FXテクニカル分析|FXデイトレード|Week strategy(5/8-5/12)

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アルゴリズム解析でポンド円、翌週5/8-5/12の方向性、そして過去24時間のSummary(TOKYO-summary、LONDON-Summary 、NY-Summary)と中期トレンド(週足)の解説をご案内しています。
(想定レンジ上限)172.87
(想定レンジ下限)167.59

中期トレンド(週足)=4週線、6週線「上向き」&「上抜け」で上昇トレンド

※六週振りの陰線(陰線上下に髭 実体部:66Pips、上髭:136Pips、下髭:291Pips)です。 

5月1日(月)東京時間は日経平均高を背景としたリスク選好のドル買いや日銀金融政策での緩和継続を受けや円売りに基調が継続。欧州時間は欧州市場休場の中、米地銀ファースト・リパブリック・バンクが経営破綻を受けての金融不安再燃や前週末急上昇からの利益確定の売りが優勢。NY時間は米4月ISM製造業景気指数が47.1と予想の46.7を上回った事で米10年債権利回り上昇と伴ににドル買いが進行。
5月2日(火)東京時間はRBAの市場予想を覆し政策金利の引き上げを決定した事を受け豪ドル買い・円売りが強含む。欧州時間は英10年債権利回りが上昇幅を縮小するとポンド売り戻し。NY時間は米3月JOLT求人件数は959万件ど市場予想973.6万人を大きく下回った事や米3月製造業新規受注が市場予想より弱い内容からドル売り加速。
5月3日(水)
東京時間は米金融不安再燃で、アジア株全面安からリスク回避のリスク回避の円買いが進行。更に米ホワイトハウスからFRBの利上げが銀行業界に悪影響を与えていると利上げ牽制発言が伝わると、FOMCの結果公表を控えて持ち高調整のドル売りが進行。欧州時間は米国の金融システム不安が再燃し、FOMCへの警戒感からドル売り・円買いが進行。NY時間は米国の金融システム不安が再燃しFOMCへの警戒感から米10年債権利回りが低下しドル売り。FOMCでは市場予想通り0.25%の利上げを決定。声明で追加利上げ示唆の文言が削除される。パウエルFRB議長の会見で利上げ停止時期に関して「近づいている感触」などの発言から米10年債権利回りが急低下しドル売り・円買いとなっています。
5月4日(木)東京時間はFOMCを経て米金利先安観が強まり一方、欧州金利に対しては先高観が燻った事でポンド買いが優勢。欧州時間は米1-3月期単位労働コスト(速報値)が市場予想を上回りドル買い。NY時間は米地銀の経営状態を懸念からダウ平均が480ドル超下落からリスク回避の円買い。更に米10年債利回り低下からのドル売り・円買い。その後、ダウ平均が280ドル超安まで下落幅を縮小するとリスク回避が後退。米10年債権利回りも低下幅を縮小するとドル買い・円売りとなり持ち直す。
5月5日(金)東京時間は 全般ドル売りに傾く。欧州時間は欧州株式高を背景としたリスク選好の円売りで底堅く推移。NY時間はダウ平均540ドル超高を背景にリスク選好のドル売りが進行。更に英国の3連休前にポンド買いのフローも入る。

トレンドラインは4週線、6週線、9週線、13週線が上向き、26週線が上向きに変化、52週線が上向き。パラボリック(159.53)はロング転換10週目です。
4週線、6週線「上向き」&「上抜け」で上昇トレンドです。
来週も両線を下値目処とした押し目買いの展開が想定されます。

◇2016年2月1日高値(174.97)
◇2022年10月31日高値(172.13)
◇2022年10月28日高値(171.37)
◇5/6 6:00(170.30)
◇4週移動平均線(168.60)
◇6週移動平均(167.04)
◇転換線(165.29)
◇9週移動平均線(165.03)
◇13週移動平均線(163.98)
◇基準線(163.85)
◇26週移動平均線(163.25)
◇52週移動平均線(163.25)
◇一目均衡表雲の上限② (160.38)
◇一目均衡表雲の下限①(160.38)
◇2020年3月18日安値(124.02)
◇2016年10月7日安値(117.87)※ポンド急落に付き、各社で安値表示は多少違います
※2023.5.6_6:00現在のデータを基にしています

2023.5.5ポンド円TOKYO-Summary

全般ドル売りに傾く

・全般ドル売りに傾く中ポンドドルは1.2614まで上値を伸ばす。一方でドル円は133.88まで下落。ポンド円はポンドドルの上昇に連れて169.04まで上昇するも、ドル円の下落に連れた売りも入り、その後は168.70まで下落となっています。

2023.5.5ポンド円LONDON-Summary

株高を背景に底堅く推移

・欧州株式高を背景としたリスク選好の円売りからドル円は134.34まで上昇。一方でポンドドルは米10年債権利回り情緒うからのドル買いで1.2595まで下落。ポンド円はポンド円はの下落に連れて168.81まで下落するも、ドル円の上昇に連れた買いも入り、その後は169.36まで持ち直しています。

2023.5.5ポンド円NY-Summary

英国の3連休前にポンド買いのフロー

・米4月雇用統計では非農業部門雇用者数、失業率、平均時給が軒並み市場予想より強い結果となるとり、米10年債権利回り上昇と伴にドル買いが進行。ドル円は135.12まで、ポンド円は169.79まで上昇。一方でポンドドルは1.2558まで下落。
・ダウ平均500ドル超高を背景にリスク選好のドル売りが進行。更に英国の3連休前にポンド買いのフローも入り、ポンドドルは1.2653まで、ポンド円は170.64まで上昇。一方でドル円は米10年債権利回りの頭打ちや、対欧州通貨のドル売りが影響し134.62までドル売りとなっています。

[本日 0P  5月累計 378P]
166.08(S)保有
164.70(S)保有
161.53(S)保有


[data条件等]
※このWEEK-strategyの解析はwonderfx alogorithm&quants 16.2.5版になります。
※strategyの対象時間帯は翌週の月曜日07:00~土曜日6:55となります。
※基本、対象時間を超えた場合や、ストーリが完成をした段階で、本strategyは終了とします。
※本、WEEK-straregy はアルゴリズム解析の内容をお伝えするもので、投資判断を促すものでは一切有りません。このWEEK-straregy により生じる一切の責任に関しては責任を負いません。
※この著作権は若松浩幸に帰属しますので、無断転載を禁じます。転載を希望される方はお問い合わせ下さい。
(2023.5.1規定)

[トレードスタイル]
※基本的にトレードはデイトレードとなります。チャートの早い動きの時はそれがスキャに見える事が有るかも知れませんが「デイトレード」です。スキャルピングで臨んでいる事は有りません。要は動きは遅い時は15銭取るのに2時間掛かる事も有ります。反対に動きが早い時はそれが2分と言う事も有ります。考え方は狙っているポイント値に有ります。
※トレード中「手仕舞いをして売り直しする」場合が有ります。これは自分の描いているストーリーに不安や誤っているのではないかと感じた時に「一旦手仕舞って」再度、内容を検証。そして「入り直す」。この作業をしているだけです。リスクを最小限に押さえる事を考えて敢えてポジションを整理して「公正な目」で流れを捉える為です。
※strategyは8時間単位で構成されています。これは市場が変われば流れも変わる。と言う考えからです。リスクを最小限に押さえる為に出来るだけ市場間を跨がない取引を目指しています。
※デイトレード以外にはスイングも構築する事は有ります。スイング構築に関してはその都度コメント欄に方針を掲載しています。

[リアルタイムトレード]
リアルタイムトレーはデイトレードに向いている時間帯で行います。向いているとは=時間軸で動く事が多く、更にリスクが比較的低い(方向性が出易い)時間帯で行う事です。但し、注意したいのは各時間帯には経済指標が発表される時が有ります。指標発表前にポジションを手仕舞い、若しくは調整をしてから入り直しリスクを回避します。
メイントレンドの時間帯は(冬時間の場合)
東京時間=8:30-10:30。欧州時間=15:45-18:30。NY時間=21:30-25:00です。