FXテクニカル分析|FXデイトレード|Week strategy(12/19-12/23)

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アルゴリズム解析でポンド円、翌週12/19-12/23の方向性、そして過去24時間のSummary(TOKYO-summary、LONDON-Summary 、NY-Summary)と中期トレンド(週足)の解説をご案内しています。
【予想レンジ】
168.76-164.88

中期トレンド(週足)=9週線の攻防からトレンドの見極め

※陰線(上髭陰線 実体部:185Pips、上髭:158Pips、下髭:3Pips)です。 

12月12日(月)東京時間は米債権に連動し上下に振れる。欧州時間は米10年債権利回り低下幅拡大からドル売り・円買いが進行。NY時間は米10年債権利回り上昇幅拡大からのドル買い・円売りが進行。
12月13日(火)東京時間は原油先物上昇を受けて対資源国通貨でドル安が活発化した事でポンドドルに連れて上昇。12時過ぎからユーロポンドでのユーロ買いポンド売りが進行する下落。欧州時間はユーロポンドでのユーロ買いポンド売りから下落。18時以降ユーロポンドのユーロ売りポンド買いに転換した事や米10年債権利回り低下からのドル売りで反発上昇。NY時間は米11月CPIは前年同月比7.1%上昇。伸びは5カ月連続で鈍化。CPIの発表を受けて米10年債権利回りが急低下からドル売りが加速。
12月14日(水)東京時間はユーロポンドでのユーロ買いポンド売り。欧州時間は昨日の米11月CPIを背景としたドル売り地合いが継続。NY時間はFOMCでは市場予想通り0.50%の利上げが決定。FOMCメンバーによる金利見通しでは、2023年末時点の中央値を5.1%と前回4.6%から引き上げられた。結果を受けてドル買いが進行。更に
パウエルFRB議長が会見で我々にはまだやるべきことがある。今回の決定後も政策スタンスはまだ十分に抑制的ではないと発言した事もドル買いを促した。 ただ、そのあとはパウエル議長が政策決定はすべて最新のデータ次第。十分抑制的な金利水準に近づきつつあると発言したと伝わると米10年債権利回りが急低下しドル売りに転換。
12月15日(木)東京時間は米10年債利回り上昇を背景にドル買いが進行。欧州序盤は欧州長期金利が低下する中、ドル買いの流れが継続。その後、BOEは政策金利公表を受けてポンド売りが進行。NY時間はダウ平均や欧州株価大幅安を背景にリスク回避のドル買いが進行。
12月16日(金)東京時間は 昨日のドル高に対するドル売り調整や本邦実需(輸出)からの円買い。
欧州時間は欧州株やダウ先物続落からリスク回避のドル買いと同時に円買いも進行。NY時間は米12月製造業PMIと非製造業PMI速報値が市場予想を下回った事や米10年債権利回り低下からドル売り・円買いが進行。

トレンドラインは4週線が下向きに変化、6週線が下向き、9週線が横這いに変化、13週線、26週線、52週線が上向き。パラボリック(159.46)はロング転換10週目です。
来週は9週線の攻防となります。
同線に上値を押さえられると下降トレンド継続。同線を上値目処とした戻り売りの展開。反対に同線の上抜け&維持が出来れば下降トレンド一服で、同線を下値目処とした押し目買いの展開が想定されます。

◇2016年2月1日高値(174.97)
◇2022年10月28日高値(171.37)
◇転換線(167.59)
◇9週移動平均線(167.01)
◇4週移動平均線(166.74)
◇6週移動平均(166.35)
◇12/17 7:00(165.84)
◇13週移動平均線(165.22)
◇26週移動平均線(164.21)
◇52週移動平均線(161.48)
◇一目均衡表雲の上限① (160.65)
◇基準線(160.38)
◇一目均衡表雲の下限②(158.59)
◇2020年3月18日安値(124.02)
◇2016年10月7日安値(117.87)※ポンド急落に付き、各社で安値表示は多少違います
※2022.12.17_7:00現在のデータを基にしています

2022.12.16ポンド円TOKYO-Summary

ドル売り調整

・昨日のドル高に対するドル売り調整や本邦実需(輸出)からの円買いで、ドル円は136.95まで、ポンド円は167.38まで下落。一方でポンドドルもドル売り調整から1.2223まで上昇となっています。

2022.12.16ポンド円LONDON-Summary

欧州株やダウ先物続落からリスク回避

・欧州株やダウ先物続落からリスク回避のドル買いと同時に円買いも進行。ポンドドルは1.2119まで、ポンド円は166.12まで下落。19時過ぎから株価の下落が一巡するとドル買い戻しが入り、ポンドドルは1.2216まで、ポンド円は167.37まで反発上昇。
一方でドル円はリスク回避の円買いから136.82まで下落、。ただ欧州通貨のドル買いが進行した事もあり、その後は下げ渋りとなっています。

2022.12.16ポンド円NY-Summary

低調な米指標を受けてドル売り

・米12月製造業PMIと非製造業PMI速報値が市場予想を下回った事や米10年債権利回り低下からドル売り・円買いが進行。ドル円は136.29まで、ポンド円は165.98まで下落。
・一方でポンドドルは米10年債権利回り低下からのドル売りで1.2222まで上昇。その後、ユーロポンドでのユーロ買いポンド売りが進行すると1.2145まで下落。1時過ぎからユーロポンドのユーロ売りポンド買いに転換すると1.2195まで反発しています。

[売買結果] [昨日 257P  12月累計 2165P]
167.90(S)⇒167.63利確27P
167.88(S)⇒167.63利確25P 2022/12/16 10:01
167.68(S)⇒167.45利確23P
167.27(S)⇒167.09利確18P
167.04(S)⇒166.86利確18P(保有)
166.80(S)⇒166.62利確18P
166.78(S)⇒166.53利確25P
166.26(S)⇒166.18利確8P
166.18(S)⇒166.18利確0P 2022/12/16 18:19
167.04(S)⇒166.89利確15P
167.05(S)⇒166.91利確14P
166.84(S)⇒166.94利確▲7P
167.28(S)⇒167.04利確24P
167.10(S)⇒167.04利確6P
167.23(S)⇒167.07利確16P
166.73(S)⇒166.46利確27P 2022/12/17 00:19


[data条件等]
※このWEEK-strategyの解析はwonderfx alogorithm&quants 15.7.0版になります。
※strategyの対象時間帯は翌週の月曜日07:00~土曜日6:55となります。
※基本、対象時間を超えた場合や、ストーリが完成をした段階で、本strategyは終了とします。
※本、WEEK-straregy はアルゴリズム解析の内容をお伝えするもので、投資判断を促すものでは一切有りません。このWEEK-straregy により生じる一切の責任に関しては責任を負いません。
※この著作権は若松浩幸に帰属しますので、無断転載を禁じます。転載を希望される方はお問い合わせ下さい。
(2022.12.1規定)

[トレードスタイル]
※基本的にトレードはデイトレードとなります。チャートの早い動きの時はそれがスキャに見える事が有るかも知れませんが「デイトレード」です。スキャルピングで臨んでいる事は有りません。要は動きは遅い時は15銭取るのに2時間掛かる事も有ります。反対に動きが早い時はそれが2分と言う事も有ります。考え方は狙っているポイント値に有ります。
※トレード中「手仕舞いをして売り直しする」場合が有ります。これは自分の描いているストーリーに不安や誤っているのではないかと感じた時に「一旦手仕舞って」再度、内容を検証。そして「入り直す」。この作業をしているだけです。リスクを最小限に押さえる事を考えて敢えてポジションを整理して「公正な目」で流れを捉える為です。
※strategyは8時間単位で構成されています。これは市場が変われば流れも変わる。と言う考えからです。リスクを最小限に押さえる為に出来るだけ市場間を跨がない取引を目指しています。
※デイトレード以外にはスイングも構築する事は有ります。スイング構築に関してはその都度コメント欄に方針を掲載しています。

[リアルタイムトレード]
リアルタイムトレーはデイトレードに向いている時間帯で行います。向いているとは=時間軸で動く事が多く、更にリスクが比較的低い(方向性が出易い)時間帯で行う事です。但し、注意したいのは各時間帯には経済指標が発表される時が有ります。指標発表前にポジションを手仕舞い、若しくは調整をしてから入り直しリスクを回避します。
メイントレンドの時間帯は(冬時間の場合)
東京時間=8:30-10:30。欧州時間=15:45-18:30。NY時間=21:30-25:00です。