FXテクニカル分析|FXデイトレード|Week strategy(9/26-9/30)

【予想レンジ】
159.12-152.39
中期トレンド(週足)=13週線、26週線「下向き」&「下抜け」で下降トレンド
※二週連続の陰線(長大陰線 実体部:749Pips、上髭:132Pips、下髭:20Pips)です。9月19日(月)東京時間は東京休場で薄商い中、アジア株全体が軟調に推移した事やダウ先物や日経先物の下落からリスク回避。欧州時間はNYダウ先物250ドル超安からリスク回避のドル買いや原油先物安を背景に対資源国通貨でドル買い。その後、ダウ先物下落幅縮小や原油先物下げ止まりから反発。NY時間は米10年債権利回りが上昇幅を縮小するとドル売り。更に原油先物上昇を受けて対資源国通貨でドル安が活発化した事に連れる。
9月20日(火)東京時間は日経平均が寄り付きから上昇幅を縮小した事やダウ先物も伸び悩からリスク回避のドル買いが進行。その後、日経平均が下げ止まると反発。欧州時間は米10年債権利回り上昇を背景にドル買いが強まる。NY時間はユーロポンドでのユーロ買いポンド売り。
9月21日(水)東京時間はFOMCを控えて日米金利差拡大に着目したドル買い・円売りが進行。欧州時間はウクライナ情勢の悪化を懸念したリスク回避のドルが進行。その後は急落からの反動や、欧米株価指数が底堅く推移している事からリスク回避の巻き戻し。NY時間はFOMCは政策金利の75bp引き上げを決定。 これを受けて米10年債権利回り上昇からドル買い・円売りに。その後、パウエルFRB議長が会見で、今後の利上げペースは経済次第としながらいつか利上げペースを落とすのが適切になるだろう発言。又、労働市場がある程度鈍化する可能性はかなり高いとの見解も示すと、米10年債権利回り急低下からドル売り、円買い。
9月22日(木)東京時間は日銀が大規模な金融緩和を維持すると決めた事で、利上げを続ける米FRBとの金利差を意識したドル買い・円売りが加速し急騰。その後、日銀のレートチェックや介入への警戒感、そして利益確定の円買いが加速し一転急落。一巡後、押し目買いをする投資家も多く再上昇と乱高下。欧州時間は黒田日銀総裁の記者会見を受けて一段と円売りが進行。その後、米10年債利回りがマイナス圏に沈んだ事からのドル売り調整や本邦の円買い介入を受けて急落。NY時間は10年債権利回りが大きく上昇するとドル買い・円売りが強まる。
9月23日(金)東京時間は本邦の介入警戒から円売りが先行。更にユーロポンドでのユーロ買いポンド売りと、両通貨の下落(ポンド売り・円買い)。その後、ドル円の反発やユーロポンドでのユーロ買いポンド売りが一巡した事で反発(ポンド買い・円売り)。欧州からNY時間は英国の大規模な減税策と国債増発計画をきっかけに財政悪化懸念が強ってのポンド売り。
中期トレンドは13週線が26週線を下抜けデットクロスを形成しています。
トレンドラインは4週線、6週線が下向きに変化、9週線、13週線が下向き、26週線が下向きに変化、52週線が上向き。パラボリック(168.73)はショート転換です。
13週線、26週線「下向き」&「下抜け」で下降トレンドです。
本日は両線を上値目処とした戻り売りの展開が想定されます。
◇2016年2月1日高値(174.97)
◇2022年6月9日高値(168.59)
◇転換線(162.90)
◇26週移動平均線(162.60)
◇13週移動平均線(162.41)
◇基準線(162.16)
◇9週移動平均線(161.80)
◇6週移動平均(161.49)
◇4週移動平均線(161.38)
◇52週移動平均線(158.42)
◇一目均衡表雲の上限① (155.73)
◇9/24 6:00(155.62)
◇一目均衡表雲の下限②(154.98)
◇2020年3月18日安値(124.02)
◇2016年10月7日安値(117.87)※ポンド急落に付き、各社で安値表示は多少違います
※2022.9.24_6:00現在のデータを基にしています
2022.9.23ポンド円TOKYO-Summary
本邦の介入警戒から円売りが先行
・本邦の介入警戒から円売りが先行。ドル円は141.76まで下落。一方でポンドドルはユーロポンドでのユーロ買いポンド売りから1.1227まで下落。ポンド円は両通貨の下落(ポンド売り・円買い)から159.45まで下落。・その後、ドル円は142.33まで反発も日米株価先物が軟調に推移している事や上海総合指数の下落から戻り上値も限定的。一方でポンドドルはユーロポンドでのユーロ買いポンド売りが一巡した事で1.2243まで小反発。ポンド円は両通貨の反発(ポンド買い・円売り)で159.90まで反発しています。
2022.9.23ポンド円LONDON-Summary
英国の信用力低下への懸念が強まり、英長期金利が急上昇。英国株が大幅下落
・クワーテング英財務相の減税と財政出動による経済対策の発表を受けてポンド買いが進行。ポンドドルは1.1210まで、ポンド円は160.11まで上昇。・ただ、大型財政出動の発表後、英国の信用力低下への懸念が強まり、英長期金利が急上昇。英国株が大幅下落するなど英国資産が急落しポンドは売りが加速。ポンドドルは1.1026まで、ポンド円は157.46まで急落。
・一方でドル円は米10年債権利回り上昇幅拡大からのドル買い・円売りで143.27まで上昇。ただ、円買い介入への警戒感から伸び悩んでいます。
2022.9.23ポンド円NY-Summary
英国の財政悪化懸念からのポンド売り
・英国の大規模な減税策と国債増発計画をきっかけに財政悪化懸念が強ってのポンド売り。更にダウ平均が480ドル超下落からのリスク回避のドル買いや原油先物下落を背景に対資源国通貨でドル買いが進んだ影響も受けて、ポンドドルは1.0862まで、ポンド円は155.47まで下落幅を拡大。・一方でドル円は欧州株全面安やダウ平均下落からのリスク回避のドル買いが進むと、円に対してもドル買いが先行。米9月製造業・非製造業PMI速報値が市場予想を上回った事もドル買いを支援し143.46まで上昇となっています。
[売買結果] [昨日 0P 9月累計 2948P]
[data条件等]
※このWEEK-strategyの解析はwonderfx alogorithm&quants 15.6.1版になります。
※strategyの対象時間帯は翌週の月曜日07:00~土曜日6:55となります。
※基本、対象時間を超えた場合や、ストーリが完成をした段階で、本strategyは終了とします。
※本、WEEK-straregy はアルゴリズム解析の内容をお伝えするもので、投資判断を促すものでは一切有りません。このWEEK-straregy により生じる一切の責任に関しては責任を負いません。
※この著作権は若松浩幸に帰属しますので、無断転載を禁じます。転載を希望される方はお問い合わせ下さい。
(2022.9.1規定)
[トレードスタイル]
※基本的にトレードはデイトレードとなります。チャートの早い動きの時はそれがスキャに見える事が有るかも知れませんが「デイトレード」です。スキャルピングで臨んでいる事は有りません。要は動きは遅い時は15銭取るのに2時間掛かる事も有ります。反対に動きが早い時はそれが2分と言う事も有ります。考え方は狙っているポイント値に有ります。
※トレード中「手仕舞いをして売り直しする」場合が有ります。これは自分の描いているストーリーに不安や誤っているのではないかと感じた時に「一旦手仕舞って」再度、内容を検証。そして「入り直す」。この作業をしているだけです。リスクを最小限に押さえる事を考えて敢えてポジションを整理して「公正な目」で流れを捉える為です。
※strategyは8時間単位で構成されています。これは市場が変われば流れも変わる。と言う考えからです。リスクを最小限に押さえる為に出来るだけ市場間を跨がない取引を目指しています。
※デイトレード以外にはスイングも構築する事は有ります。スイング構築に関してはその都度コメント欄に方針を掲載しています。
[リアルタイムトレード]
リアルタイムトレーはデイトレードに向いている時間帯で行います。向いているとは=時間軸で動く事が多く、更にリスクが比較的低い(方向性が出易い)時間帯で行う事です。但し、注意したいのは各時間帯には経済指標が発表される時が有ります。指標発表前にポジションを手仕舞い、若しくは調整をしてから入り直しリスクを回避します。
メイントレンドの時間帯は(冬時間の場合)
東京時間=8:30-10:30。欧州時間=15:45-18:30。NY時間=21:30-25:00です。