FXテクニカル分析|FXデイトレード|Week strategy(4/24-4/28)

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アルゴリズム解析でポンド円、翌週4/24-4/28の方向性、そして過去24時間のSummary(TOKYO-summary、LONDON-Summary 、NY-Summary)と中期トレンド(週足)の解説をご案内しています。
(想定レンジ上限)168.32
(想定レンジ下限)164.77

中期トレンド(週足)=4週線、6週線「上向き」&「上抜け」で上昇トレンド

※四週連続の陽線(陽線上下に髭 実体部:82Pips、上髭:108Pips、下髭:54Pips)です。 

4月17日(月)東京時間はユーロポンドがユーロ売りポンド買いに転換し反発上昇。欧州時間は米10年債権利回り上昇を受けてドル買いとユーロポンドでのユーロ買いポンド売りから下落。その後、ユーロポンドのユーロ売りポンド買いに転換すると反転上昇。NY時間は米4月ニューヨーク連銀製造業景気指数が+10.8と市場予想の-18.0を大きく上回ると、米10年債権利回り上昇と共にドル買いが進行。
4月18日(火)東京時間はRBA議事要旨の公表を受けて豪ドル円が上昇(円売り)に連動。欧州時間は15時、英3月英雇用統計で週平均賃金が市場予想を大きく上回るポンド買い。その後、10年債権利回り低下幅拡大からのドル売り・円買いでドル円の下落に連れる。NY時間は米金利の動きを眺めながらの上下に振れる展開。
4月19日(水)東京時間は米2、10年債利回りが下げ渋り底堅さを見せると再びドル買い・円売り。欧州時間は英3月CPIは前年比+10.1%と市場予想の+9.8%を上回る。コア指数も+6.2%と市場予想+6.0%となり、ヘッドライン・コア指数ともに市場予想を上回った事でポンド買いが進行。その後も米10年債権利回りが上昇幅拡大するとドル買いが加速。失速するポンドドルに連動する展開。NY時間は米10年債権利回り再上昇からドル買い。
4月20日(木)東京時間はゴトウ日実需(輸入)からのドル買い・円売り。仲値後、実需が後退。米2・10年債利回りがともに下落に転じドル売り・円買い。欧州時間は英債権に連動し上下に振れて方向性の無い展開。 NY時間は米経済指標が軒並み低調な内容となった事受けてドル売り。
4月21日(金)東京時間はアジア株安からリスク回避の円買い。欧州時間は弱い英3月小売売上高やラーブ英副首相の辞任報道を受けて、英10年債権利回り低下からポンド売りが進行。NY時間は 強い米経済指標を受けてドル買い。

トレンドラインは4週線、6週線、9週線、13週線が上向き、26週線が横這い、52週線が上向き。パラボリック(157.39)はロング転換8週目です。
4週線、6週線「上向き」&「上抜け」で上昇トレンドです。
来週も両線を下値目処とした押し目買いの展開が想定されます。

◇2016年2月1日高値(174.97)
◇2022年10月28日高値(171.37)
◇4/22 6:00(166.89)
◇4週移動平均線(165.20)
◇基準線(163.75)
◇6週移動平均(163.54)
◇9週移動平均線(163.37)
◇転換線(163.36)
◇26週移動平均線(163.12)
◇52週移動平均線(162.92)
◇13週移動平均線(162.26)
◇一目均衡表雲の上限② (159.36)
◇一目均衡表雲の下限①(159.36)
◇2020年3月18日安値(124.02)
◇2016年10月7日安値(117.87)※ポンド急落に付き、各社で安値表示は多少違います
※2023.4.22_6:00現在のデータを基にしています

2023.4.21ポンド円TOKYO-Summary

アジア株安からリスク回避

・本邦CPIのくコア指数は市場予想通りの+3.1%。CPIコアコア指数が+3.8%まで上昇した事で円買いが進行し、ドル円は133.95まで、ポンド円は166.62まで下落。
・仲値に掛けて実需(輸入)からの円売りが入ると、ドル円は134.25まで、ポンド円は167.01まで反転上昇。
・仲値後、実需が後退し、米10年債権利回り低下からドル売り・円買いが進行。更にアジア株安からリスク回避の円買いも入り、ドル円は133.75まで、ポンド円は166.37まで下落。
・一方でポンドドルは米10年債権利回り低下からのドル売りで1.2446まで上昇。その後、ユーロポンドでのユーロ買いポンド売りに転換すると1.2426まで下落となっています。

2023.4.21ポンド円LONDON-Summary

ラーブ英副首相の辞任報道

・弱い英3月小売売上高やラーブ英副首相の辞任報道を受けて、英10年債権利回り低下からポンド売りが進行。ポンドドルは1.2377まで、ポンド円は165.51まで下落。
・一方でドル円は米10年債権利回りがプラス圏に浮上すると円売りから134.11まで上昇。しかし、米10年債権利回りが再び低下すると円買い戻しが入り133.64まで失速となっています。

2023.4.21ポンド円NY-Summary

強い米経済指標を受けてドル買い

・米4月製造業PMI速報値が予想外に回復するとで米10年債権利回り上昇と共にドル買い・円売りが加速。ドル円は134.49まで、ポンド円は166.411まで上昇。一方でポンドドルは1.2398まで下落。
・米10年債権利回りが上昇幅を縮小するとドル売りに。ドル円は134.06まで上値を切り下げる。一方でポンドドルはドル売りとユーロポンドのユーロ売りポンド買いから1.2445まで大きく反発。ポンド円はポンドドルに連動し166.88まで上昇幅を拡大しています。

[売買結果] [昨日 14P  4月累計 992P]
166.99(S)⇒166.89利確10P
166.79(S)⇒166.89利確▲10P
166.92(S)⇒166.76利確16P 2023/04/21 10:39
166.24(S)⇒166.07利確17P
166.16(S)⇒166.00利確16P
166.15(S)⇒165.99利確16P
166.30(S)⇒166.14利確16P 2023/04/21 17:25
165.95(S)⇒165.83利確12P
165.91(S)⇒165.83利確8P 2023/04/21 22:31
166.24(S)⇒166.45利確▲21P
166.16(S)⇒166.45利確▲29P
166.09(S)⇒166.45利確▲37P 2023/04/21 23:47
166.57(S)保有
166.50(S)保有
166.08(S)保有
164.70(S)保有
161.53(S)保有


[data条件等]
※このWEEK-strategyの解析はwonderfx alogorithm&quants 16.2.1版になります。
※strategyの対象時間帯は翌週の月曜日07:00~土曜日6:55となります。
※基本、対象時間を超えた場合や、ストーリが完成をした段階で、本strategyは終了とします。
※本、WEEK-straregy はアルゴリズム解析の内容をお伝えするもので、投資判断を促すものでは一切有りません。このWEEK-straregy により生じる一切の責任に関しては責任を負いません。
※この著作権は若松浩幸に帰属しますので、無断転載を禁じます。転載を希望される方はお問い合わせ下さい。
(2023.4.1規定)

[トレードスタイル]
※基本的にトレードはデイトレードとなります。チャートの早い動きの時はそれがスキャに見える事が有るかも知れませんが「デイトレード」です。スキャルピングで臨んでいる事は有りません。要は動きは遅い時は15銭取るのに2時間掛かる事も有ります。反対に動きが早い時はそれが2分と言う事も有ります。考え方は狙っているポイント値に有ります。
※トレード中「手仕舞いをして売り直しする」場合が有ります。これは自分の描いているストーリーに不安や誤っているのではないかと感じた時に「一旦手仕舞って」再度、内容を検証。そして「入り直す」。この作業をしているだけです。リスクを最小限に押さえる事を考えて敢えてポジションを整理して「公正な目」で流れを捉える為です。
※strategyは8時間単位で構成されています。これは市場が変われば流れも変わる。と言う考えからです。リスクを最小限に押さえる為に出来るだけ市場間を跨がない取引を目指しています。
※デイトレード以外にはスイングも構築する事は有ります。スイング構築に関してはその都度コメント欄に方針を掲載しています。

[リアルタイムトレード]
リアルタイムトレーはデイトレードに向いている時間帯で行います。向いているとは=時間軸で動く事が多く、更にリスクが比較的低い(方向性が出易い)時間帯で行う事です。但し、注意したいのは各時間帯には経済指標が発表される時が有ります。指標発表前にポジションを手仕舞い、若しくは調整をしてから入り直しリスクを回避します。
メイントレンドの時間帯は(冬時間の場合)
東京時間=8:30-10:30。欧州時間=15:45-18:30。NY時間=21:30-25:00です。