FXテクニカル分析|FXデイトレード|Week strategy(10/10-10/14)

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アルゴリズム解析でポンド円、翌週10/10-10/14の方向性、そして過去24時間のSummary(TOKYO-summary、LONDON-Summary 、NY-Summary)と中期トレンド(週足)の解説をご案内しています。
【予想レンジ】
162.49-157.20

中期トレンド(週足)=13週線の攻防からトレンドの見極め

※二週連続の陽線(上髭小陽線 実体部:33Pips、上髭:443Pips、下髭:52Pips)です。 

10月3日(月)東京時間、所得税の最高税率を廃止する計画はクワーテング英財務相の考えとトラス英首相が発言。政権内部での対立への警戒感からポンド売りが進行。14時過ぎからトラス英政権が最高所得税率の引き下げ案を撤回の見込みとの報道受けてポンド急伸。欧州時間はユーロポンドのユーロ売りポンド買い一服や英10年債権利回り低下から上値を切り下げる。NY時間は米ISM製造業景気指数が市場予を下回ると米10年債権利回り低下からドル売りが進行。その後、米10年債権利回りが上昇に転じるとドル買い戻し。
10月4日(火)東京時間は米10年債利回りが上昇するとドル買い・円売りが進行。12時過ぎから米10年債権利回りが上昇幅を縮小するとドル売り戻しと米債権に連動。欧州序盤は欧州株価指数全面高やダウ平均が堅調に推移してリスク選好のドル売りが進行。17時過ぎからユーロポンドでのユーロ買いポンド売りが進行した事で失速。NY時間は欧米株価が急伸するとリスク選好のドル売りが進行。
10月5日(水)東京時間はユーロポンドでのユーロ買いポンド売りから下落。その後、ユーロ買いポンド売りが一服すると反発。欧州時間は米10年債権利回り上昇を背景にドル買い・円売りが進行。更にユーロポンドでのユーロ買いポンド売りで欧州高値=165.72から163.79まで約2円の下落。NY時間は良好な米経済指標をきっかけに米10年債権利回り上昇からのドル買い・円売りが継続。24時過ぎから米10年債権利回りが上昇幅を縮小するとドル売り・円買い。
10月6日(木)東京時間は日経平均やダウ先物が堅調に推移するとリスク選好のドル売り・円売りが同時に進行。欧州時間は欧米株価指数の下落からリスク回避のドル買いが進行。NY時間は米10年債利回り上昇からドル買いが先行。欧米株価の下落に伴うリスク回避もドル買いを支援。
10月7日(金)東京時間は対ユーロからの動きからの動きで上下に振れる。欧州時間は 欧米株式指数が底堅く推移するとリスク選好のドル売り。NY時間は 好調な米雇用統計を受けて金融引き締めに対する思惑からドル買い圧力が強まる。

中期トレンドは13週線が26週線を下抜けデットクロスを形成しています。
トレンドラインは4週線、6週線、9週線、13週線が下向き、26週線が下向きに変化、52週線が上向き。パラボリック(167.67)はショート転換2週目です。
来週は13週線の攻防となります。
同線に上値を押さえられると下降トレンド継続。同線を上値目処とした戻り売りの展開。反対に同線の上抜け&維持が出来れば下降トレンド一服で、同線を下値目処とした押し目買いの展開が想定されます。

◇2016年2月1日高値(174.97)
◇2022年6月9日高値(168.59)
◇26週移動平均線(162.60)
◇13週移動平均線(162.07)
◇9週移動平均線(161.54)
◇6週移動平均(161.40)
◇10/8 6:00(161.29)
◇4週移動平均線(160.44)
◇52週移動平均線(158.80)
◇基準線(158.68)
◇転換線(158.39)
◇一目均衡表雲の上限① (157.30)
◇一目均衡表雲の下限②(156.55)
◇2020年3月18日安値(124.02)
◇2016年10月7日安値(117.87)※ポンド急落に付き、各社で安値表示は多少違います
※2022.10.8_6:00現在のデータを基にしています

2022.10.7ポンド円TOKYO-Summary

対ユーロからの動き

・ポンドドルはユーロポンドでのユーロ買いポンド売りから1.1140まで、ポンド円は161.47まで下落。一方でドル円は政府・日銀による為替介入への警戒や本邦3連休を前にした仲値ドル余剰から、ドル円は144.87まで下落。
.10時過ぎからユーロポンドのユーロ売りポンド買いに転換すると、ポンドドルは1.1190まで、ポンド円は162.20まで反転上昇。12時過ぎから、再びユーロポンドでのユーロ買いポンド売りに傾くと、ポンドドルは1.1152まで、ポンド円は161.72まで上値を切り下げる。一方でドル円は仲値経過後、ドル余剰が後退すると145.07まで反発も介入警戒から伸び悩んでいます。

2022.10.7ポンド円LONDON-Summary

欧米株式指数が底堅く推移するとリスク選好のドル売り

・欧米株式指数が底堅く推移するとリスク選好のドル売りが進行。ポンドドルは1.1225まで、ポンド円は162.60まで上昇。一方でドル円はドル売りの影響から144.71まで下落。その後、米雇用統計を控えた持ち高調整から144.97まで反発しています。

2022.10.7米雇用統計

好調な米雇用統計を受けて金融引き締めに対する思惑からドル買い圧力が強まる

・9月の米雇用統計は非農業部門雇用者数が前月比+26.3万人と事前予想の+25.0万人を上回る。失業率も3.5%と市場予想の3.7%より低下し改善。平均時給も前月比+0.3%前年比+5.1%と市場予想の前月比+0.3%、前年比+5.0%と市場予想を上回る。非農業部門雇用者数と失業率そして平均時給の良好内容うを受けてドル買いが進行しています。

2022.10.7ポンド円NY-Summary

ドル買いが活発化

・好調な米雇用統計を受けて金融引き締めに対する思惑からドル買い圧力から、ポンドドルは1.1091まで、ポンド円は161.15まで下落。一方でポンドドルは145.35まで上昇。
・一巡後、ポンドドルは1.1170まで、ポンド円は161.96までショートカバーするも、ユーロポンドでのユーロ買いポンド売りが進行した事で、ポンドドルは1.1090まで、ポンド円は161.04まで再下落。一方でドル円は政府・日銀による円買い介入への警戒から伸び悩む。
・3.906%から3.847%まで押された米10年債権利回りが3.889%まで持ち直すとドル買いが再開。ポンドドルは1.1055まで、ポンド円は160.77まで下落幅を拡大。一方でドル円は145.44まで上昇となっています。

[売買結果] [昨日 369P  10月累計 1580P]
161.96(S)⇒161.84利確12P
161.86(S)⇒161.68利確18P
161.68(S)⇒161.48利確20P 2022/10/07 09:14
161.91(S)⇒161.71利確20P(東京時間ポジ)
161.65(S)⇒161.43利確22P
161.43(S)⇒161.28利確15P
161.71(S)⇒161.49利確22P
161.62(S)⇒161.49利確13P
161.90(S)⇒161.77利確13P
161.74(S)⇒161.77利確▲3P
162.09(S)⇒162.04利確5P
161.96(S)⇒162.04利確▲8P
161.86(S)⇒162.04利確▲18P
162.12(S)⇒162.02利確10P
162.09(S)⇒162.02利確7P
162.04(S)⇒161.84利確20P 2022/10/07 16:57
162.38(S)⇒161.62利確76P
161.75(S)⇒161.49利確26P
161.64(S)⇒161.49利確15P 2022/10/07 21:47
161.92(S)⇒161.76利確16P
161.77(S)⇒161.76利確1P
161.58(S)⇒161.76利確▲18P
161.84(S)⇒161.51利確33P
161.58(S)⇒161.26利確32P
161.74(S)⇒161.50利確24P
161.47(S)⇒161.50利確▲3P 2022/10/07 23:59


[data条件等]
※このWEEK-strategyの解析はwonderfx alogorithm&quants 15.6.5版になります。
※strategyの対象時間帯は翌週の月曜日07:00~土曜日6:55となります。
※基本、対象時間を超えた場合や、ストーリが完成をした段階で、本strategyは終了とします。
※本、WEEK-straregy はアルゴリズム解析の内容をお伝えするもので、投資判断を促すものでは一切有りません。このWEEK-straregy により生じる一切の責任に関しては責任を負いません。
※この著作権は若松浩幸に帰属しますので、無断転載を禁じます。転載を希望される方はお問い合わせ下さい。
(2022.10.1規定)

[トレードスタイル]
※基本的にトレードはデイトレードとなります。チャートの早い動きの時はそれがスキャに見える事が有るかも知れませんが「デイトレード」です。スキャルピングで臨んでいる事は有りません。要は動きは遅い時は15銭取るのに2時間掛かる事も有ります。反対に動きが早い時はそれが2分と言う事も有ります。考え方は狙っているポイント値に有ります。
※トレード中「手仕舞いをして売り直しする」場合が有ります。これは自分の描いているストーリーに不安や誤っているのではないかと感じた時に「一旦手仕舞って」再度、内容を検証。そして「入り直す」。この作業をしているだけです。リスクを最小限に押さえる事を考えて敢えてポジションを整理して「公正な目」で流れを捉える為です。
※strategyは8時間単位で構成されています。これは市場が変われば流れも変わる。と言う考えからです。リスクを最小限に押さえる為に出来るだけ市場間を跨がない取引を目指しています。
※デイトレード以外にはスイングも構築する事は有ります。スイング構築に関してはその都度コメント欄に方針を掲載しています。

[リアルタイムトレード]
リアルタイムトレーはデイトレードに向いている時間帯で行います。向いているとは=時間軸で動く事が多く、更にリスクが比較的低い(方向性が出易い)時間帯で行う事です。但し、注意したいのは各時間帯には経済指標が発表される時が有ります。指標発表前にポジションを手仕舞い、若しくは調整をしてから入り直しリスクを回避します。
メイントレンドの時間帯は(冬時間の場合)
東京時間=8:30-10:30。欧州時間=15:45-18:30。NY時間=21:30-25:00です。