FXテクニカル分析|FXデイトレード|Week strategy(3/14-3/18)

【予想レンジ】
150.84-153.94
中期トレンド(週足)=6週線、9週線「下向き」&「下抜け」で下降トレンド
※三週振りの陽線(陽線上下に線 実体部:105Pips、上髭:46Pips、下髭:89Pips)です。3月7日(月)東京時間はウクライナ情勢を受けて、日経平均830円超安や上海総合指数大幅安から、リスク回避のドル買いが進行。その後、株価が下げ渋るとショートカバー。欧州時間は欧州株価全面安、そして欧州天然ガス相場が急騰。スタグフレーション懸念などを意識した欧州通貨売り・ドル買いが進行。その後、欧州株価が下落幅を縮小。更にロシアとウクライナの和平交渉については本日、午後4時(日本時間23時)から開催されるとウクライナ政府高官がツイッターで明らかにすると買い戻し。NY時間はダウ平均大幅安からのリスク回避。更にユーロポンドでのユーロ買いポンド売りが進行。
3月8日(火)東京時間は日経平均やダウ先物に買い戻しが入るとリスク回避後退からドル売り・円売りが進行。その後、日経平均が370円超安、ダウ先物も三桁安となり、再びリスク回避のドル買い・円買いが進行し失速。欧州時間は欧州株が底堅く推移。一時400ドル超安まで下落したダウ先物がプラス圏に浮上し、リスク選好のドル売り・円売りに。NY時間はウクライナがNATO加盟を主張しない意向との報道を受けて、停戦への期待が高ま一時的にポンド買い戻し。
3月9日(水)東京時間はEUの大規模な債券共同発行を計画(エネルギーや防衛向け資金を調達)報道から欧州通貨買い。欧州時間は欧州株式全面高やダウ先物450ドル超高からリスク選好のドル売り。NY時間はレンスキー・ウクライナ大統領がロシアとの交渉で一定の譲歩をする用意がある等の発言から、露・ウクライナ停戦合意への期待が高まり、欧米株価が急騰。投資家のリスク回避が後退しドル売り・円売りが進行。
3月10日(木)東京時間は日経平均大幅高からの円売り。欧州時間は欧州主要株価指数が反落し欧州通貨売り・ドル買いが進行。NY時間は米CPIは市場予想通りの結果となるも、米10年利回り上昇と共にドル買いが強まる。
3月11日(金)東京時間は米系短期筋のドル買いや本邦実需(輸入)からのドル買い・円売り。欧州時間はプーチン露大統領の発言(ウクライナとの交渉には一定の前向きな変化があった)を受けて欧米株価指数の上昇からリスク回避後退のドル売り・円売りが進行。NY時間はレバ・ウクライナ外相が プーチン氏が言及した進展は見られなかったとの見解を示すと、急上昇した欧米株価指数が下落。リスク回避のドル買いが進行。
トレンドラインは4週線、6週線、9週線が下向き、13週線、26週線、52週線が上向き。パラボリック(158.05)はショート転換です。
6週線、9週線「下向き」&「下抜け」で下降トレンドです。
来週も両線を上値目処とした戻り売りの展開が想定されます。
◇2016年2月1日高値(174.97)
◇2016年3月11日高値(164.06)
◇2016年5月31日高値(163.87)
◇2021年10月20高値(158.21)
◇2022年2月10高値(158.05)
◇9週移動平均線(154.81)
◇6週移動平均(154.77)
◇13週移動平均線(154.60)
◇転換線(154.51)
◇4週移動平均線(154.06)
◇26週移動平均線(153.63)
◇基準線(153.58)
◇52週移動平均線(152.99)
◇3/12 6:55(152.93)
◇一目均衡表雲の上限① (151.62)
◇一目均衡表雲の下限②(144.55)
◇2020年3月18日安値(124.02)
◇2016年10月7日安値(117.87)※ポンド急落に付き、各社で安値表示は多少違います
※2022.3.12_6:55現在のデータを基にしています
2022.3.11ポンド円TOKYO-Summary
米系短期筋のドル買いや本邦実需(輸入)からのドル買い・円売り
・仲値に向けたドル買いでドル円は116.37まで、ポンド円は152.3まで下落。一方でポンドドルは1.3075まで下落。その後、日米株価指数が軟調に推移した事でドル円は116.18まで、ポンド円は152.02まで押し戻される。・後場から米系短期筋のドル買いや本邦実需(輸入)からのドル買い・円売りでドル円は116.50円のバリアオプションを超えて弾みが付き、116.66まで、ポンド円は152.61まで反発上昇となっています。
2022.3.11ポンド円LONDON-Summary
リスク回避後退のドル売り・円売り
・プーチン露大統領の発言(ウクライナとの交渉には一定の前向きな変化があった)を受けて欧米株価指数の上昇からリスク回避後退のドル売り・円売りが進行。ポンドドルは1.3124まで、ポンド円は153.39まで上昇。一方でドル円は年初来高値更新から上値を試す動きで117.05まで上昇となっています。2022.3.11ポンド円NY-Summary
急上昇した欧米株価指数が下落。リスク回避のドル買いが進行
・クレバ・ウクライナ外相が プーチン氏が言及した進展は見られなかったとの見解を示すと、急上昇した欧米株価指数が下落。リスク回避のドル買いが進行し、ポンドドルは1.3026まで下落。一方でドル円は来週のFOMCでは利上げが確実視されている一方、日銀金融政策会合では緩和的な金融政策見込まれ、日米金融政策の方向性の違いから円売り・ドル買いが進行し117.35まで上昇。ポンド円は両通貨の相反する動きから152.95を挟んで揉み合いとなっています。[売買結果] [昨日 52P 3月累計 1247P]
152.37(S)⇒152.24利確13P
152.13(S)⇒152.24利確▲11P
152.24(S)⇒152.024利確22P 2022/03/11 10:42
152.95(S)⇒152.84利確11P
152.70(S)⇒152.84利確▲14P
152.87(S)⇒152.76利確11P
152.87(S)⇒152.67利確20P 2022/03/11 17:37
152.69(S)保有
151.67(S)保有
156.04(S)保有
[data条件等]
※このWEEK-strategyの解析はwonderfx alogorithm&quants 15.3.2版になります。
※strategyの対象時間帯は翌週の月曜日07:00~土曜日6:55となります。
※基本、対象時間を超えた場合や、ストーリが完成をした段階で、本strategyは終了とします。
※本、WEEK-straregy はアルゴリズム解析の内容をお伝えするもので、投資判断を促すものでは一切有りません。このWEEK-straregy により生じる一切の責任に関しては責任を負いません。
※この著作権は若松浩幸に帰属しますので、無断転載を禁じます。転載を希望される方はお問い合わせ下さい。
(2022.3.1規定)
[トレードスタイル]
※基本的にトレードはデイトレードとなります。チャートの早い動きの時はそれがスキャに見える事が有るかも知れませんが「デイトレード」です。スキャルピングで臨んでいる事は有りません。要は動きは遅い時は15銭取るのに2時間掛かる事も有ります。反対に動きが早い時はそれが2分と言う事も有ります。考え方は狙っているポイント値に有ります。
※トレード中「手仕舞いをして売り直しする」場合が有ります。これは自分の描いているストーリーに不安や誤っているのではないかと感じた時に「一旦手仕舞って」再度、内容を検証。そして「入り直す」。この作業をしているだけです。リスクを最小限に押さえる事を考えて敢えてポジションを整理して「公正な目」で流れを捉える為です。
※strategyは8時間単位で構成されています。これは市場が変われば流れも変わる。と言う考えからです。リスクを最小限に押さえる為に出来るだけ市場間を跨がない取引を目指しています。
※デイトレード以外にはスイングも構築する事は有ります。スイング構築に関してはその都度コメント欄に方針を掲載しています。
[リアルタイムトレード]
リアルタイムトレーはデイトレードに向いている時間帯で行います。向いているとは=時間軸で動く事が多く、更にリスクが比較的低い(方向性が出易い)時間帯で行う事です。但し、注意したいのは各時間帯には経済指標が発表される時が有ります。指標発表前にポジションを手仕舞い、若しくは調整をしてから入り直しリスクを回避します。
メイントレンドの時間帯は(冬時間の場合)
東京時間=8:30-10:30。欧州時間=15:45-18:30。NY時間=21:30-25:00です。