FXテクニカル分析|FXデイトレード|Week strategy(4/10-4/14)

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アルゴリズム解析でポンド円、翌週4/10-4/14の方向性、そして過去24時間のSummary(TOKYO-summary、LONDON-Summary 、NY-Summary)と中期トレンド(週足)の解説をご案内しています。
(想定レンジ上限)164.44
(想定レンジ下限)160.81

中期トレンド(週足)=4週線、6週線「上向き」&「上抜け」で上昇トレンド

※十字線(十字線 実体部:13Pips、上髭:229Pips、下髭:120Pips)です。 

4月3日(月)東京時間は日銀短観で発表された2023年度の想定為替レートが131.72円となりドル売りに。その後、米金利上昇からドル買い戻し。欧州時間は原油先物上昇を受けて対資源国通貨でドル安が活発化した事に連れる。NY時間は 低調な米経済指標を受けてドル売りとなっています。
4月4日(火)東京時間は米2・10年債利回りが持ち直すとドル買い・円売り。欧州時間は英10年債権利回り上昇を背景に断続的にポンド買いが持ち込まれてストップロスを誘発。NY時間は 米労働需給の緩和観測から米10年債権利回りが急低下しドル売り加速となっています。
4月5日(水)東京時間は前日NY時間の米2月JOLTS求人件数が市場予想下回った事からの米国経済の減速懸念やメスター米クリーブランド連銀総裁が公演でFRBは5%以上まで利上げた後、当面据え置く必要と発言した事も重しとなり下落。その後、ニュージーランド準備銀行は、政策金利の水準を市場予想の5.00%より大幅な5.25%に引き上げ。インフレ目標1-3%の達成には、大幅な利上げが必要との見解が示されると、NZD円の円売りに連動。一巡するとNZD円の円買い戻しに連動して下落と上下に振れる。欧州時間は上下に振れ方向性が無い展開。NY時間は 低調な米経済指標が相次ぎ米景気の先行き懸念からドル売り。
4月6日(木)東京時間は日経平均が下げ幅を拡大からリスク回避の円買い。その後、本邦実需(輸入)からの円売りで反発欧州時間は米金利の低下幅縮小の動きからドル買い・円売り。NY時間はイースター休暇を控える中、ポジション調整目的のドル売り。
4月7日(金)東京時間は日経平均に連動し上下に振れる。欧州時間は米雇用統計を控えた持ち高調整。NY時間は米雇用統計を受けて米景気に対する過度な懸念が後退しドル買い。

トレンドラインは4週線、6週線、9週線が上向き、13週線、26週線、52週線が上向き。パラボリック(156.38)はロング転換6週目です。
4週線、6週線「上向き」&「上抜け」で上昇トレンドです。
来週も両線を下値目処とした押し目買いの展開が想定されます。

◇2016年2月1日高値(174.97)
◇2022年10月28日高値(171.37)
◇4/8 6:00(164.12)
◇基準線(163.75)
◇26週移動平均線(163.13)
◇52週移動平均線(162.87)
◇6週移動平均(162.41)
◇4週移動平均線(162.08)
◇9週移動平均線(161.93)
◇転換線(161.92)
◇13週移動平均線(161.04)
◇一目均衡表雲の上限② (158.68)
◇一目均衡表雲の下限①(158.54)
◇2020年3月18日安値(124.02)
◇2016年10月7日安値(117.87)※ポンド急落に付き、各社で安値表示は多少違います
※2023.4.8_6:00現在のデータを基にしています

2023.4.7ポンド円TOKYO-Summary

日経平均に連動し上下に振れる

・日経平均上昇幅縮小からの円買いで、ドル円は131.56まで、ポンド円は163.68まで下落。後場から日経平均が再上昇となると円売り戻しが入り、ドル円は131.83まで、ポンド円は164.06まで反発上昇。一方でポンドドルはユーロポンドのユーロ売りポンド買いから1.2451まで上昇となっています。

2023.4.7ポンド円LONDON-Summary

米雇用統計を控えた持ち高調整

・ドル円は欧州早朝、上値を試し131.95まで上昇、米雇用統計を控えた持ち高調整で131.52まで下落。ポンド円も連想し164.28まで上昇後、163.59まで下押し。一方でポンドドルはユーロポンドでのユーロ買いポンド売りから1.2438まで下落となっています。

2023.4.7ポンド円NY-Summary

米景気に対する過度な懸念が後退しドル買い

・米3月米雇用統計で非農業部門雇用者数が23.6万人増と僅かの市場予想通りを上回る。失業率が3.5%と予想の3.6%より強い。平均時給は前月比0.3%・前年比4.2%とほぼ市場予想通りの内容となっています。
火曜日のJOLT労働調査、水曜日のADP雇用統計、木曜日の失業保険継続受給者数と雇用関連指標が相次いで市場予想を下回り、米雇用統計への警戒感が高まっていた事も有り、米雇用統計を受けて米景気に対する過度な懸念が後退しドル買いに。ドル円は132.32まで、ポンド円は164.18まで上昇。一方でポンドドルは1.2388まで下落。
・その後、グッドフライデーで米株式・商品市場が休場、債券市場は短縮取引となっている事で、調整的な動きに終始。ドル円は132.01まで下押し後、再びドル買いで132.28なで上昇。ポンド円も連動し、163.86まで下押し後、164.39まで上昇。一方でポンドドルはユーロポンドのユーロ売りポンド買いから1.2435まで反発上昇となっています。

[売買結果] [本日 0P  4月累計 330P]
166.08(S)保有
161.53(S)保有


[data条件等]
※このWEEK-strategyの解析はwonderfx alogorithm&quants 16.2.1版になります。
※strategyの対象時間帯は翌週の月曜日07:00~土曜日6:55となります。
※基本、対象時間を超えた場合や、ストーリが完成をした段階で、本strategyは終了とします。
※本、WEEK-straregy はアルゴリズム解析の内容をお伝えするもので、投資判断を促すものでは一切有りません。このWEEK-straregy により生じる一切の責任に関しては責任を負いません。
※この著作権は若松浩幸に帰属しますので、無断転載を禁じます。転載を希望される方はお問い合わせ下さい。
(2023.4.1規定)

[トレードスタイル]
※基本的にトレードはデイトレードとなります。チャートの早い動きの時はそれがスキャに見える事が有るかも知れませんが「デイトレード」です。スキャルピングで臨んでいる事は有りません。要は動きは遅い時は15銭取るのに2時間掛かる事も有ります。反対に動きが早い時はそれが2分と言う事も有ります。考え方は狙っているポイント値に有ります。
※トレード中「手仕舞いをして売り直しする」場合が有ります。これは自分の描いているストーリーに不安や誤っているのではないかと感じた時に「一旦手仕舞って」再度、内容を検証。そして「入り直す」。この作業をしているだけです。リスクを最小限に押さえる事を考えて敢えてポジションを整理して「公正な目」で流れを捉える為です。
※strategyは8時間単位で構成されています。これは市場が変われば流れも変わる。と言う考えからです。リスクを最小限に押さえる為に出来るだけ市場間を跨がない取引を目指しています。
※デイトレード以外にはスイングも構築する事は有ります。スイング構築に関してはその都度コメント欄に方針を掲載しています。

[リアルタイムトレード]
リアルタイムトレーはデイトレードに向いている時間帯で行います。向いているとは=時間軸で動く事が多く、更にリスクが比較的低い(方向性が出易い)時間帯で行う事です。但し、注意したいのは各時間帯には経済指標が発表される時が有ります。指標発表前にポジションを手仕舞い、若しくは調整をしてから入り直しリスクを回避します。
メイントレンドの時間帯は(冬時間の場合)
東京時間=8:30-10:30。欧州時間=15:45-18:30。NY時間=21:30-25:00です。