FXテクニカル分析|FXデイトレード|Week strategy(3/7-3/11)

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アルゴリズム解析でポンド円、翌週3/7-3/11の方向性、そして過去24時間のSummary(TOKYO-summary、LONDON-Summary 、NY-Summary)と中期トレンド(週足)の解説をご案内しています。
【予想レンジ】
149.13-153.85

中期トレンド(週足)=6週線、9週線「下向き」&「下抜け」で下降トレンド

※二週連続の陰線(上髭陰線 実体部:131Pips、上髭:190Pips、下髭:54Pips)です。

2月28日(月)東京時間、プーチン露大統領は核戦力を含む核抑止部隊を高度の警戒態勢に置くよう軍司令部に命じたとの報道を受けてウクライナ情勢への緊張感が高まり、早朝からリスク回避のドル買い・円買いが進行。その後、急下落からの反動から買い戻し。しかし、株安を背景にしたリスク回避の動きが再開し再び失速。欧州時間はロシアとウクライナの停戦協議に対する期待感が高まる中、ポンド買い戻し・ドル売り。NY時間は米10年債利回りは低下からドル売り。
3月1日(火)東京時間は米10年債利回り上昇からの円売りや、月初仲値に掛けての実需(輸入)からの円売り。その後、金利の上昇が一服するとやや失速気味。欧州時間はショイグ露国防相が目標が達成するまでウクライナでの軍事行動を継続すると発言。地政学リスクから欧州株全面安。米10年債権利回りも急低下しリスク回避のドル買い・円買いが進行。NY時間はウクライナ情勢の一段の緊迫化から欧州株全面安が継続。ダウ平均も600ドル超やでリスク回避の欧州通貨売り・ドル買いが進行。
3月2日(水)東京時間は仲値に掛けて実需(輸入)からの円売りや米10年債権利回り上昇からの円売り。仲値後、実需(輸入)の円売りが一巡。米10年債権利回りの上昇も一服すると、ユーロポンドでのユーロ買いポンド売りから上値を切り下げる。欧州時間はユーロポンドのユーロ売りポンド買いや英10年債権利回り上昇からのポンド買い。NY時間は原油先物上昇を受けてドル安が活発化。
3月3日(木)東京時間は序盤はドル買いの綱引きで揉み合い。11時過ぎからユーロポンドのユーロ売りポンド買いが進行すると155円台に載せる。欧州時間は原油先物が上昇幅を縮小しドル買い。NY時間は欧州株全面安からのポンド売り・ドル買いや原油先物が小反発から再下落となった事からのドル買い。
3月4日(金)東京時間はロシア軍の砲撃によってウクライナのザポリージャ原発で火災が発生したとの報道が伝わるとリスク回避のドル買い・円買いが進。その後、ザポロジエ原子力発電所の火災について火災は敷地外の訓練用建物で起きた。原発の放射能レベルには変化なし等の詳細が伝わるとリスク回避が一服。欧州時間は
NY時間はウクライナ情勢をめぐる警戒感から欧州株価全面安やダウ平均下落幅拡大、更に米長期金利が大幅に低下。リス回避のポンド売り・ドル買いが進行。

トレンドラインは4週線が下向きに変化、6週線が下向き、9週線が下向きに変化、13週線、26週線、52週線が上向き。パラボリック(150.76)はロング転換9週目です。
6週線、9週線「下向き」&「下抜け」で下降トレンドです。
来週は両線を上値目処とした戻り売りの展開が想定されます。

◇2016年2月1日高値(174.97)
◇2016年3月11日高値(164.06)
◇2016年5月31日高値(163.87)
◇2021年10月20高値(158.21)
◇2022年2月10高値(158.05)
◇9週移動平均線(155.27)
◇6週移動平均(155.01)
◇4週移動平均線(154.96)
◇転換線(154.76)
◇13週移動平均線(154.40)
◇26週移動平均線(153.60)
◇基準線(153.58)
◇52週移動平均線(152.97)
◇3/5 6:55(152.01)
◇一目均衡表雲の上限① (151.76)
◇一目均衡表雲の下限②(144.55)
◇2020年3月18日安値(124.02)
◇2016年10月7日安値(117.87)※ポンド急落に付き、各社で安値表示は多少違います
※2022.3.5_6:55現在のデータを基にしています

2022.3.4ポンド円TOKYO-Summary

原発で火災が発生したとの報道が伝わると、リスク回避のドル買い・円買い

・ロシア軍の砲撃によってウクライナのザポリージャ原発で火災が発生したとの報道が伝わると、リスク回避のドル買い・円買いが進行しポンドドルは1.3315まで、ポンド円は153.56まで下落。一方でドル円は米10年債権利回り急低下から115.25まで下落。
・ザポロジエ原子力発電所の火災について火災は敷地外の訓練用建物で起きた。原発の放射能レベルには変化なし等の詳細が伝わると、リスク回避が一服。ポンドドルは1.3352まで、ポンド円は154.22まで反発。一方でドル円は米10年債権利回りの低下が一服し115.55まで反発となっています

2022.3.4ポンド円LONDON-Summary

欧州株価が3%を超える大幅安

・ウクライナ情勢が長期化するとの警戒感から欧州株価が3%を超える大幅安からリスク回避のドル買い・円買いが進行し、ポンドドルは1.3280まで、ポンド円は153.22まで下落。一方でドル円はクロス円の円買い圧力に押されて115.31まで下落となっています。

2022.3.4米雇用統計

賃金下落で雇用者数は改善で動きは限定的

・2月の米雇用統計は非農業部門雇用者数が前月比+67.8 万人と事前予想の+40.0万人を大幅上回る。失業率も3.8%と市場予想通の3.9%から改善です。 しかし、
平均時給も前月比±0.0%、前年比+5.1%と市場予想の前月比+0.5%、前年比+5.8%と市場予想を大きく下回っています。 賃金下落で雇用者数は改善で動きは限定的です。

2022.3.4ポンド円NY-Summary

米雇用統計反応せず、リス回避のポンド売り・ドル買いが進行。

・ウクライナ情勢をめぐる警戒感から欧州株価全面安やダウ平均下落幅拡大、更に米長期金利が大幅に低下。リス回避のポンド売り・ドル買いが進行。ポンドドルは1.3201まで、ポンド円は151.46まで下落。一方でドル円は米10年債権利回り低下からの円買いで114.65まで下落。
・その後、ダウ平均が下落幅を縮小すると、ポンドドルは1.3245まで、ポンド円は152.07まで反発上昇。一方でドル円は米10年債権利回りが上昇に転じた事で114.88まで円売り戻しが入っています。

[売買結果] [昨日 174P  3月累計 497P]
154.16(S)⇒153.87利確29P
153.79(S)⇒153.65利確14P
153.66(S)⇒153.65利確1P 2022/03/04 09:58
154.12(S)⇒153.97利確15P
154.08(S)⇒153.98利確15P
153.80(S)⇒153.66利確14P
153.72(S)⇒153.59利確13P
153.57(S)⇒153.57利確0P 2022/03/04 18:26
152.87(S)⇒152.69利確18P
152.82(S)⇒152.69利確13P 2022/03/04 22:47
152.76(S)⇒152.57利確19P
152.67(S)⇒152.57利確10P
152.39(S)⇒152.29利確10P
152.38(S)⇒152.29利確9P
152.36(S)⇒152.12利確24P
152.95(S)⇒152.00利確95P(保有)
151.38(S)⇒152.00利確▲62P(保有)
151.28(S)⇒151.52利確▲24P(保有)
151.13(S)⇒151.52利確▲39P(保有) 2022/03/05 01:37
156.04(S)保有


[data条件等]
※このWEEK-strategyの解析はwonderfx alogorithm&quants 15.3.2版になります。
※strategyの対象時間帯は翌週の月曜日07:00~土曜日6:55となります。
※基本、対象時間を超えた場合や、ストーリが完成をした段階で、本strategyは終了とします。
※本、WEEK-straregy はアルゴリズム解析の内容をお伝えするもので、投資判断を促すものでは一切有りません。このWEEK-straregy により生じる一切の責任に関しては責任を負いません。
※この著作権は若松浩幸に帰属しますので、無断転載を禁じます。転載を希望される方はお問い合わせ下さい。
(2022.3.1規定)

[トレードスタイル]
※基本的にトレードはデイトレードとなります。チャートの早い動きの時はそれがスキャに見える事が有るかも知れませんが「デイトレード」です。スキャルピングで臨んでいる事は有りません。要は動きは遅い時は15銭取るのに2時間掛かる事も有ります。反対に動きが早い時はそれが2分と言う事も有ります。考え方は狙っているポイント値に有ります。
※トレード中「手仕舞いをして売り直しする」場合が有ります。これは自分の描いているストーリーに不安や誤っているのではないかと感じた時に「一旦手仕舞って」再度、内容を検証。そして「入り直す」。この作業をしているだけです。リスクを最小限に押さえる事を考えて敢えてポジションを整理して「公正な目」で流れを捉える為です。
※strategyは8時間単位で構成されています。これは市場が変われば流れも変わる。と言う考えからです。リスクを最小限に押さえる為に出来るだけ市場間を跨がない取引を目指しています。
※デイトレード以外にはスイングも構築する事は有ります。スイング構築に関してはその都度コメント欄に方針を掲載しています。

[リアルタイムトレード]
リアルタイムトレーはデイトレードに向いている時間帯で行います。向いているとは=時間軸で動く事が多く、更にリスクが比較的低い(方向性が出易い)時間帯で行う事です。但し、注意したいのは各時間帯には経済指標が発表される時が有ります。指標発表前にポジションを手仕舞い、若しくは調整をしてから入り直しリスクを回避します。
メイントレンドの時間帯は(冬時間の場合)
東京時間=8:30-10:30。欧州時間=15:45-18:30。NY時間=21:30-25:00です。
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