FXテクニカル分析|FXデイトレード|Week strategy(3/21-3/25)

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アルゴリズム解析でポンド円、翌週3/21-3/25の方向性、そして過去24時間のSummary(TOKYO-summary、LONDON-Summary 、NY-Summary)と中期トレンド(週足)の解説をご案内しています。
【予想レンジ】
155.24-158.40

中期トレンド(週足)=13週線「上向き」&「上抜け」で上昇トレンド

※二週連続の陽線(陽線 実体部:410Pips、上髭:21Pips、下髭:2Pips)です。

3月14日(月)東京時間は米中長期金利が高止まりから断続的にドル買いが持ち込まれる。欧州時間は停戦協議への進展期待からポンド買い戻し。NY時間は米10年債利回りが上昇幅を拡大するとドル買いに。更にユーロポンドでのユーロ買いポンド売り戻しが入ると失速。
3月15日(火)東京時間はウクライナ情勢への過度な警戒感が後退した事から欧州通貨買い・ドル売り。欧州時間ダウ先物下落からのドル売り。更に米系短期勢から、まとまったドル売りが持ち込まれる。その後欧州株が下げ渋り、米10年債金利も持ち直すと円売り戻しが入りる。NY時間は米PPIの前月比鈍化や米ニューヨーク連銀製造業景気指数の下振れ、米10年利回り低下からドル売りが進行。その後、米10年債利回りが再び上昇に転換しドル買い転換。
3月16日(水)東京時間は香港株や上海総合指数が反発。リスク回避後退からのドル売り。更に原油先物の下げ基調が一旦は止まっていることからの対資源国通貨でドル売り。欧州時間はラブロフ露外相の発言(ウクライナとの協議で合意への期待)やロシア政府の見解(自国の軍隊を持つオーストリアのような非武装ウクライナを作るという考えは妥協と判断することが可能)を受けて、露・ウクライナの交渉進展への期待を高まし、欧州買い・ドル売りが進行。NY時間は ウクライナ情勢を巡る報道に一喜一憂する展開。FOMCでは0.25-0.50%への金利引き上げを決定。米10年利回り上昇からドル買いが進行。一巡後、米10年利回りが上昇幅を縮小しドル売り戻し。
3月17日(木)東京時間は日経平均大幅高を受けて円売りが進行。その後、本邦実需(輸出)からの円買いや利益確定の円買いで調整的反落。欧州時間はBOEの金融政策会合を控え、ポンドは買いが優勢。NY時間は 英10年利回り急低下と共にポンド売りが進行。その後、英10年利回りが低下幅を縮小するとポンド買い戻し。
3月18日(金)東京時間はダウ先物が揉み合いから上昇に転じると、リスク選好を意識したドル売りが先行。その後、米10年債利回りが持ち直した事からのドル買いや3連休を控えた本邦(輸入)からの円売りで、上昇後、揉み合い。欧州時間はポンド円はドル円とポンドドルの相反する動きから持ち合い。NY時間は ユーロポンドのユーロ売りポンド買い。

トレンドラインは4週線、6週線、9週線が揃って上向きに変化、13週線、26週線、52週線が上向き。パラボリック(157.91)はショート転換2週目です。
13週線「上向き」&「上抜け」で上昇トレンドです。
来週は同線を下値目処とした押し目買いの展開が想定されます。

◇2016年2月1日高値(174.97)
◇2016年3月11日高値(164.06)
◇2016年5月31日高値(163.87)
◇2021年10月20高値(158.21)
◇2022年2月10高値(158.05)
◇3/19 5:55(157.01)
◇13週移動平均線(155.10)
◇6週移動平均(154.96)
◇9週移動平均線(154.89)
◇転換線(154.51)
◇4週移動平均線(154.22)
◇26週移動平均線(153.86)
◇基準線(153.58)
◇52週移動平均線(153.11)
◇一目均衡表雲の上限① (151.61)
◇一目均衡表雲の下限②(144.55)
◇2020年3月18日安値(124.02)
◇2016年10月7日安値(117.87)※ポンド急落に付き、各社で安値表示は多少違います
※2022.3.19_5:55現在のデータを基にしています

2022.3.18ポンド円TOKYO-Summary

米10年債利回りが持ち直した事からのドル買い

・ダウ先物が揉み合いから上昇に転じると、リスク選好を意識したドル売りが先行。ポンドルは1.3183まで、ポンド円は156.31まで上昇。
・米10年債利回りが持ち直した事からのドル買いや3連休を控えた本邦(輸入)からの円売りでドル円は118.80まで上昇。一方でポンドドルは米10年利回り上昇からのドル買いで1.3150まで下落。ポンド円は両通貨のドル買いの綱引きで156.25を挟んで揉み合い。
・尚、日銀金融政策決定会合は市場予想通り、政策金利残高に対する0.1%のマイナス金利の維持が決定。発表後の反応は薄いです。

2022.3.18ポンド円LONDON-Summary

持ち合い

・昨日のBOEを受け今後の引き締め加速が後退。 英10年利回りも低下しポンド売りに。ポンドドルは1.3123まで下落。一方でドル円は黒田日銀総裁が会見で現状での利上げの必要性を否定した事から、日米金利差が明確となり円売り・ドル買いが進行し119.12まで上昇。 ポンド円はドル円とポンドドルの相反する動きから156.00-156.50で持ち合いとなっています。。
・黒田日銀総裁発言:足元の資源価格高騰による物価上昇は長期的に持続するものではないと指摘、物価上昇率は4月にも目標の2%程度になる可能性があるが金融政策を修正する必要はない。

2022.3.18ポンド円NY-Summary

ユーロポンドのユーロ売りポンド買い

・ウォラーFRB理事のCNBCのインタビュー(今週のFOMCでは、ウクライナ危機による経済的リスクを考慮し、0.50%ではなく0.25%の利上げを支持した。一方、ただ今後数カ月は0.50%の利上げを複数回実施して、より早期に物価高にインパクトを与えるべき)との見解が伝わるとドル買いが活発。ドル円は119.39まで上昇。一方でポンドドルは1.3110まで下落。ポンド円は両通貨のドル買いの綱引きで156.60までジリ上げ。
・その後、ドル買いが一巡するとドル円は119.15を挟んで揉み合い。一方でポンドドルはユーロポンドのユーロ売りポンド買いから1.3196まで上昇。ポンド円はポンドドルの上昇に連れて157.21まで上昇となっています。

[売買結果] [昨日 87P  3月累計 1562P]
156.29(S)⇒156.15利確14P
156.29(S)⇒156.18利確11P 2022/03/18 09:24
156.48(S)⇒156.38利確10P
156.54(S)⇒156.40利確14P
156.44(S)⇒156.40利確4P
156.41(S)⇒156.30利確11P
156.35(S)⇒156.34利確1P 2022/03/18 16:53
156.51(S)⇒156.38利確13P
156.42(S)⇒156.38利確4P
156.59(S)⇒156.48利確11P
156.41(S)⇒156.48利確▲7P
156.78(S)⇒156.72利確6P
156.72(S)⇒156.72利確0P
156.56(S)⇒156.72利確▲16P
156.90(S)⇒156.77利確13P
156.75(S)⇒156.77利確▲2P 2022/03/19 00:21
156.79(S)保有
152.69(S)保有
151.67(S)保有
156.04(S)保有


[data条件等]
※このWEEK-strategyの解析はwonderfx alogorithm&quants 15.3.2版になります。
※strategyの対象時間帯は翌週の月曜日07:00~土曜日6:55となります。
※基本、対象時間を超えた場合や、ストーリが完成をした段階で、本strategyは終了とします。
※本、WEEK-straregy はアルゴリズム解析の内容をお伝えするもので、投資判断を促すものでは一切有りません。このWEEK-straregy により生じる一切の責任に関しては責任を負いません。
※この著作権は若松浩幸に帰属しますので、無断転載を禁じます。転載を希望される方はお問い合わせ下さい。
(2022.3.1規定)

[トレードスタイル]
※基本的にトレードはデイトレードとなります。チャートの早い動きの時はそれがスキャに見える事が有るかも知れませんが「デイトレード」です。スキャルピングで臨んでいる事は有りません。要は動きは遅い時は15銭取るのに2時間掛かる事も有ります。反対に動きが早い時はそれが2分と言う事も有ります。考え方は狙っているポイント値に有ります。
※トレード中「手仕舞いをして売り直しする」場合が有ります。これは自分の描いているストーリーに不安や誤っているのではないかと感じた時に「一旦手仕舞って」再度、内容を検証。そして「入り直す」。この作業をしているだけです。リスクを最小限に押さえる事を考えて敢えてポジションを整理して「公正な目」で流れを捉える為です。
※strategyは8時間単位で構成されています。これは市場が変われば流れも変わる。と言う考えからです。リスクを最小限に押さえる為に出来るだけ市場間を跨がない取引を目指しています。
※デイトレード以外にはスイングも構築する事は有ります。スイング構築に関してはその都度コメント欄に方針を掲載しています。

[リアルタイムトレード]
リアルタイムトレーはデイトレードに向いている時間帯で行います。向いているとは=時間軸で動く事が多く、更にリスクが比較的低い(方向性が出易い)時間帯で行う事です。但し、注意したいのは各時間帯には経済指標が発表される時が有ります。指標発表前にポジションを手仕舞い、若しくは調整をしてから入り直しリスクを回避します。
メイントレンドの時間帯は(冬時間の場合)
東京時間=8:30-10:30。欧州時間=15:45-18:30。NY時間=21:30-25:00です。
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