FXテクニカル分析|FXデイトレード|Week strategy(6/20-6/24)

logo333WEEK-b-48.jpg
アルゴリズム解析でポンド円、翌週6/20-6/24の方向性、そして過去24時間のSummary(TOKYO-summary、LONDON-Summary 、NY-Summary)と中期トレンド(週足)の解説をご案内しています。
【予想レンジ】
167.59-160.57

中期トレンド(週足)=6週線、9週線の攻防からトレンドの見極め

※五週振りの陰線(下髭小陰線 実体部:58Pips、上髭:73Pips、下髭:490Pips)です。

6月13日(月)東京時間は日米金利差拡大を意識したドル買い・円売りが進行。その後、黒田日銀総裁の発言(最近の急激な円安の進行は経済にマイナス、好ましくない。政府と緊密に連携しつつ為替市場動向を十分に注視)を受けて一時円に円買いしが入る。欧州時間は英GDPや英鉱工業生産の下振れを受けて英国のスタグフレーション懸念が意識されポンド売りに。更にる欧米株が続落からリスク回避ドル買いが進行。NY時間は世界的なインフレ加速と積極的な金融引き締めへの懸念から、世界株安からリスク回避継続。
6月14日(火)東京時間は10時過ぎ、日銀は国債金利の上昇を抑えるため、超長期債の臨時オペを通知。更に米10年債権利回り上昇から円売りが進行。欧州時間は欧州株価全面安や日経先物軟調からからリスク回避の円買いが進行。NY時間はFOMCを前に米金融引き締めが加速するとの見方は根強くドル買いが加速。
6月15日(水)東京時間は日経平均が300円安近くまで下落幅を拡大し、リスク回避の円買いが進行。欧州時間は米10年債金利低下幅拡大からドルは主要通貨に対して全面安。NY時間はパウエルFRB議長の会見で7月会合では0.50%か0.75%の利上げが選択肢となる公算と発言。0.75%の大幅利上げに慎重な姿勢を示すと米10年債権利回り低下からドル売り。
6月16日(木)東京時間は米10年債利回り上昇からドル買い・円売りが進行。その後、米10年債利回りが低下し事でドル売り戻しが入りも、日米株価指数が堅調に推移している事で下値は限定的。欧州時間は欧州が2%を超える全面安やダウ先物大幅安。更に日経先物700円超下落からリスク回避の円買いが進行。NY時間は米10年債権利回り低下からドル売りが進行。
6月17日(金)東京時間は日銀金融政策決定会合で金融政策の現状維持を決定。マイナス金利を -0.1%に維持。10年物国債金利0.25%での指し値オペ、明らかに応札が見込まれない場合除き毎営業日実施と表明すると円売りが進行。しかし金融・為替市場の動向やその経済・物価への影響を十分注視する必要と為替市場に言及した事や 上値では介入警戒から一時的に急落。その後、反発し黒田日銀総裁会見待ち。欧州時間は日銀の大規模緩和政策の維持を確認した事からの円売りの流れが継続。更に欧米株式上昇を背景にリスク回避の円売りも。NY時間は米債権連動に連動し小幅に上下に振れる。

トレンドラインは4週線、6週線が横這いに変化、9週線、13週線、26週線、52週線が上向き。パラボリック(155.86)はロング転換2週目です。
来週は6週線、9週線の攻防となります。
両線の上抜け&上向きが継続すると上昇トレンド継続。両線を下値目処とした押し目買いの展開。反対に両線に上値を押さえられると上昇トレンド一服。同線を上値目処とした戻り売りの展開が想定されます。

◇2016年2月1日高値(174.97)
◇2022年6月9日高値(168.59)
◇6/18 5:55(164.89)
◇4週移動平均線(163.54)
◇9週移動平均線(162.43)
◇13週移動平均線(162.35)
◇転換線(162.16)
◇6週移動平均(162.10)
◇基準線(159.12)
◇26週移動平均線(158.72)
◇52週移動平均線(155.54)
◇一目均衡表雲の上限① (153.46)
◇一目均衡表雲の下限②(147.59)
◇2020年3月18日安値(124.02)
◇2016年10月7日安値(117.87)※ポンド急落に付き、各社で安値表示は多少違います
※2022.6.18_5:55現在のデータを基にしています

2022.6.17ポンド円TOKYO-Summary

米10年債権利回り上昇を受けて円売り

・新発10年国債利回りが2016年1月以来の高水準となる0.265%まで上昇し、ドル円は132.16まで、ポンド円は163.20まで下落。その後、米10年債権利回り上昇を受けて円売りが進行しドル円は133.44まで、ポンド円は164.44まで上昇
・その後のドル円とポンド円は日銀金融政策の項目に記載。
・一方でポンドドルはユーロポンドでのユーロ買いポンド売りや米10年債権利回り上昇からのドル買いで1.22284まで下落となっています。

2022.6.17ポンド円日銀金融政策

金融緩和策が維持

・日銀金融政策決定会合で金融政策の現状維持を決定。マイナス金利を -0.1%に維持。10年物国債金利0.25%での指し値オペ、明らかに応札が見込まれない場合除き毎営業日実施と表明すると、円売りが進行。ドル円は134.63まで、ポンド円は165.70まで上昇。しかし金融・為替市場の動向やその経済・物価への影響を十分注視する必要と為替市場に言及した事や 上値では介入警戒から、ドル円は132.32まで、ポンド円は163.00まで一時的に急落。その後、反発しドル円は134.00を挟んで、ポンド円は164.75を挟んで揉み合い、黒田日銀総裁会見待ちとなっています。

2022.6.17ポンド円LONDON-Summary

日銀の大規模緩和政策の維持を確認した事からの円売りの流れが継続

・日銀の大規模緩和政策の維持を確認した事からの円売りの流れが継続。欧米株式上昇を背景にリスク回避の円売りも進み、ドル円は134.91まで、ポンド円は166.19まで上昇。一方でポンドドルはユーロポンドのユーロ売りポンド買いから1.2342まで上昇。その後、ユーロポンドのユーロ売りポンド買いが一服すると1.2277まで上値を切り下げています。

2022.6.17ポンド円NY-Summary

米債権連動

・米10年債利回りが上昇したタイミングでドル買いが活発化。ドル円は135.42まで、ポンド円は165.29まで上昇。その後、金利が上昇幅を縮小すると、ドル円は134.87まで、ポンド円は164.57まで上値を切り下げる。
・一方でポンドドルは英国債利回りが低下した一方、米国債利回りが上昇すると、英米金利差の拡大を意識したポンド売り・ドル買いが優勢とり、1.2172まで下落。その後、米10年債権利回りが上昇幅を縮小すると1.2230まで反発上昇となっています。

[売買結果] [昨日 811P  6月累計 2839P]
163.85(S)⇒163.60利確25P
163.41(S)⇒163.20利確21P
163.35(S)⇒163.20利確15P
163.75(S)⇒163.59利確16P
164.24(S)⇒164.13利確11P
164.14(S)⇒164.13利確1P
165.66(S)⇒163.20利確46P
165.72(S)⇒163.23利確49P
165.46(S)⇒163.23利確23P
165.33(S)⇒163.39利確194P
165.33(S)⇒163.39利確194P
162.82(S)⇒163.39利確▲57P(保有)
164.96(S)⇒163.54利確42P
164.87(S)⇒163.54利確33P    2022/06/17 12:10
165.35(S)⇒165.10利確25P
165.26(S)⇒165.13利確13P
165.44(S)⇒165.23利確21P    2022/06/17 17:14
165.16(S)⇒165.04利確12P(欧州時間ポジ)
165.02(S)⇒164.89利確13P(欧州時間ポジ)
164.79(S)⇒164.60利確19P
165.03(S)⇒164.88利確15P
164.83(S)⇒164.70利確13P
164.88(S)⇒164.70利確18P
164.96(S)⇒164.70利確26P
165.08(S)⇒164.81利確27P
164.77(S)⇒164.81利確▲4P    2022/06/18 00:37


[data条件等]
※このWEEK-strategyの解析はwonderfx alogorithm&quants 15.4.1版になります。
※strategyの対象時間帯は翌週の月曜日07:00~土曜日6:55となります。
※基本、対象時間を超えた場合や、ストーリが完成をした段階で、本strategyは終了とします。
※本、WEEK-straregy はアルゴリズム解析の内容をお伝えするもので、投資判断を促すものでは一切有りません。このWEEK-straregy により生じる一切の責任に関しては責任を負いません。
※この著作権は若松浩幸に帰属しますので、無断転載を禁じます。転載を希望される方はお問い合わせ下さい。
(2022.6.1規定)

[トレードスタイル]
※基本的にトレードはデイトレードとなります。チャートの早い動きの時はそれがスキャに見える事が有るかも知れませんが「デイトレード」です。スキャルピングで臨んでいる事は有りません。要は動きは遅い時は15銭取るのに2時間掛かる事も有ります。反対に動きが早い時はそれが2分と言う事も有ります。考え方は狙っているポイント値に有ります。
※トレード中「手仕舞いをして売り直しする」場合が有ります。これは自分の描いているストーリーに不安や誤っているのではないかと感じた時に「一旦手仕舞って」再度、内容を検証。そして「入り直す」。この作業をしているだけです。リスクを最小限に押さえる事を考えて敢えてポジションを整理して「公正な目」で流れを捉える為です。
※strategyは8時間単位で構成されています。これは市場が変われば流れも変わる。と言う考えからです。リスクを最小限に押さえる為に出来るだけ市場間を跨がない取引を目指しています。
※デイトレード以外にはスイングも構築する事は有ります。スイング構築に関してはその都度コメント欄に方針を掲載しています。

[リアルタイムトレード]
リアルタイムトレーはデイトレードに向いている時間帯で行います。向いているとは=時間軸で動く事が多く、更にリスクが比較的低い(方向性が出易い)時間帯で行う事です。但し、注意したいのは各時間帯には経済指標が発表される時が有ります。指標発表前にポジションを手仕舞い、若しくは調整をしてから入り直しリスクを回避します。
メイントレンドの時間帯は(冬時間の場合)
東京時間=8:30-10:30。欧州時間=15:45-18:30。NY時間=21:30-25:00です。