FXテクニカル分析|FXデイトレード|Week strategy(3/13-3/17)

(想定レンジ上限)162.87
(想定レンジ下限)160.04
中期トレンド(週足)=6週線、9週線「上向き」&「上抜け」で上昇トレンド
※四週振りの陰線(陰線上下に髭 実体部:111Pips、上髭:78Pips、下髭:92Pips)です。3月6日(月)東京時間は本邦10年債権利回りが0.50%付近で高止まりし、米10年債利回りが3.9661%から3.9636へ低下した事で、ドル売り・円買いが進行。欧州時間は欧州・オセアニア通貨でドルの買い戻し。NY時間は米10年債権利回りが上昇からのドル買い・円売り。
3月7日(火)東京時間は米10年債権利回りが上昇から低下に転じ、金利連動の動き。欧州時間は英10年債権利回り低下からポンド売りが進行。NY時間はパウエル氏が米上院議会証言で最新の経済データは予想より強く、金利の最終到達水準が従来想定より高くなる可能性が高いことを示唆。経済データが全体として、より速い引き締めペースを正当化するのであれば、利上げペースを加速させる用意があると発言するとドル買い加速。
3月8日(水)東京時間は日米金利差拡大に着目したドル買い・円売り。欧州時間は米10年債利回り上昇幅を縮小からドル売り・円買い。NY時間は米2月ADP雇用統計が市場予想を上回るも反応は限定的。逆に米10年債利回りが低下しドル買い・円売りが進行。その後、 パウエルFRB議長がターミナルレートは予想以上に高くなる可能性があるとの考えを改めて示すと、米10年債権利回りが低下幅を縮小しドル買い・円売りに転換。
3月9日(木)東京時間は11時過ぎから欧州通貨のドル売りが優勢となっています。欧州時間は東京時間からの持ち高調整の円買いや欧米株安からリスク回避の円買いが進行。NY時間は 英10年債権利回り上昇からポンド買い。その後、ダウ平均450ドル超安からリスク回避のドル買い・円買いが進行。
3月10日(金)東京時間は日銀金融政策決定会合で超緩和策の継続が決定した事をうけてドル買い・円売りが進行。欧州時間は米10年債権利回りが低下幅を縮小するとドル買い・円売りに転換。NY時間は 米シリコンバレー銀行の経営破綻からダウ平均は330ドル超安まで下落幅を拡大しリスク回避。
トレンドラインは4週線、6週線、9週線が上向き、13週線が下向き、26週線が下向きに変化、52週線が上向き。パラボリック(155.57)はロング転換2週目です。
6週線、9週線「上向き」&「上抜け」で上昇トレンドです。
来週は両線を下値目処とした押し目買いの展開が想定されます。
◇2016年2月1日高値(174.97)
◇2022年10月28日高値(171.37)
◇3/11 7:00(162.54)
◇26週移動平均線(162.88)
◇52週移動平均線(162.72)
◇4週移動平均線(162.66)
◇一目均衡表雲の上限① (161.84)
◇6週移動平均(161.20)
◇転換線(160.83)
◇13週移動平均線(160.74)
◇9週移動平均線(160.58)
◇基準線(160.38)
◇一目均衡表雲の下限②(158.83)
◇2020年3月18日安値(124.02)
◇2016年10月7日安値(117.87)※ポンド急落に付き、各社で安値表示は多少違います
※2023.3.11_7:00現在のデータを基にしています
2023.3.10ポンド円TOKYO-Summary
超緩和策の継続
・米・中長期利回り低下幅を拡大を受けて、ドル円は135.81まで、ポンド円は162.01まで下落。一方でポンドドルは1.1933まで上昇。・日銀金融政策決定会合で超緩和策の継続が決定。ドル買い・円売りが進行し、ドル円は137.03まで、ポンド円は163.19まで上昇。その後、急伸からの反動からドル円は136.17まで、ポンド円は162.40まで下押しするも、一巡後は再びドル買い・円売りが再開し、ドル円は136.80まで、ポンド円は163.10まで反発上昇。一方でポンドドルは円絡みが中心の値動きから1.1925を挟んで揉み合いとなっています。
2023.3.10ポンド円LONDON-Summary
米10年債権利回りが低下幅を縮小するとドル買い・円売りに転換
・米10年債利回り低下からドル売り・円買いが進行。ドル円は136.05まで、ポンド円は162.49まで下落。・米10年債権利回りが低下幅を縮小するとドル買い・円売りに転換。ドル円は137.00まで上昇。一方でポンドドルはユーロポンドのユーロ売りポンド買いから1.2010まで上昇。ポンド円は両通貨の上昇に連れて164.24まで上昇となっています。
2023.3.10米雇用統計
失業率や平均時給が市場予想より弱かった事受けてドル売りが加速
・2月の米雇用統計は非農業部門雇用者数が前月比+31.1万人と事前予想の+22.5万人を大幅に上回る。失業率は3.6%と市場予想の3.4%より悪化。平均時給も前月比+0.2%前年比+4.6%と市場予想の前月比+0.3%、前年比+4.7%を下回る。非農業部門雇用者数は予想を上回ったものの、失業率や平均時給が市場予想より弱かった事受けてドル売りが加速。
2023.3.10ポンド円NY-Summary
米シリコンバレー銀行の経営破綻からダウ平均は330ドル超安まで下落幅を拡大しリスク回避
・失業率や平均時給が市場予想より弱かった事受けて米10年債権利回り低下からドル売りが加速。更に米シリコンバレー銀行の経営破綻により、ほかの金融機関の財務状況に対する警戒感が高まり、ダウ平均は330ドル超安まで下落幅を拡大しリスク回避の円買いが強まり、ドル円は134.22まで、ポンド円は162.37まで下落。一方でポンドドルは1.2114まで上昇。・その後、ユーロポンドでのユーロ買いポンド売りが進行すると、ポンドドルは1.2018まで、ポンド円は161.99まで下落。一方でドル円は急落からの反動で135.18までショートカバーが入り、その後は134.85を挟んで揉み合いとなっています。
[売買結果] [昨日 399P 3月累計 1310P]
162.61(S)⇒162.49利確12P
162.35(S)⇒162.03利確33P(保有ポジ)
163.01(S)⇒162.75利確26P
163.17(S)⇒162.47利確70P
163.14(S)⇒162.47利確67P 2023/03/10 11:43
163.34(S)⇒163.08利確26P
163.13(S)⇒162.89利確24P
162.99(S)⇒162.89利確10P
162.84(S)⇒162.59利確25P
163.09(S)⇒162.98利確11P
162.84(S)⇒162.98利確▲14P
163.76(S)⇒163.37利確39P
163.40(S)⇒163.37利確3P(保有)
163.00(S)⇒163.37利確▲37P(保有)
163.78(S)⇒163.23利確55P
163.72(S)⇒163.23利確49P 2023/03/10 23:26
[data条件等]
※このWEEK-strategyの解析はwonderfx alogorithm&quants 16.1.9版になります。
※strategyの対象時間帯は翌週の月曜日07:00~土曜日6:55となります。
※基本、対象時間を超えた場合や、ストーリが完成をした段階で、本strategyは終了とします。
※本、WEEK-straregy はアルゴリズム解析の内容をお伝えするもので、投資判断を促すものでは一切有りません。このWEEK-straregy により生じる一切の責任に関しては責任を負いません。
※この著作権は若松浩幸に帰属しますので、無断転載を禁じます。転載を希望される方はお問い合わせ下さい。
(2023.3.1規定)
[トレードスタイル]
※基本的にトレードはデイトレードとなります。チャートの早い動きの時はそれがスキャに見える事が有るかも知れませんが「デイトレード」です。スキャルピングで臨んでいる事は有りません。要は動きは遅い時は15銭取るのに2時間掛かる事も有ります。反対に動きが早い時はそれが2分と言う事も有ります。考え方は狙っているポイント値に有ります。
※トレード中「手仕舞いをして売り直しする」場合が有ります。これは自分の描いているストーリーに不安や誤っているのではないかと感じた時に「一旦手仕舞って」再度、内容を検証。そして「入り直す」。この作業をしているだけです。リスクを最小限に押さえる事を考えて敢えてポジションを整理して「公正な目」で流れを捉える為です。
※strategyは8時間単位で構成されています。これは市場が変われば流れも変わる。と言う考えからです。リスクを最小限に押さえる為に出来るだけ市場間を跨がない取引を目指しています。
※デイトレード以外にはスイングも構築する事は有ります。スイング構築に関してはその都度コメント欄に方針を掲載しています。
[リアルタイムトレード]
リアルタイムトレーはデイトレードに向いている時間帯で行います。向いているとは=時間軸で動く事が多く、更にリスクが比較的低い(方向性が出易い)時間帯で行う事です。但し、注意したいのは各時間帯には経済指標が発表される時が有ります。指標発表前にポジションを手仕舞い、若しくは調整をしてから入り直しリスクを回避します。
メイントレンドの時間帯は(冬時間の場合)
東京時間=8:30-10:30。欧州時間=15:45-18:30。NY時間=21:30-25:00です。
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