドル買い・円売りが進行。
5月18日(木)東京時間は米債権に連動し上下に振れる。欧州時間は欧州株価指数全面高や日米先物高からリスク選好の円売りが進行。米2年債権利回り、10年債権利回り上昇もドル買いを支援。NY時間は米5月フィラデルフィア連銀製造業景気指数や米新規失業保険申請件数などが市場予想より強い結果を受けて米10年債権利回りは上昇幅を拡大しドル買いが進行。更ガン米ダラス連銀総裁が現在のデータは、利上げ停止を正当化しないと発言した事もドル買いを促。
5月19日(金)東京時間はコアCPIが日銀の4月展望レポートの見通し(前年比)+1.8%を大幅に上回る+3.4%。更にコアコアも伸び率で強い結果だった事を受けて、本邦10年債利回りが0.40%台まで上昇しドル売り・円買いが進行。欧州時間は英10年債権利回りが大幅に上昇すると英米金利差縮小を意識したポンド買い・ドル売りが進行。NY時間は英10年債権利回り上昇からポンド買いが先行。24時を過ぎると米債務上限をめぐる協議について米共和党の交渉担当者が突然退席し、交渉が行き詰まっているとの報道が伝わると、ダウ平均失速とともにリスク回避のドル売り・円買いが優勢に。イエレン米財務長官が銀行幹部らにさらに合併が必要な可能性を警告と発言したことをきかっけに米金融システム不安が再燃。他、パウエルFRB議長から政策金利をそれほど引き上げる必要がないかもしれないとの発言が伝わると米10年債権利回り急低下からドル売りが加速。
トレンドラインは4週線、6週線、9週線が上向き、13週線、26週線、52週線が上向き。パラボリック(162.42)はロング転換12週目です。
来週は4週線の攻防となります。
同線の上抜け&上向きが継続すると上昇トレンド継続。同線を下値目処とした押し目買いの展開。反対に同線に上値を押さえられると上昇トレンド一服。同線を上値目処とした戻り売りの展開が想定されます。
◇2016年2月1日高値(174.97)
◇2023年5月2日高値(172.33)
◇5/20 6:00(171.66)
◇4週移動平均線(170.52)
◇6週移動平均(169.17)
◇9週移動平均線(166.97)
◇13週移動平均線(165.57)
◇転換線(165.38)
◇基準線(163.93)
◇52週移動平均線(163.68)
◇26週移動平均線(163.61)
◇一目均衡表雲の上限② (160.38)
◇一目均衡表雲の下限①(160.38)
◇2020年3月18日安値(124.02)
◇2016年10月7日安値(117.87)※ポンド急落に付き、各社で安値表示は多少違います
※2023.5.20_6:00現在のデータを基にしています
2023.5.19ポンド円TOKYO-Summary
本邦10年債利回りが0.40%台まで上昇しドル売り・円買いが進行
・コアCPIが日銀の4月展望レポートの見通し(前年比)+1.8%を大幅に上回る+3.4%。更にコアコアも伸び率で強い結果だった事を受けて、本邦10年債利回りが0.40%台まで上昇しドル売り・円買いが進行。ドル円は138.27まで、ポンド円は171.64まで下落。その後、本邦10年債利回りが0.39%付近へ失速し、ドル売り・買いの動きは一服。ドル円は138.59まで、ポンド円は171.86まで下値を切り上げる。一方でポンドドルはユーロポンドでのユーロ買いポンド売りから1.2392まで下落。・米2年債利回り、米10年債利回りが底堅く日経平均が強含んんだ事でドル円は下げ渋り。一方でポンドドルはユーロポンドのユーロ売りポンド買いに転換し、再びユーロポンドでのユーロ買いポンド売りに転換すると1.2394まで下落。ポンド円も連動し171.57まで下落となっています。
2023.5.19ポンド円LONDON-Summary
英米金利差縮小を意識したポンド買い・ドル売りが進行
・英10年債権利回り低下からのポンド売りで、ポンドドルは1.2397まで、ポンド円は171.24まで下落。17時過ぎから英10年債権利回りが大幅に上昇すると英米金利差縮小を意識したポンド買い・ドル売りが進行し、ポンドドルは1.2439まで、ポンド円は171.99まで反発上昇。・一方でドル円は米10年債権利回り低下からのドル売り・円買いで137.96まで下落。19時過ぎから米10年債権利回りが上昇に転じるとドル買い戻しが入り、138.35まで上昇との更新を完了しています。
2023.5.19ポンド円NY-Summary
米金融システム不安が再燃
・米10年債権利回り上昇を背景にドル買い・円売りが強まり、ドル円は138.67まで、ポンド円は172.51まで上昇。一方でポンドドルは英10年債権利回りの上昇が継続してポンド買いで1.2468まで上昇。・英10年債権利回りが上昇幅を縮小するとポンド売り戻しが入り、ポンドドルは1.2421まで、ポンド円は172.08まで下落。
・米債務上限をめぐる協議について米共和党の交渉担当者が突然退席し、交渉が行き詰まっているとの報道が伝わると、ダウ平均失速とともにリスク回避のドル売り・円買いが優勢に。イエレン米財務長官が銀行幹部らにさらに合併が必要な可能性を警告と発言したことをきかっけに米金融システム不安が再燃。他、パウエルFRB議長から政策金利をそれほど引き上げる必要がないかもしれないとの発言が伝わると米10年債権利回り急低下からドル売りが加速。ドル円は137.42まで、ポンド円は171.34まで急落。一方でポンドドルは1.2484まで急騰。
・25時以降、米10年債権利回りが低下幅を縮小するとドル買い戻しが入り、ドル円は138.12まで、ポンド円は17179まで下値を切り上げる。一方でポンドドルは1.2435まで上値を切り下げています。
[昨日 105P 5月累計 1286P]
172.10(S)⇒171.90利確20P
171.80(S)⇒171.90利確▲10P(保有)
171.90(S)⇒171.79利確11P
171.79(S)⇒171.64利確15P 2023/05/19 09:19
171.60(S)⇒171.42利確18P
171.57(S)⇒171.45利確12P
171.44(S)⇒171.25利確19P 2023/05/19 16:41
172.49(S)⇒172.38利確11P
172.33(S)⇒172.38利確▲5P
172.16(S)⇒172.38利確▲22P
172.50(S)⇒172.37利確13P
172.49(S)⇒172.39利確10P
172.32(S)⇒172.39利確▲7P
172.28(S)⇒172.39利確▲11P
172.40(S)⇒172.30利確10P
172.37(S)⇒172.26利確11P
172.28(S)⇒172.18利確10P 2023/05/19 23:16
168.91(S)保有
164.70(S)保有
161.53(S)保有
[data条件等]
※このWEEK-strategyの解析はwonderfx alogorithm&quants 16.2.5版になります。
※strategyの対象時間帯は翌週の月曜日07:00~土曜日6:55となります。
※基本、対象時間を超えた場合や、ストーリが完成をした段階で、本strategyは終了とします。
※本、WEEK-straregy はアルゴリズム解析の内容をお伝えするもので、投資判断を促すものでは一切有りません。このWEEK-straregy により生じる一切の責任に関しては責任を負いません。
※この著作権は若松浩幸に帰属しますので、無断転載を禁じます。転載を希望される方はお問い合わせ下さい。
(2023.5.1規定)
[トレードスタイル]
※基本的にトレードはデイトレードとなります。チャートの早い動きの時はそれがスキャに見える事が有るかも知れませんが「デイトレード」です。スキャルピングで臨んでいる事は有りません。要は動きは遅い時は15銭取るのに2時間掛かる事も有ります。反対に動きが早い時はそれが2分と言う事も有ります。考え方は狙っているポイント値に有ります。
※トレード中「手仕舞いをして売り直しする」場合が有ります。これは自分の描いているストーリーに不安や誤っているのではないかと感じた時に「一旦手仕舞って」再度、内容を検証。そして「入り直す」。この作業をしているだけです。リスクを最小限に押さえる事を考えて敢えてポジションを整理して「公正な目」で流れを捉える為です。
※strategyは8時間単位で構成されています。これは市場が変われば流れも変わる。と言う考えからです。リスクを最小限に押さえる為に出来るだけ市場間を跨がない取引を目指しています。
※デイトレード以外にはスイングも構築する事は有ります。スイング構築に関してはその都度コメント欄に方針を掲載しています。
[リアルタイムトレード]
リアルタイムトレーはデイトレードに向いている時間帯で行います。向いているとは=時間軸で動く事が多く、更にリスクが比較的低い(方向性が出易い)時間帯で行う事です。但し、注意したいのは各時間帯には経済指標が発表される時が有ります。指標発表前にポジションを手仕舞い、若しくは調整をしてから入り直しリスクを回避します。
メイントレンドの時間帯は(冬時間の場合)
東京時間=8:30-10:30。欧州時間=15:45-18:30。NY時間=21:30-25:00です。