FXテクニカル分析|FXデイトレード|Week strategy(12/12-12/16)

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アルゴリズム解析でポンド円、翌週12/12-12/16の方向性、そして過去24時間のSummary(TOKYO-summary、LONDON-Summary 、NY-Summary)と中期トレンド(週足)の解説をご案内しています。
【予想レンジ】
168.84-165.09

中期トレンド(週足)=9週線の攻防からトレンドの見極め

※陽線(陽線 実体部:259Pips、上髭:46Pips、下髭:29Pips)です。 

12月5日(月)東京時間はFRBの利上げペース減速観測から日米金利差縮小が意識されてドル売りが優勢。欧州時間はドル円は前週末、大幅に進行したドル売り・円買いの反動からドル買い・円売りが優勢。一方でポンドドルは英10年債権利回り低下やユーロポンドでのユーロ買いポンド売りポンド円は両通貨の相反する動きから165.50-166.35間で方向性の定まらない展開。NY時間は米10年債権利回り上昇幅を拡大する中、ドル買い・円売りが進行。
12月6日(火)東京時間は日経平均寄付き(前日比▲116.34円)からプラス圏を拡幅するとリスク選好の円売りが進行。欧州時間は米10年債利回りが低下に転じるとドル売り・円買いが進行。NY時間はFIXに絡んだユーロポンドのユーロ売りポンド買いフローで上昇。FIXを経過するとユーロポンドのユーロ売りポンド買いが後退。更に米金融引き締めが長期化するとの見方が強まりドル買いが優勢となり下落。
12月7日(水)東京時間は仲値に掛けて本邦実需(輸入)からの円売り。仲値経過後は実需が後退するも12時を過ぎると米10年債権利回りが小幅に上昇しドル買い・円売り。欧州時間は英10年債権利回り上昇を背景にポンド買いが進行。ただ、原油先物安を背景に対資源国通貨でドル買いが進んだ影響も受けて一直線には上昇出来ずに上昇後、下押し、その後上昇。NY時間は米10年債権利回り低下幅拡大からドル売り・円買いが進行。
12月8日(木)東京時間は米FRB金融引き締め長期化観測から米10年債権利回り上昇を受けてドル買い戻し。欧州時間は米長期金利上昇からのドル買い圧力やユーロポンドのユーロ売りポンド買いから下落。NY時間はダウ平均上昇を背景にリスク選好のドル売り。
12月9日(金)東京時間は 仲値経過後は本邦実需(輸出)からの円買い入った事や米10年債権利回り低下からのドル売り。欧州時間は米11月PPIの発表を控えたポジション調整のドル売り・円買い。NY時間は米PPIと米ミシガン大学消費者信頼感指数(速報)が共に上振れでドル買い。

トレンドラインは4週線が上向きに変化、6週線が下向き、9週線が上向き、13週線、26週線、52週線が上向き。パラボリック(158.29)はロング転換9週目です。
来週は9週線の攻防となります。
同線に上値を押さえられると下降トレンド継続。同線を上値目処とした戻り売りの展開。反対に同線の上抜け&維持が出来れば下降トレンド一服で、同線を下値目処とした押し目買いの展開が想定されます。

◇2016年2月1日高値(174.97)
◇2022年10月28日高値(171.37)
◇12/10 7:00(167.59)
◇9週移動平均線(167.04)
◇4週移動平均線(166.98)
◇転換線(165.93)
◇6週移動平均(166.50)
◇13週移動平均線(165.01)
◇26週移動平均線(164.18)
◇52週移動平均線(161.93)
◇一目均衡表雲の上限① (160.65)
◇基準線(160.38)
◇一目均衡表雲の下限②(158.59)
◇2020年3月18日安値(124.02)
◇2016年10月7日安値(117.87)※ポンド急落に付き、各社で安値表示は多少違います
※2022.12.10_7:00現在のデータを基にしています

2022.12.9ポンド円TOKYO-Summary

仲値経過後は本邦実需(輸出)からの円買い入った事や米10年債権利回り低下からのドル売り

・ゴトウ日実需(輸入)からの円売りが重要が意識されて、ドル円は136.88まで、ポンド円は167.42まで上昇。仲値経過後は本邦実需(輸出)からの円買い入った事や米10年債権利回り低下からのドル売りも有り、ドル円は135.76まで、ポンド円は166.62まで下落が加速。
・一方でポンドドルは対円のドル売りを受けて1.2277まで上昇となっています。

2022.12.9ポンド円LONDON-Summary

米11月PPIの発表を控えたポジション調整

・米11月PPIの発表を控えたポジション調整のドル売り・円買いで、ドル円は135.60まで、ポンド円は166.50まで下落。一方でポンドドルはドル売りの流れやユーロポンドのユーロ売りポンド買いから1.2297まで上昇となっています。

2022.12.9ポンド円NY-Summary

米PPIと米ミシガン大学消費者信頼感指数(速報)が共に上振れでドル買い

・米11月PPIが前月比0.3%、前年同月比7.4%と市場予想の前月比0.2%、前年同月比7.2%を上回った他、コア指数も前月比0.4%、前年同月比6.2%と市場予想の前月比0.2%、前年同月比5.9%より強い内容となると、米10年債権利回り上昇と共にドル買い・円売りが進行。ドル円は136.69まで、ポンド円は167.18まで上昇。一方でポンドドルは1.1203まで下落。
・米10年債権利回り上昇が一服すると、ドル円は135.94まで、ポンド円は166.84まで上値を切り下げる。一方でポンドドルは1.2291まで下値を切り上げる。
・24時、米12月ミシガン大学消費者信頼感指数(速報)が市場予想を上回ると、米10年債権利回りが再上昇しドル買い・円売りが再開。ドル円は136.85まで、ポンド円は167.79まで上昇。一方でポンドドルはドル買いとユーロポンドのユーロ売りポンド買いが相殺して1.2270を挟んで揉み合い。
・ユーロポンドのユーロ売りポンド買いが進行するとポンドドルは1.2322まで上昇。一方でドル円は137円大台を試す動きには持ち込めず136.25まで押し戻される。 ポンド円は両通貨の相反する動きから167.85を挟んで揉み合い。
・2時過ぎからユーロポンドでのユーロ買いポンド売りに転換。ポンドドルは1.2256まで、ポンド円は167.38まで下落。一方でドル円は米10年債権利回りが上昇を再開した事で136.66まで再上昇となっています。

[売買結果] [昨日 71P  12月累計 1178P]
137.35(S)⇒137.20利確15P
137.38(S)⇒137.20利確18P 2022/12/09 09:57
167.17(S)⇒167.00利確17P
167.06(S)⇒167.00利確6P
166.91(S)⇒166.76利確15P 2022/12/09 17:55


[data条件等]
※このWEEK-strategyの解析はwonderfx alogorithm&quants 15.7.0版になります。
※strategyの対象時間帯は翌週の月曜日07:00~土曜日6:55となります。
※基本、対象時間を超えた場合や、ストーリが完成をした段階で、本strategyは終了とします。
※本、WEEK-straregy はアルゴリズム解析の内容をお伝えするもので、投資判断を促すものでは一切有りません。このWEEK-straregy により生じる一切の責任に関しては責任を負いません。
※この著作権は若松浩幸に帰属しますので、無断転載を禁じます。転載を希望される方はお問い合わせ下さい。
(2022.12.1規定)

[トレードスタイル]
※基本的にトレードはデイトレードとなります。チャートの早い動きの時はそれがスキャに見える事が有るかも知れませんが「デイトレード」です。スキャルピングで臨んでいる事は有りません。要は動きは遅い時は15銭取るのに2時間掛かる事も有ります。反対に動きが早い時はそれが2分と言う事も有ります。考え方は狙っているポイント値に有ります。
※トレード中「手仕舞いをして売り直しする」場合が有ります。これは自分の描いているストーリーに不安や誤っているのではないかと感じた時に「一旦手仕舞って」再度、内容を検証。そして「入り直す」。この作業をしているだけです。リスクを最小限に押さえる事を考えて敢えてポジションを整理して「公正な目」で流れを捉える為です。
※strategyは8時間単位で構成されています。これは市場が変われば流れも変わる。と言う考えからです。リスクを最小限に押さえる為に出来るだけ市場間を跨がない取引を目指しています。
※デイトレード以外にはスイングも構築する事は有ります。スイング構築に関してはその都度コメント欄に方針を掲載しています。

[リアルタイムトレード]
リアルタイムトレーはデイトレードに向いている時間帯で行います。向いているとは=時間軸で動く事が多く、更にリスクが比較的低い(方向性が出易い)時間帯で行う事です。但し、注意したいのは各時間帯には経済指標が発表される時が有ります。指標発表前にポジションを手仕舞い、若しくは調整をしてから入り直しリスクを回避します。
メイントレンドの時間帯は(冬時間の場合)
東京時間=8:30-10:30。欧州時間=15:45-18:30。NY時間=21:30-25:00です。