FXテクニカル分析|FXデイトレード|Week strategy(11/6-11/10)

アルゴリズム解析でポンド円、翌週11/6-11/10方向性、そして過去24時間のSummary(TOKYO-summary、LONDON-Summary 、NY-Summary)と中期トレンド(週足)の解説をご案内しています。
(想定レンジ上限)186.25
(想定レンジ下限)181.43
中期トレンド(週足)=4週線、6週線「上向き」&「上抜け」で下降トレンド一服
陽線(陽線 実体部:343Pips、上髭:15Pips、下髭:71Pips)です。
10月30日(月)東京時間は対ユーロからの動きで小幅の上下に振れる展開。欧州時間は欧州株価指数や英10年債権利回り上昇を受けてのポンド買いで反発上昇。NY時間は日経新聞の日銀は金利操作を再修正へ、長期金利1%超えを柔軟にと報道を受けて円買いが加速。
10月31日(火)東京時間は日銀は政策金利残高に対する0.1%のマイナス金利を維持。YCCについては更に柔軟化と発表。また長期金利の変動幅は±0.5%程度を撤廃したが、長期金利の上限は1%をめどにするとした。市場では1.0%の利回りでの指値オペを引き上げるなどとに期待もあった事から発表後は円売りが進行。欧州時間は米10年債利回りが低下幅を拡大からのポンドドルはドル売りで上昇。一方でドル円は植田日銀総裁の会見後も円売りの流れが継続。19時、財務省は9月28日-10月27日の介入額がゼロだったことを発表すると円売りで反応して150.76までと年初来高値付近まで上昇。ポンド円は両通貨の上昇に支えられて183.83まで上昇。NY時間は予想を上回る米経済指標が相次ぎドル買い活発化。
11月1日(水)東京時間は利益確定の円買いが先行。その後は口先介入を受けての円買い。欧州時間はポンドドルがユーロドルのドル買いに連れて事や英10月製造業PMI確報値が下方修正された事で下落。NY時間はFOMCのパウエルFRB議長の会見内容がハト派だった事を受けてドル売り。
11月2日(木)東京時間はFOMC政策決定を受け一段の引き締めへの期待は後退。米10年債利回りの低下に伴いドル売りが進行。欧州時間は米債権に連動して上下に振れる。NY時間はダウ平均560ドル超高からのリスク選好のドル売り、更にユーロポンドのユーロ売りポンド買いから上昇。
11月3日(金)東京時間はユーロポンドでのユーロ買いポンド売りが進行し下落。その後、ユーロポンドでのユーロ買いポンド売りが一服。同時に米10年債権利回りが低下した事でドル売りが入り反発上昇。欧州時間は ユーロポンドのユーロ売りポンド買いに転換。同時に米10年債権利回り低下からのドル売りも有り反発上昇。NY時間は 低調な米経済指標が相次ぎドル売りが加速。
トレンドラインは4週線、6週線、9週線、13週線が上向きい変化、26週線、52週線が上向き。パラボリック(186.09)はショート転換5週目です。
4週線、6週線「上向き」&「上抜け」で下降トレンド一服です。
来週は両線を下値目処とした押し目買いの展開が想定されます。
◇2015年11月16日週高値(188.81)
◇2023年8月22日週高値(186.77)
◇11/4 5:00(184.91)◇13週移動平均線(183.20)
◇9週移動平均線(182.68)
◇4週移動平均線(182.57)
◇6週移動平均(182.54)
◇転換線(181.92)
◇26週移動平均線(180.84)
◇基準線(177.30)
◇52週移動平均線(172.05)
◇一目均衡表雲の上限① (164.57)
◇一目均衡表雲の下限②(160.48)
◇2020年3月18日安値(124.02)
◇2016年10月7日安値(117.87)※ポンド急落に付き、各社で安値表示は多少違います
※2023.11.4_6:00現在のデータを基にしています2023.11.3ポンド円TOKYO-Summary米10年債権利回り低下
・ユーロポンドでのユーロ買いポンド売りが進行すると、ポンドドルは1.2184まで、ポンド円は183.23まで下落。その後、ユーロポンドでのユーロ買いポンド売りが一服。同時に米10年債権利回りが低下した事でドル売りが入り、ポンドドルは1.2204まで、ポンド円は183.50まで反発上昇。
一方でドル円は米10年債権利回り低下からのドル売り・円買いで150.27まで下落となっています。
2023.11.3ポンド円LONDON-Summaryユーロポンドのユーロ売りポンド買いに転換。同時に米10年債権利回り低下からのドル売りも有り反発上昇
・ユーロポンドでのユーロ買いポンド売りがすすむと、ポンドドルは1.2187まで、ポンド円は183.26まで下落。18時過ぎからユーロポンドのユーロ売りポンド買いに転換。同時に米10年債権利回り低下からのドル売りも有り、ポンドドルは1.2231まで、ポンド円は183.67まで反発上昇。
・一方でドル円は15時から米10年債権利回りが上昇するとドル買い・円売りを受けて150.42まで上昇。18時過ぎから金利げ低下に転じると150.15まで失速しています。
2023.11.3米雇用統計雇用三点悪化を受けて米10年債権利回り低下からドル売り加速
・米10月雇用統計の非農業部門雇用者数が前月比+15万人と事前予想の+18万人を大幅に上回る。失業率は3.9%と市場予想3.8%より悪化。同様に平均時給は前月比+0.2%前年比+4.1%と市場予想の前月比+0.3%前年比+4.0%より伸びの鈍化。三点悪化を受けて米10年債権利回り低下からドル売り加速となっています。
2023.11.3ポンド円NY-Summary低調な米経済指標が相次ぎドル売り
・米10月雇用統計を受けて米10年債権利回りが急低下。更に米10月ISM非製造業景況指数が予想を下回った事も相場の重しとなり、日米金利差縮小を意識したドル売りが優勢に。ドル円は149.19まで下落。一方でポンドドルは米10年債権利回り低下からドル売りで1.2389まで上昇。ポンド円はポンドドルの上昇に連れて事やダウ平均200ドル超上昇からリスク選好のポンド買い・円売りから185.02まで上昇となっています。
[昨日 ▲194P 11月累計 153P]
183.53(S)⇒183.41利確12P
183.44(S)⇒183.41利確3P
183.37(S)⇒183.27利確10P 2023/11/03 17:32
183.90(S)⇒183.80利確10P
183.82(S)⇒183.80利確2P
184.09(S)⇒184.42利確▲33P
184.00(S)⇒184.42利確▲42P 2023/11/03 23:55
184.49(S)⇒184.95利確▲46P
183.85(S)⇒184.95利確▲110P 2023/11/04 05:54
182.46(S)保有
181.16(S)保有
179.99(S)保有
[data条件等]※このWEEK-strategyの解析はwonderfx alogorithm&quants 16.4.6版になります。
※strategyの対象時間帯は翌週の月曜日07:00~土曜日6:55となります。
※基本、対象時間を超えた場合や、ストーリが完成をした段階で、本strategyは終了とします。
※本、WEEK-straregy はアルゴリズム解析の内容をお伝えするもので、投資判断を促すものでは一切有りません。このWEEK-straregy により生じる一切の責任に関しては責任を負いません。
※この著作権は若松浩幸に帰属しますので、無断転載を禁じます。転載を希望される方はお問い合わせ下さい。
(2023.11.1規定)
[トレードスタイル]※基本的にトレードはデイトレードとなります。チャートの早い動きの時はそれがスキャに見える事が有るかも知れませんが「デイトレード」です。スキャルピングで臨んでいる事は有りません。要は動きは遅い時は15銭取るのに2時間掛かる事も有ります。反対に動きが早い時はそれが2分と言う事も有ります。考え方は狙っているポイント値に有ります。
※トレード中「手仕舞いをして売り直しする」場合が有ります。これは自分の描いているストーリーに不安や誤っているのではないかと感じた時に「一旦手仕舞って」再度、内容を検証。そして「入り直す」。この作業をしているだけです。リスクを最小限に押さえる事を考えて敢えてポジションを整理して「公正な目」で流れを捉える為です。
※strategyは8時間単位で構成されています。これは市場が変われば流れも変わる。と言う考えからです。リスクを最小限に押さえる為に出来るだけ市場間を跨がない取引を目指しています。
※デイトレード以外にはスイングも構築する事は有ります。スイング構築に関してはその都度コメント欄に方針を掲載しています。
[リアルタイムトレード]リアルタイムトレーはデイトレードに向いている時間帯で行います。向いているとは=時間軸で動く事が多く、更にリスクが比較的低い(方向性が出易い)時間帯で行う事です。但し、注意したいのは各時間帯には経済指標が発表される時が有ります。指標発表前にポジションを手仕舞い、若しくは調整をしてから入り直しリスクを回避します。
メイントレンドの時間帯は(夏時間の場合)
東京時間=8:30-10:30。欧州時間=15:45-18:30。NY時間=21:30-25:00です。
