FXテクニカル分析|FXデイトレード|Week strategy(2/6-2/10)

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アルゴリズム解析でポンド円、翌週2/6-2/10の方向性、そして過去24時間のSummary(TOKYO-summary、LONDON-Summary 、NY-Summary)と中期トレンド(週足)の解説をご案内しています。

(想定レンジ上限)161.10
(想定レンジ下限)154.06

中期トレンド(週足)=9週線「下向き」&「下抜け」で下降トレンド

※三週振りの陰線(陰線上下に髭 実体部:271Pips、上髭:59Pips、下髭:138Pips)です。 

1月30日(月)東京時間、令和国民会議は政府と日銀の新たな関係構築に向けて緊急提言(政府・日銀の過去10年の政策効果を検証した上で新たな共同声明を結ぶよう求めたほか、日銀の金融政策を柔軟化するために2%の物価目標を長期的な目標に据える)を受けて、見直し議論が活発化するとの思惑から円買いが加速。欧州時間は米10年債利回り上昇を背景にドル買い・円売りが進行。NY時間は月末に絡んだドル買いや米長期金利上昇を背景としたドル買い・円売り。
1月31日(火)東京時間序盤は米10年債権利回り低下からのドル円のドル売り・円買いに連動。午後からはユーロポンドでのユーロ買いポンド売りから、ポンドドルの下落に連動。欧州時間は米10年債利回りが低下幅を縮小するとドル売りが進行。17時過ぎから米10年債権利回りが上昇に転じるとドル買い。NY時間は米雇用コスト指数の下振れでドル売りが先行。その後、共和党のマッカーシー下院議長が明日にでも債務上限問題でバイデン米大統領と会談をもつとの報道が伝わると、米長期金利上昇からドル買い戻し。
2月1日(水)東京時間は仲値に掛けて月初実需(輸出)からの円買いが優勢に。仲値経過後は実需が後退し、FOMCを控えた高調整の円売り。欧州時間は米10年債利回り低下を背景にドル売り・円買いが進行。NY時間、ADP雇用統計は市場予想を下回った事でドル売り。FOMCは市場予想通り0.25%の利上げを発表。初動は米10年債権利回り上昇からドル買い・円売りに。その後、 パウエルFRB議長に対する質疑応答で市場予想よりもタカ派発言ではなかった事を受けて米10年債権利回り急低下からドル売り。
2月2日(木)東京時間序盤はFOMCを受けたドル売り・円買いが再燃。その後、若田部日銀副総裁から緩和継続に関する発言が伝わる円売り戻し。欧州時間は英中銀政策金利発表を控えてユーロポンドでのユーロ買いポンド売りが進行。NY時間はBOEは市場予想通り、政策金利を0.50%引き上げ4.00%にする事を決定。 発表を受けてポンド買いが進行。その後、1年後のインフレ見通しを前回の+5.20%から+3.01%、2年後のインフレ率を+1.43%から+0.95%へ大幅に下方修正した事や「必要なら強力に対応」の文言をガイダンスから削除した事が伝わるとポンド売急落。
2月3日(金)東京時間は米国のインフレ鈍化に伴い米10年債権利回りが低下し取り売り・円買い。
欧州時間は米雇用統計を控えて持ち高調整のユーロポンドのユーロ売りポンド買いが進行。NY時間は 米1月米雇用統計で非農業部門雇用者数が前月比+51.7万人と予想の+19.0万人を上回り、失業率が3.4%と予想の3.6%より強い内容だった事が伝わると、米10年債権利回り上昇とともにドル買いが加速。更に米1月ISM非製造業指数が55.2と予想の50.4を上回った事もドル買いを加速させる。

トレンドラインは4週線が下向きに変化、6週線、9週線、13週線、26週線が下向き、52週線が上向き。パラボリック(167.80)はショート転換7週目です。
9週線「下向き」&「下抜け」で下降トレンドです。
来週は同線を上値目処とした戻り売りの展開が想定されます。

◇2016年2月1日高値(174.97)
◇2022年10月28日高値(171.37)
◇26週移動平均線(162.99)
◇13週移動平均線(162.51)
◇転換線(162.32)
◇52週移動平均線(162.02)
◇一目均衡表雲の上限① (161.97)
◇9週移動平均線(160.90)
◇基準線(160.38)
◇6週移動平均(159.09)
◇4週移動平均線(159.03)
◇一目均衡表雲の下限②(158.83)
◇2/4 7:00(158.11)
◇2020年3月18日安値(124.02)
◇2016年10月7日安値(117.87)※ポンド急落に付き、各社で安値表示は多少違います
※2023.2.4_7:00現在のデータを基にしています

2023.2.3ポンド円TOKYO-Summary

米国のインフレ鈍化に伴い米10年債権利回りが低下

・米国のインフレ鈍化に伴い米10年債権利回りが低下し取り売り・円買いに。ドル円は128.44まで、ポンド円は156.82まで下落。その後、米10年債権利回り低下が一服すると、ドル円は下げ渋りから128.63まで、ポンド円は157.11まで反発。
・一方でポンドドルは。BOEの利上げサイクル終了観測の強まりを受けたポンドから1.2202まで下落となっています。

2023.2.3ポンド円LONDON-Summary

米雇用統計を控えて持ち高調整

・米雇用統計を控えて持ち高調整のユーロポンドのユーロ売りポンド買いが進行。ポンドドルは1.2265まで、ポンド円は157.59まで上昇。一方でドル円は対欧州通貨でドル売りが強まった影響を受け128.32まで下落となっています。

2023.2.3米雇用統計

非農業部門雇用者数の大幅な上振れと失業率の改善を受けて米10年債権利回り上昇からドル買い

・1月の米雇用統計は非農業部門雇用者数が前月比+51.7万人と事前予想の+19.0万人を大幅に上回る。失業率は3.4%と市場予想の3.6%より改善。平均時給も前月比+0.3%前年比+4.4%と市場予想の前月比+0.3%、前年比+4.3%とほぼ市場予想通りです。
非農業部門雇用者数の大幅な上振れと失業率の改善を受けて米10年債権利回り上昇からドル買いが進行しています。

2023.2.3ポンド円NY-Summary

ドル買いを加速

・米1月米雇用統計で非農業部門雇用者数が前月比+51.7万人と予想の+19.0万人を上回り、失業率が3.4%と予想の3.6%より強い内容だった事が伝わると、米10年債権利回り上昇とともにドル買いが加速。更に米1月ISM非製造業指数が55.2と予想の50.4を上回った事もドル買いを加速させ、ドル円は130.20まで、ポンド円は158.76まで上昇。一方でポンドドルは1.2062まで下落。
・欧州引け後に欧州通貨に対してもドルが再び買い戻され、1.2129まで買い戻されたポンドドルが1.2049まで下落するとポンド円も連動し157.96まで下落となっています。

[売買結果] [昨日 253P  2月累計 644P]
157.36(S)⇒157.06利確30P
157.17(S)⇒157.06利確11P    2023/02/03 09:18
157.13(S)⇒157.02利確11P
156.98(S)⇒156.77利確21P
156.98(S)⇒156.80利確18P
156.99(S)⇒156.85利確14P
157.64(S)⇒157.43利確21P
157.53(S)⇒157.43利確10P
157.47(S)⇒157.43利確4P
157.61(S)⇒157.46利確15P    2023/02/03 22:48
157.71(S)⇒157.54利確17P  2023/02/03 22:55
158.06(S)⇒157.89利確17P
157.96(S)⇒157.89利確7P
158.33(S)⇒158.08利確25P
158.12(S)⇒155.08利確4P
158.55(S)⇒158.45利確10P
158.38(S)⇒158.45利確▲7P
158.55(S)⇒158.30利確25P  2023/02/04 01:25


[data条件等]
※このWEEK-strategyの解析はwonderfx alogorithm&quants 16.1.7版になります。
※strategyの対象時間帯は翌週の月曜日07:00~土曜日6:55となります。
※基本、対象時間を超えた場合や、ストーリが完成をした段階で、本strategyは終了とします。
※本、WEEK-straregy はアルゴリズム解析の内容をお伝えするもので、投資判断を促すものでは一切有りません。このWEEK-straregy により生じる一切の責任に関しては責任を負いません。
※この著作権は若松浩幸に帰属しますので、無断転載を禁じます。転載を希望される方はお問い合わせ下さい。
(2023.2.1規定)

[トレードスタイル]
※基本的にトレードはデイトレードとなります。チャートの早い動きの時はそれがスキャに見える事が有るかも知れませんが「デイトレード」です。スキャルピングで臨んでいる事は有りません。要は動きは遅い時は15銭取るのに2時間掛かる事も有ります。反対に動きが早い時はそれが2分と言う事も有ります。考え方は狙っているポイント値に有ります。
※トレード中「手仕舞いをして売り直しする」場合が有ります。これは自分の描いているストーリーに不安や誤っているのではないかと感じた時に「一旦手仕舞って」再度、内容を検証。そして「入り直す」。この作業をしているだけです。リスクを最小限に押さえる事を考えて敢えてポジションを整理して「公正な目」で流れを捉える為です。
※strategyは8時間単位で構成されています。これは市場が変われば流れも変わる。と言う考えからです。リスクを最小限に押さえる為に出来るだけ市場間を跨がない取引を目指しています。
※デイトレード以外にはスイングも構築する事は有ります。スイング構築に関してはその都度コメント欄に方針を掲載しています。

[リアルタイムトレード]
リアルタイムトレーはデイトレードに向いている時間帯で行います。向いているとは=時間軸で動く事が多く、更にリスクが比較的低い(方向性が出易い)時間帯で行う事です。但し、注意したいのは各時間帯には経済指標が発表される時が有ります。指標発表前にポジションを手仕舞い、若しくは調整をしてから入り直しリスクを回避します。
メイントレンドの時間帯は(冬時間の場合)
東京時間=8:30-10:30。欧州時間=15:45-18:30。NY時間=21:30-25:00です。