FXテクニカル分析|FXデイトレード|Week strategy(6/13-6/17)

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アルゴリズム解析でポンド円、翌週6/13-6/17の方向性、そして過去24時間のSummary(TOKYO-summary、LONDON-Summary 、NY-Summary)と中期トレンド(週足)の解説をご案内しています。
【予想レンジ】
168.60-162.08

中期トレンド(週足)=6週線、9週線「上向き」&「上抜け」で上昇トレンド

※四週連続の陽線(上髭陽線 実体部:206Pips、上髭:357Pips、下髭:45Pips)です。

6月6日(月)東京序盤は本邦、実需(輸出)からの円買い。午後から日経平均150円超高を背景にリスク選好のドル売り・円売りで反発。欧州時間、四連休明けの英国は英10年債利回りが上昇からポンド買いが進行。NY時間は米10年債権利回り大幅上昇からドル買い・円売りが進行。
6月7日(火)東京時間は鈴木財務相、松野官房長官、内田日銀理事らが、急速な円安への懸念を示し、口先介入をするも米10年債権利回り上昇からドル買い・円売りが継続。欧州時間はユーロポンドのユーロ売りポンド買い。NY時間は米10年債権利回り低下からのドル売りやユーロポンドのユーロ売りポンド買い。
6月8日(水)東京から欧州時間は米10年債権利回り上昇を背景にドル買い・円売りが進行。NY時間は米債権に連動し小幅に上下に振れる。
6月9日(木)東京時間は米10年債権利回り上昇幅縮小からの円買い。欧州時間は米10年債権利回り低下からの円買いや急激な円売り対するポジション調整からの円買い。NY時間は米債権威連動し上下に振れる。
6月10日(金)東京時間は東京時間は本邦、実需(輸出)からの円買いや利益確定の円買い。
欧州時間はインフレ懸念からダウ先物が軟調。欧州株全面安からリスク回避。NY時間は米CPIが市場予想を上回ると米10年債権利回り上昇と共にドル買いが活発化。更に欧州全面大幅安やダウ平均880ドル超安からのリスク回避のポンド売り・ドル買い。

トレンドラインは4週線、6週線、9週線が上向き、13週線、26週線、52週線が上向き。パラボリック(155.59)はロング転換です。
6週線、9週線「上向き」&「上抜け」で上昇トレンドです。
来週も両線を下値目処とした押し目買いの展開が想定されます。

◇2016年2月1日高値(174.97)
◇2022年6月9日高値(168.59)
◇6/11 5:55(165.42)
◇9週移動平均線(162.44)
◇4週移動平均線(162.27)
◇転換線(162.16)
◇6週移動平均(162.12)
◇13週移動平均線(161.74)
◇基準線(159.12)
◇26週移動平均線(158.17)
◇52週移動平均線(155.29)
◇一目均衡表雲の上限① (153.46)
◇一目均衡表雲の下限②(147.59)
◇2020年3月18日安値(124.02)
◇2016年10月7日安値(117.87)※ポンド急落に付き、各社で安値表示は多少違います
※2022.6.11_5:55現在のデータを基にしています

2022.6.10ポンド円TOKYO-Summary

本邦、実需(輸出)からの円買いや利益確定の円買い

・本邦、実需(輸出)からの円買いや利益確定の円買い。更に日経平均400円超安からのリスク回避の円買いで、ドル円は133.91まで、ポンド円は167.34まで下落。一方でポンドドルはポンド円に連動し1.2478まで下落。
・財務省と金融庁、日銀幹部による情報交換会合を午後4時に開くと発表した事を受けて円安等を議論するとみられると伝わると、円買いガ進行し、ドル円は133.72まで、ポンド円は167.20まで下落。となっています。

2022.6.10ポンド円LONDON-Summary

インフレ懸念からダウ先物が軟調。欧州株全面安からリスク回避

・欧州株全面安からリスク回避のポンド売り・ドル買いが進行。ポンドドルは1.2423まで、ポンド円は166.34まで下落。
一方でドル円は財務省・金融庁・日銀の3者会合声明で為替相場、急速な変動は望ましくない等の発表を受けて円買いで反応。ドル円は133.36まで下落。その後、米10年債権利回り上昇に支えられて134.00まで反発となっています。
・米CPIがコア指数ともに市場予想を上回るとドル買いで反応。更にインフレ懸念からダウ先物が軟調に推移。欧州株全面安も更も一段安となり、ポンドドルは1.2382まで、ポンド円は16578まで下落幅を拡大。一方でドル円は強い米CPIを受けて初動は買いで反応し134.87まで上昇。一旦、クロス円下落に引っ張ら133.51まで下落も対欧州通貨などでドル買い加速から、134.25まで切り返しています。

2022.6.10ポンド円NY-Summary

インフレピーク説後退

・米CPIが市場予想を上回ると米10年債権利回り上昇と共にドル買いが活発化。欧州全面大幅安やダウ平均880ドル超安からのリスク回避のポンド売り・ドル買いも有り、ポンドドルは1.2300まで、ポンド円は165.17まで下落。
・一方でドル円は米CPIが市場予想を上回った事でインフレ懸念が強まり(インフレピーク説後退)、FRBが秋以降も積極的な金融引き締めを続けるとの見方が広がり134.39まで上昇となっています。

[売買結果] [昨日 136P  6月累計 912P]
167.89(S)⇒167.73利確16P
167.84(S)⇒167.73利確11P(保有)
167.63(S)⇒167.45利確18P
167.43(S)⇒167.45利確▲2P    2022/06/10 09:59
167.09(S)⇒166.96利確13P
167.26(S)⇒167.05利確21P
167.06(S)⇒167.05確1P
167.06(S)⇒166.88確13P
167.09(S)⇒166.73確36P
166.71(S)⇒166.61確10P
166.87(S)⇒166.87確0P
166.86(S)⇒166.87確▲1P    2022/06/10 17:29


[data条件等]
※このWEEK-strategyの解析はwonderfx alogorithm&quants 15.4.1版になります。
※strategyの対象時間帯は翌週の月曜日07:00~土曜日6:55となります。
※基本、対象時間を超えた場合や、ストーリが完成をした段階で、本strategyは終了とします。
※本、WEEK-straregy はアルゴリズム解析の内容をお伝えするもので、投資判断を促すものでは一切有りません。このWEEK-straregy により生じる一切の責任に関しては責任を負いません。
※この著作権は若松浩幸に帰属しますので、無断転載を禁じます。転載を希望される方はお問い合わせ下さい。
(2022.6.1規定)

[トレードスタイル]
※基本的にトレードはデイトレードとなります。チャートの早い動きの時はそれがスキャに見える事が有るかも知れませんが「デイトレード」です。スキャルピングで臨んでいる事は有りません。要は動きは遅い時は15銭取るのに2時間掛かる事も有ります。反対に動きが早い時はそれが2分と言う事も有ります。考え方は狙っているポイント値に有ります。
※トレード中「手仕舞いをして売り直しする」場合が有ります。これは自分の描いているストーリーに不安や誤っているのではないかと感じた時に「一旦手仕舞って」再度、内容を検証。そして「入り直す」。この作業をしているだけです。リスクを最小限に押さえる事を考えて敢えてポジションを整理して「公正な目」で流れを捉える為です。
※strategyは8時間単位で構成されています。これは市場が変われば流れも変わる。と言う考えからです。リスクを最小限に押さえる為に出来るだけ市場間を跨がない取引を目指しています。
※デイトレード以外にはスイングも構築する事は有ります。スイング構築に関してはその都度コメント欄に方針を掲載しています。

[リアルタイムトレード]
リアルタイムトレーはデイトレードに向いている時間帯で行います。向いているとは=時間軸で動く事が多く、更にリスクが比較的低い(方向性が出易い)時間帯で行う事です。但し、注意したいのは各時間帯には経済指標が発表される時が有ります。指標発表前にポジションを手仕舞い、若しくは調整をしてから入り直しリスクを回避します。
メイントレンドの時間帯は(冬時間の場合)
東京時間=8:30-10:30。欧州時間=15:45-18:30。NY時間=21:30-25:00です。