FXテクニカル分析|FXデイトレード|Week strategy(10/17-10/21)

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アルゴリズム解析でポンド円、翌週10/17-10/21の方向性、そして過去24時間のSummary(TOKYO-summary、LONDON-Summary 、NY-Summary)と中期トレンド(週足)の解説をご案内しています。
【予想レンジ】
169.12-160.65

中期トレンド(週足)=13週線「上向き」&「上抜け」で下降トレンド一服

※三週連続の陽線(陽線上下に髭 実体部:514Pips、上髭:99Pips、下髭:143Pips)です。 

10月10日(月)東京時間は対ユーロからの動きで上下に振れる展開。欧州時間は前週末、米雇用統計を受けたドル買いの流れが継続。途中、BOEは緊急措置として導入した国債購入策の1日当たりの買い入れ上限を50億ポンド(約0.8兆円)から100億ポンド(約1.6兆円)に倍増すると発表。発表を受けてポンド急反発も全般的なドル買い圧力が再開される中、再下落。NY時間はダウ平均が一時プラス圏を回復。リスク回避後退からのドル売り。
10月11日(火)東京時間は日米株価指数の下落を受けてリスク回避のドル買いが進行。更に米・中長期金利が大幅に上昇しドル買いを支援。欧州時間は英10年債権利回りが高止まりし、米10年債権利回りが上昇幅を縮小した事でポンド買い。NY時間はベイリーBOE総裁が緊急措置として導入した超長期国債の一時的な買い入れについて、予定通りに14日で終了すると言及。一部で期待されていた購入延長を否定した事で失望のポンド売り。
10月12日(水)東京時間は債券購入の延長をBOEが内々に示唆との報道を受けてポンドが急騰。欧州からNY時間はユーロポンドのユーロ売りポンド買い。
10月13日(木)東京時間は米10年債権利回り上昇を背景としたドル買い・円売りが進行。欧州時間は英国債価格の上昇(債券利回りは低下)に連れて、ポンド買いの動きが再燃。NY時間は米10年債権利回りが低下からのドル売りや英国債価格の上昇(債券利回りは低下)に連れて、ポンド買いの動きが再燃しポンド全面高。
10月14日(金)東京時間は日米株価指数が堅調推移を事からのリスク選好のドル売り。欧州時間はトラス英首相の会見を前に思惑から上下に振れる。NY時間は ダウ平均安を背景にリスク回避のドル買いが再び強まる。

中期トレンドは13週線が26週線を下抜けデットクロスを形成しています。
トレンドラインは4週線、6週線、9週線が上向きに変化、13週線、26週線が上向きに変化、52週線が上向き。パラボリック(148.63)はロング転換です。
13週線「上向き」&「上抜け」で下降トレンド一服です。
来週は同線を下値目処とした押し目買いの展開が想定されます。

◇2016年2月1日高値(174.97)
◇2022年6月9日高値(168.59)
◇10/15 6:00(166.30)
◇26週移動平均線(162.65)
◇6週移動平均(162.22)
◇13週移動平均線(162.21)
◇9週移動平均線(162.01)
◇4週移動平均線(161.21)
◇52週移動平均線(158.98)
◇基準線(158.68)
◇転換線(158.39)
◇一目均衡表雲の上限① (157.70)
◇一目均衡表雲の下限②(156.95)
◇2020年3月18日安値(124.02)
◇2016年10月7日安値(117.87)※ポンド急落に付き、各社で安値表示は多少違います
※2022.10.15_6:00現在のデータを基にしています

2022.10.14ポンド円TOKYO-Summary

日米株価指数が堅調推移を事からのリスク選好のドル売り

・仲値に掛けてゴトウ日実需(輸入)からの円売りから、ドル円は147.45まで上昇。一方でポンドドルはユーロポンドでのユーロ買いポンド売りから1.1290まで下落。ポンド円は両通貨のドル買いの綱引きで揉み合い。
・米10年債利回りが低下に転じた事や日米株価指数が堅調推移を事からのリスク選好のドル売りから、ポンドドルは1.1367まで、ポンド円は167.22まで上昇。一方でドル円は147.09まで下落。その後、金利の低下が一服すると、ポンドドルは1.1312まで、ポンド円は166.80まで上値を切り下げる。一方でドル円は147.40まで下値を切り下げています。

2022.10.14ポンド円LONDON-Summary

トラス英首相の会見を前に振れる

・トラス英首相が22時から記者会見を行い、英経済について発表する事が伝わると、経済戦略の一部撤回に対する期待感からポンドが反発。クワーテング英財務相が更迭されるとの報道も下支えとなり、ポンドドルは1.1311まで、ポンド円は166.95まで上昇。ただ、不透明感は拭えず再びポンド売りが優勢となり、ポンドドルは1.1166まで、ポンド円は165.02まで下落。
・プーチン露大統領が2週間以内に軍事動員を終了する予定と発言が伝わると、ポンドドルは1.1288まで、ポンド円は166.73までショートカバー。
・一方でドル円はドル高が進んだ流れに沿って147.73まで上昇。その後、対欧州通貨でドルが失速すると147.64まで上値を切り下げています。

2022.10.14ポンド円NY-Summary

ダウ平均安を背景にリスク回避のドル買いが再び強まる

・米10月ミシガン大学消費者信頼感指数[速報]が59.8と市場予想の59.0を上回った他、消費者の期待インフレ率が市場予想を上回るとドル買いが先行。ポンドドルは1.1154まで、ポンド円は 165.29まで下落。一方でポンドドルは148.23まで上昇(23時)。
・FIXに絡んだユーロポンドのユーロ売りポンド買いから、ポンドドルは1.1267まで、ポンド円は167.13まで上昇(24時)。
・ダウ平均安を背景にリスク回避のドル買いが再び強まると、ポンドドルは1.1151まで、ポンド円は165.87まで下落。一方でドル円は対オセアニア通貨を中心にドル買いの影響をまずは受けた事や米10年債権利回りが高止まりしている事からドル買いを促し148.86まで上昇幅を拡大しています。

[売買結果] [昨日 114P  10月累計 2849P]
166.55(S)⇒166.38利確17P
166.51(S)⇒166.38利確13P 2022/10/14 09:17
166.87(S)⇒166.44利確43P
166.31(S)⇒166.15利確16P
166.87(S)⇒166.62利確25P 2022/10/14 17:01
161.00(S)保有


[data条件等]
※このWEEK-strategyの解析はwonderfx alogorithm&quants 15.6.5版になります。
※strategyの対象時間帯は翌週の月曜日07:00~土曜日6:55となります。
※基本、対象時間を超えた場合や、ストーリが完成をした段階で、本strategyは終了とします。
※本、WEEK-straregy はアルゴリズム解析の内容をお伝えするもので、投資判断を促すものでは一切有りません。このWEEK-straregy により生じる一切の責任に関しては責任を負いません。
※この著作権は若松浩幸に帰属しますので、無断転載を禁じます。転載を希望される方はお問い合わせ下さい。
(2022.10.1規定)

[トレードスタイル]
※基本的にトレードはデイトレードとなります。チャートの早い動きの時はそれがスキャに見える事が有るかも知れませんが「デイトレード」です。スキャルピングで臨んでいる事は有りません。要は動きは遅い時は15銭取るのに2時間掛かる事も有ります。反対に動きが早い時はそれが2分と言う事も有ります。考え方は狙っているポイント値に有ります。
※トレード中「手仕舞いをして売り直しする」場合が有ります。これは自分の描いているストーリーに不安や誤っているのではないかと感じた時に「一旦手仕舞って」再度、内容を検証。そして「入り直す」。この作業をしているだけです。リスクを最小限に押さえる事を考えて敢えてポジションを整理して「公正な目」で流れを捉える為です。
※strategyは8時間単位で構成されています。これは市場が変われば流れも変わる。と言う考えからです。リスクを最小限に押さえる為に出来るだけ市場間を跨がない取引を目指しています。
※デイトレード以外にはスイングも構築する事は有ります。スイング構築に関してはその都度コメント欄に方針を掲載しています。

[リアルタイムトレード]
リアルタイムトレーはデイトレードに向いている時間帯で行います。向いているとは=時間軸で動く事が多く、更にリスクが比較的低い(方向性が出易い)時間帯で行う事です。但し、注意したいのは各時間帯には経済指標が発表される時が有ります。指標発表前にポジションを手仕舞い、若しくは調整をしてから入り直しリスクを回避します。
メイントレンドの時間帯は(冬時間の場合)
東京時間=8:30-10:30。欧州時間=15:45-18:30。NY時間=21:30-25:00です。