FXテクニカル分析|FXデイトレード|Week strategy(10/3-10/7)

【予想レンジ】
164.25-157.48
中期トレンド(週足)=13週線の攻防からトレンドの見極め
※三週振りの陽線(下髭陽線 実体部:669Pips、上髭:56Pips、下髭:629Pips)です。9月26日(月)東京時間は英トラス英政権による大規模な減税策と国債増発計画伴う景気刺激策を受けた財政悪化懸念からポンド売りが加速。その後、急落からの反動で反発と荒い展開。欧州時間は英トラス英政権による財政政策に対する懸念を背景に、BOEが利上げのペースや規模を引き上げるとの見方やポンド買い介入をするのではないかとの憶測から、英10年債権利回り急上昇(英国債が急落)からポンド買い戻しが進行。NY時間はBOEは市場環境について声明を発表するの報道を受けポンド買い。その後、ベイリーBOE総裁の声明で緊急利上げがなかった事からポンド売りで反応。
9月27日(火)東京時間はユーロポンドのユーロ売りポンド買い。欧州時間は欧州株全面高を背景にポンド買いが先行。その後、株価の上昇が一服すると揉み合い。NY時間は米10年債権利回り上昇からドル買い・円売りが進行。
9月28日(水)東京時間は米10年債権利回り上昇からのポンドドルのドル買いや日経平均550円超安やアジア株全面安からのリスク回避。欧州時間は英中銀がQEを一時的に再開する発表。英10年債権利回り急低下からポンド売り。NY時間はBOEの臨時措置をきっかけに英国の長期金利が急低下を受けて、米長期金利も低下幅を拡大しドル売り動き。
9月29日(木)東京時間日経平均伸び悩みから下落に転じるとリスク回避のドル買い・円買いが進行。後場から日経平均が反発するとリスク回避が後退。欧州時間は原油先物が上昇に転換を受けて対資源国通貨でドル安が活発化。NY時間は 米10年債権利回り低下からのドル買いや月末・四半期末を控える中、FIXに絡んだポンド買いのフローからポンド全面高。
9月30日(金)東京時間は英債券市場安定策による押し上げ効果が一巡、再び、トラス英政権が打ち出した積極過ぎる財政政策への懸念は根強く再び売られる展開。欧州時間は根強い英財政悪化懸念や英10年国債利回り低下からポンド売りが進行。NY時間はFIXに掛けて月末・期末に絡んだユーロ売り・ポンド買いフロー。
中期トレンドは13週線が26週線を下抜けデットクロスを形成しています。
トレンドラインは4週線が横這い、6週線、9週線、13週線が下向き、26週線が上向きに変化、52週線が上向き。パラボリック(168.46)はショート転換2週目です。
来週は13週線の攻防となります。
同線に上値を押さえられると下降トレンド継続。同線を上値目処とした戻り売りの展開。反対に同線の上抜け&維持が出来れば下降トレンド一服で、同線を下値目処とした押し目買いの展開が想定されます。
◇2016年2月1日高値(174.97)
◇2022年6月9日高値(168.59)
◇26週移動平均線(162.63)
◇13週移動平均線(162.26)
◇9週移動平均線(161.73)
◇10/1 6:00(161.62)
◇4週移動平均線(161.47)
◇6週移動平均(161.44)
◇基準線(158.68)
◇52週移動平均線(158.64)
◇転換線(158.39)
◇一目均衡表雲の上限① (157.30)
◇一目均衡表雲の下限②(156.55)
◇2020年3月18日安値(124.02)
◇2016年10月7日安値(117.87)※ポンド急落に付き、各社で安値表示は多少違います
※2022.10.1_6:00現在のデータを基にしています
2022.9.30ポンド円TOKYO-Summary
英債券市場安定策による押し上げ効果が一巡
・NY時間は英国債の売却開始延期や時限措置としての国債買い入れで不安定な英債市場を落ち着かせた事からポンド買い戻しが進行しましたが、東京時間では英債券市場安定策による押し上げ効果が一巡、再び、トラス英政権が打ち出した積極過ぎる財政政策への懸念は根強く、ポンドドルは1.1070まで、ポンド円は160.23まで売られる展開。・一方でドル円は仲値に掛けて月末・四半期末ゴトウ日での、本邦実需(輸入)からの円売りが入ると144.77まで上昇。仲値後は実需が後退し144.48まで上値を切り下げています。
2022.9.30ポンド円LONDON-Summary
英10年国債利回り低下からポンド売り
・根強い英財政悪化懸念や英10年国債利回り低下からポンド売りが進行。ポンドドルは1.1042まで、ポンド円は159.43まで下落。一方でドル円は米10年債権利回りが低下幅を縮小するとドル買い戻しが優勢となり144.76まで上昇となっています。2022.9.30ポンド円NY-Summary
月末・期末に絡んだユーロ売り・ポンド買いフロー
・FIXに掛けて月末・期末に絡んだユーロ売り・ポンド買いフローから、ポンドドルは1.1177まで、ポンド円は161.470まで上昇。FIX経過後、ポンドドルは1.1100まで、ポンド円は160.68まで上値を切り下げるも、1時過ぎから再びポンド買いが再開し、ポンドドルは1.1177まで、ポンド円は161.84まで再上昇。・一方でドル円は米10年債権利回り上昇を背景とドル買い・円売りから144.81まで上昇となっています。
[売買結果] [昨日 196P 9月累計 5421P]
161.75(S)⇒161.08利確67P 2022/09/30 09:01
161.18(S)⇒160.82利確36P
161.31(S)⇒161.11利確20P
161.10(S)⇒161.11利確▲1P
160.95(S)⇒161.11利確▲16P
161.26(S)⇒161.07利確19P
161.13(S)⇒161.07利確6P
161.12(S)⇒160.95利確17P
161.14(S)⇒160.90利確24P
161.47(S)⇒161.23利確24P 2022/09/30 17:10
[data条件等]
※このWEEK-strategyの解析はwonderfx alogorithm&quants 15.6.5版になります。
※strategyの対象時間帯は翌週の月曜日07:00~土曜日6:55となります。
※基本、対象時間を超えた場合や、ストーリが完成をした段階で、本strategyは終了とします。
※本、WEEK-straregy はアルゴリズム解析の内容をお伝えするもので、投資判断を促すものでは一切有りません。このWEEK-straregy により生じる一切の責任に関しては責任を負いません。
※この著作権は若松浩幸に帰属しますので、無断転載を禁じます。転載を希望される方はお問い合わせ下さい。
(2022.10.1規定)
[トレードスタイル]
※基本的にトレードはデイトレードとなります。チャートの早い動きの時はそれがスキャに見える事が有るかも知れませんが「デイトレード」です。スキャルピングで臨んでいる事は有りません。要は動きは遅い時は15銭取るのに2時間掛かる事も有ります。反対に動きが早い時はそれが2分と言う事も有ります。考え方は狙っているポイント値に有ります。
※トレード中「手仕舞いをして売り直しする」場合が有ります。これは自分の描いているストーリーに不安や誤っているのではないかと感じた時に「一旦手仕舞って」再度、内容を検証。そして「入り直す」。この作業をしているだけです。リスクを最小限に押さえる事を考えて敢えてポジションを整理して「公正な目」で流れを捉える為です。
※strategyは8時間単位で構成されています。これは市場が変われば流れも変わる。と言う考えからです。リスクを最小限に押さえる為に出来るだけ市場間を跨がない取引を目指しています。
※デイトレード以外にはスイングも構築する事は有ります。スイング構築に関してはその都度コメント欄に方針を掲載しています。
[リアルタイムトレード]
リアルタイムトレーはデイトレードに向いている時間帯で行います。向いているとは=時間軸で動く事が多く、更にリスクが比較的低い(方向性が出易い)時間帯で行う事です。但し、注意したいのは各時間帯には経済指標が発表される時が有ります。指標発表前にポジションを手仕舞い、若しくは調整をしてから入り直しリスクを回避します。
メイントレンドの時間帯は(冬時間の場合)
東京時間=8:30-10:30。欧州時間=15:45-18:30。NY時間=21:30-25:00です。
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