FXテクニカル分析|FXデイトレード|Week strategy(12/5-12/9)

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アルゴリズム解析でポンド円、翌週12/5-12/9の方向性、そして過去24時間のSummary(TOKYO-summary、LONDON-Summary 、NY-Summary)と中期トレンド(週足)の解説をご案内しています。
【予想レンジ】
167.99-161.53

中期トレンド(週足)=4週線の攻防からトレンドの見極め

※三週振りの陰線(下髭陰線 実体部:288Pips、上髭:33Pips、下髭:109Pips)です。 

11月28日(月)東京時間はゼロコロナ政策を続ける中国で政府への抗議活動が激化。これを受け中国景気悪化や政治不安への懸念から、香港ハンセン指数や上海総合指数が全面安からリスク回避の円買いが進行。欧州時間は米10年債権利回り低下からドル売り・円買いが進行。一巡後は米10年債権利回りの低下幅縮小に伴い、ドル買い・円売り。NY時間はウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁やブラード米セントルイス連銀総裁のタカ派寄り発言から米10年債利回りが上昇しドル買い・円売りが強まる。
11月29日(火)東京時間は香港ハンセン指数や上海総合指数が反発上昇スタートすると、リスク回避後退。欧州時間はユーロポンドのユーロ売りポンド買いが進行。18時を過ぎるとユーロポンドでのユーロ買いポンド売りに転換と対ユーロからの動き。NY時間は米10年債利回り上昇を受けてドル買い・円売りが強まる。
11月30日(水)東京時間はゴトウ日実需(輸入)からの円売り。仲値後、実需が後退し、米10年債権利回りが低下からドル売り・円買い。欧州時間は欧米株価指数が堅調に推移しリスク選好のドル売りが進行。更にユーロポンドのユーロ売りポンド買い。NY時間はパウエルFRB議長の講演を受けて米10年債権利回り低下からドル売り加速。
12月1日(木)東京時間は米FRBパウエル議長の発言を受けFRBの利上げペース減速観測が強まり、米長期金利の低下からのドル買い・円買いが継続。欧州時間はユーロポンドのユーロ売りポンド買いや英11月製造業PMI(改定値)が速報値から上方修正された事からのポンド買い。NY時間はFRBが利上げペースを減速するとの見方が強まる中、ドル全面安の展開。
12月2日(金)東京時間はアジア株価が総じて軟調に推移しリスク回避。欧州時間は米利上げ速度が鈍化するとの思惑を背景にしたドル売りの流れが継続。NY時間は強い米雇用統計を受けて米10年債権利回り上昇からドル買い加速。その後、依然、米金融当局が利上げペースを緩めるとの見方が強く米10年債権利回り上昇幅縮小からドル売り・円買いで上値を切り下げる。

トレンドラインは4週線が下向き、6週線が下向き転換、9週線が上向き、13週線、26週線、52週線が上向き。パラボリック(157.09)はロング転換8週目です。
来週は4週線の攻防となります。
同線に上値を押さえられると下降トレンド継続。同線を上値目処とした戻り売りの展開。反対に同線の上抜け&維持が出来れば下降トレンド一服で、同線を下値目処とした押し目買いの展開が想定されます。

◇2016年2月1日高値(174.97)
◇2022年10月28日高値(171.37)
◇6週移動平均(167.11)
◇9週移動平均線(166.34)
◇4週移動平均線(166.14)
◇12/3 7:00(165.12)
◇13週移動平均線(164.83)
◇26週移動平均線(164.10)
◇52週移動平均線(160.85)
◇基準線(160.38)
◇転換線(165.93)
◇一目均衡表雲の上限① (160.35)
◇一目均衡表雲の下限②(158.44)
◇2020年3月18日安値(124.02)
◇2016年10月7日安値(117.87)※ポンド急落に付き、各社で安値表示は多少違います
※2022.12.3_7:00現在のデータを基にしています

2022.12.2ポンド円TOKYO-Summary

アジア株価が軟調に推移しリスク回避

・昨日に大幅に低下した米10年債利回りが低下幅を縮小するとドル買い・円売りに。ドル円は135.60まで上昇。一方でポンドドルは1.2231まで下落。ポンド円は両通貨のドル買いの綱引きで165.70を挟んで揉み合い。
・米10年債権利回りの低下幅縮小が一巡すると、再びドル売りが優勢に。更に日経平均や香港ハンセン指数、上海総合指数が重い動きからリスク回避の円買いとなり、ドル円は135.00まで、ポンド円は165.22まで下落。一方でポンドドルはドル売りとユーロポンドでのユーロ買いポンド売りが相殺して1.2240を挟んで揉み合いとなっています。

2022.12.2ポンド円LONDON-Summary

米利上げ速度が鈍化するとの思惑を背景にしたドル売りの流れが継続

・米利上げ速度が鈍化するとの思惑を背景にしたドル売りの流れが継続。ドル円は135.00下、134.00下のストップロスを連続して誘発し133.61まで下落。ポンド円は連動して164.03まで下落。一巡後、急落からの反動で、ドル円は134.32まで、ポンド円は164.66まで反発。
・一方でポンドドルはユーロポンドのユーロ売りポンド買いから1.2298まで上昇。その後、ユーロポンドのユーロ売りポンド買いが一巡すると、1.2255まで上値を切り下げています。

2022.12.2米雇用統計

強い米雇用統計を受けてドル買い加速

・11月の米雇用統計は非農業部門雇用者数が前月比+26.3万人と事前予想の+20.0万人を上回る。平均時給も前月比+0.6%前年比+5.1%と市場予想の前月比+0.3%、前年比+4.6%を上回る。失業率は3.7 %と市場予想の3.7%よ通りとなっています。 強い米雇用統計を受けて米10年債権利回り急上昇からドル買い加速です。

2022.12.2ポンド円NY-Summary

依然、米金融当局が利上げペースを緩めるとの見方が強く米10年債権利回り上昇幅縮小

・強い米雇用統計を受けてドル買い加速。ドル円は135.99上昇。その後、米金融当局が利上げペースを緩めるとの見方が強く米10年債権利回り上昇幅縮小から134.42まで下落。一方でポンドドルは1.2134まで下落。その後、ユーロポンドのユーロ売りポンド買いが進行。更に米10年債権利回り上昇幅縮小からドル売りで1.2300まで反発上昇。ポンド円はポンドドルの上昇に連れて165.99まで上昇するも、ドル円の下落に連れた売りも入り、その後は165.03まで上値を切り下げています。

[売買結果] [昨日 265P  12月累計 467P]
165.66(S)⇒165.56利確10P  2022/12/02 10:24
165.27(S)⇒164.97利確30P
165.15(S)⇒164.97利確18(保有)
165.13(S)⇒164.89利確24P
165.10(S)⇒165.03利確7P
164.87(S)⇒165.03利確▲16P
165.01(S)⇒164.91利確10P
164.53(S)⇒164.24利確29P    2022/12/02 17:51
165.17(S)⇒164.79利確38P
165.17(S)⇒164.98利確19P
165.06(S)⇒164.98利確8P
165.16(S)⇒164.98利確18P
165.15(S)⇒164.98利確17P    
165.41(S)⇒165.20利確21P    2022/12/03 00:25
165.44(S)⇒165.12利確32P    2022/12/03 04:50


[data条件等]
※このWEEK-strategyの解析はwonderfx alogorithm&quants 15.7.0版になります。
※strategyの対象時間帯は翌週の月曜日07:00~土曜日6:55となります。
※基本、対象時間を超えた場合や、ストーリが完成をした段階で、本strategyは終了とします。
※本、WEEK-straregy はアルゴリズム解析の内容をお伝えするもので、投資判断を促すものでは一切有りません。このWEEK-straregy により生じる一切の責任に関しては責任を負いません。
※この著作権は若松浩幸に帰属しますので、無断転載を禁じます。転載を希望される方はお問い合わせ下さい。
(2022.12.1規定)

[トレードスタイル]
※基本的にトレードはデイトレードとなります。チャートの早い動きの時はそれがスキャに見える事が有るかも知れませんが「デイトレード」です。スキャルピングで臨んでいる事は有りません。要は動きは遅い時は15銭取るのに2時間掛かる事も有ります。反対に動きが早い時はそれが2分と言う事も有ります。考え方は狙っているポイント値に有ります。
※トレード中「手仕舞いをして売り直しする」場合が有ります。これは自分の描いているストーリーに不安や誤っているのではないかと感じた時に「一旦手仕舞って」再度、内容を検証。そして「入り直す」。この作業をしているだけです。リスクを最小限に押さえる事を考えて敢えてポジションを整理して「公正な目」で流れを捉える為です。
※strategyは8時間単位で構成されています。これは市場が変われば流れも変わる。と言う考えからです。リスクを最小限に押さえる為に出来るだけ市場間を跨がない取引を目指しています。
※デイトレード以外にはスイングも構築する事は有ります。スイング構築に関してはその都度コメント欄に方針を掲載しています。

[リアルタイムトレード]
リアルタイムトレーはデイトレードに向いている時間帯で行います。向いているとは=時間軸で動く事が多く、更にリスクが比較的低い(方向性が出易い)時間帯で行う事です。但し、注意したいのは各時間帯には経済指標が発表される時が有ります。指標発表前にポジションを手仕舞い、若しくは調整をしてから入り直しリスクを回避します。
メイントレンドの時間帯は(冬時間の場合)
東京時間=8:30-10:30。欧州時間=15:45-18:30。NY時間=21:30-25:00です。