FXテクニカル分析|FXデイトレード|Week strategy(11/21-11/25)

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アルゴリズム解析でポンド円、翌週11/21-11/25の方向性、そして過去24時間のSummary(TOKYO-summary、LONDON-Summary 、NY-Summary)と中期トレンド(週足)の解説をご案内しています。
【予想レンジ】
168.31-163.92

中期トレンド(週足)=4週線の攻防からトレンドの見極め

※三週振りの陽線(陽線上下に髭 実体部:255Pips、上髭:39Pips、下髭:97Pips)です。 

11月21日(月)東京時間はウォラーFRB理事が先週後半からハト派に傾きがちな市場をけん制した事で全般的にドル買いが優勢。欧州時間は特段材料は無いですが、前週末大きく進んだドル売りに対する買い戻しが優勢。NY時間は米10年債権利回り低下からドル売り。円買い。
11月22日(火)東京時間は米10年債権利回り上昇を背景とした円売りやユーロポンドのユーロ売りポンド買いから上昇。欧州時間は米10年債利回り大幅低下からドル売り・円買いが進行。ドル全面安。NY時間はロシアからのミサイルがポーランドに着弾し少なくとも2人が死亡したとの報道が伝わると、地政学リスクから欧州通貨売り・ドル買いが進行。
11月23日(水)東京時間は米10年債権利回り上昇からドル買い・円売りが進行。更に仲値後も本邦実需(輸入)からのドル買いが持ち込まれる。欧州時間は米10年債利回り低下からドル売り・円買いが進行。NY時間はユーロポンドのユーロ売りポンド買い。
11月24日(木)東京時間はユーロポンドでのユーロ買いポンド売りや良好な豪雇用統計でも豪ドルが対ドルで売られた事に連れて下落。12時過ぎからユーロポンド転換するとショートカバー。欧州時間は英政府の財政計画発表し、来年のGDP見通しを従来の+1.8%から-1.4%に下方修正した事でポンド売りが加速。NY時間は ユーロポンドのユーロ売りポンド買い。
11月25日(金)東京時間は対オセアニア通貨を中心に全般ドル売りと。欧州時間は対ユーロからの動きで上下に振れて方向性が無い。NY時間はドル円の上昇に連れた買い。

トレンドラインは4週線が下向き、6週線が上向き、9週線が上向きに変化、13週線、26週線、52週線が上向き。パラボリック(154.36)はロング転換6週目です。
来週は4週線の攻防となります。
同線に上値を押さえられると下降トレンド継続。同線を上値目処とした戻り売りの展開。反対に同線の上抜け&維持が出来れば下降トレンド一服で、同線を下値目処とした押し目買いの展開が想定されます。

◇2016年2月1日高値(174.97)
◇2022年10月28日高値(171.37)
◇4週移動平均線(167.31)
◇6週移動平均(167.07)
◇11/19 7:00(166.92)
◇13週移動平均線(164.74)
◇9週移動平均線(164.55)
◇26週移動平均線(163.74)
◇基準線(160.38)
◇転換線(160.38)
◇一目均衡表雲の上限① (160.35)
◇52週移動平均線(160.22)
◇一目均衡表雲の下限②(158.44)
◇2020年3月18日安値(124.02)
◇2016年10月7日安値(117.87)※ポンド急落に付き、各社で安値表示は多少違います
※2022.11.19_7:00現在のデータを基にしています

2022.11.18ポンド円TOKYO-Summary

対オセアニア通貨を中心に全般ドル売り

・米10年債権利回り上昇幅縮小に伴いドル売り・円買いに。ポンドドルは1.1896まで、ポンド円は166.84まで上昇。一方でドル円は140.10まで下落。
・対オセアニア通貨を中心に全般ドル売りの流れから、ドル円は139.64まで、ポンド円は166.31まで下落。一方でポンドドルは1.1932まで上昇となっています。

2022.11.18ポンド円LONDON-Summary

対ユーロからの動き

・ユーロポンドのユーロ売りポンド買いが進行すると、ポンドドルは1.1951まで、ポンド円は167.27まで下落。その後、ユーロポンドでのユーロ買いポンド売りに転換すると、ポンドドルは1.1890まで、ポンド円は166.40まで失速。
・一方でドル円は米10年債利回り上昇からのドル買い・円売りで140.29まで上昇。18時以降、対オセアニア通貨主導でドル売りが進行した事や、米10年債権利回りが上昇幅を縮小にした事で139.71まで下押しとなっています。

2022.11.18ポンド円NY-Summary

ドル円の上昇に連れた買い

・コリンズ米ボストン連銀総裁の発言(追加利上げは必要。景気抑制スタンスはしばらくの間維持する必要。政策金利に対する見方は直近のデータに左右されない)を受けて利上げペースの減速観測が後退しドル買いに。ポンドドルは1.1873まで、ポンド円は166.13まで下落。一方でドル円はクロス円の下落に連れて売りと、相反する対欧州・オセアニア通貨でドル買いが進んだ影響を受けた事で揉み合い。
・FIXに掛けてユーロポンドのユーロ売りポンド買いが進行すると、ポンドドルは1.1938まで、ポンド円は166.95まで上昇。
・コリンズ米ボストン連銀総裁の発言(追加利上げの必要性への言及。0.75%利上げの可能性を指摘)から米10年債利回り上昇でドル買い・円売りに。ドル円は140.41まで上昇。一方でポンドドルは1.1877まで下落。一方でポンド円はポンドドルの下落に連れて166.51まで下落するも、ドル円の上昇に連れた買いも入り、その後は166.98までで持ち直しています。

[売買結果] [昨日 87P  11月累計 2550P]
166.80(S)⇒166.70利確10P
166.66(S)⇒166.70利確▲4P
166.55(S)⇒166.70利確▲15P
166.73(S)⇒166.63利確10P
164.64(S)⇒166.40利確24P    2022/11/18 11:01
166.52(S)⇒166.37利確15P
166.42(S)⇒166.32利確10P
167.00(S)⇒166.90利確10P
166.53(S)⇒166.90利確▲37P
164.99(S)⇒166.79利確20P
164.90(S)⇒166.79利確11P    2022/11/18 18:13
166.50(S)⇒166.26利確24P
166.35(S)⇒166.26利確9P
166.44(S)⇒166.31利確13P
166.65(S)⇒166.78利確▲13P   2022/11/19 00:57
165.54(S)保有
164.06(S)保有


[data条件等]
※このWEEK-strategyの解析はwonderfx alogorithm&quants 15.6.9版になります。
※strategyの対象時間帯は翌週の月曜日07:00~土曜日6:55となります。
※基本、対象時間を超えた場合や、ストーリが完成をした段階で、本strategyは終了とします。
※本、WEEK-straregy はアルゴリズム解析の内容をお伝えするもので、投資判断を促すものでは一切有りません。このWEEK-straregy により生じる一切の責任に関しては責任を負いません。
※この著作権は若松浩幸に帰属しますので、無断転載を禁じます。転載を希望される方はお問い合わせ下さい。
(2022.11.1規定)

[トレードスタイル]
※基本的にトレードはデイトレードとなります。チャートの早い動きの時はそれがスキャに見える事が有るかも知れませんが「デイトレード」です。スキャルピングで臨んでいる事は有りません。要は動きは遅い時は15銭取るのに2時間掛かる事も有ります。反対に動きが早い時はそれが2分と言う事も有ります。考え方は狙っているポイント値に有ります。
※トレード中「手仕舞いをして売り直しする」場合が有ります。これは自分の描いているストーリーに不安や誤っているのではないかと感じた時に「一旦手仕舞って」再度、内容を検証。そして「入り直す」。この作業をしているだけです。リスクを最小限に押さえる事を考えて敢えてポジションを整理して「公正な目」で流れを捉える為です。
※strategyは8時間単位で構成されています。これは市場が変われば流れも変わる。と言う考えからです。リスクを最小限に押さえる為に出来るだけ市場間を跨がない取引を目指しています。
※デイトレード以外にはスイングも構築する事は有ります。スイング構築に関してはその都度コメント欄に方針を掲載しています。

[リアルタイムトレード]
リアルタイムトレーはデイトレードに向いている時間帯で行います。向いているとは=時間軸で動く事が多く、更にリスクが比較的低い(方向性が出易い)時間帯で行う事です。但し、注意したいのは各時間帯には経済指標が発表される時が有ります。指標発表前にポジションを手仕舞い、若しくは調整をしてから入り直しリスクを回避します。
メイントレンドの時間帯は(冬時間の場合)
東京時間=8:30-10:30。欧州時間=15:45-18:30。NY時間=21:30-25:00です。