FXテクニカル分析|FXデイトレード|Week strategy(9/25-9/29)

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アルゴリズム解析でポンド円、翌週9/25-9/29方向性、そして過去24時間のSummary(TOKYO-summary、LONDON-Summary 、NY-Summary)と中期トレンド(週足)の解説をご案内しています。
(想定レンジ上限)183.39
(想定レンジ下限)179.19

中期トレンド(週足)=4週線、6週線「下向き」&「下抜け」で上昇トレンド一服

二週連続の陰線(陰線 実体部:144Pips、上髭:54Pips、下髭:81Pips)です。

9月18日(月)東京時間は日経先物が下落に転じ、香港ハンセン指数が1%近く下落の動きからリスク回避。欧州時間はユーロポンドでのユーロ買いポンド売りが進む。17時以降、ユーロポンドのユーロ売りポンド買いに転換。更に19時過ぎからはユーロポンドでのユーロ買いポンド売りと対ユーロからの動きで上下に振れる展開。NY時間は米9月米NAHB住宅市場指数が45と市場予想の49を下回るとポンド買い・ドル売り。その後、英10年債権利回りが低下からポンド売り。
9月19日(火)東京時間は米10年債権利回りが低下幅を縮小しや事や3連休明けの本邦勢が参入をすると円売り戻しが入る。欧州時間は米10年債利回りが上昇一服すると、対欧州通貨などでドル売りが広がる。NY時間は英債権に連動して小幅に上下に振れる。
9月20日(水)東京時間はイエレン米財務長官や神田財務官による円買い介入を警戒させる発言で下落。欧州時間は英8月CPIは前年比+6.7%で市場予想の+7.0%を下回る。コア指数は前年比+6.2%で市場予想の+6.8%を下回る。英CPI下振れを受けてポンド売りが加速。その後、米10年債権利回りが低下に転じるとドル売りが進行し反発上昇。NY時間はFOMCで政策金利見通しを上方修正された事を受けて米金利が一転上昇してドル買い・円売り。
9月21日(木)東京時間は米中長期金利上昇からドル全面高の展開。欧州時間はBOEが予想外となる政策金利を5.25%で据え置いたと発表。発表を受けてポンド売りが加速。NY時間は欧米株価が軟調に推移してリスク回避の円買い。
9月22日(金)東京時間は日銀は現況維持を受けて円売り。欧州時間は 仏9月製造業・非製造業PMI速報値が予想を下回った事や英9月非製造業PMI速報値が市場予想を下回りポンド売り。NY時間は米10年債権利回りの低下が一服。ボウマンFRB理事はインフレ2%達成には数回の追加利上げが必要となる可能性が強いとの見解を示し、他にも多くの高官がインフレ目標達成のためには追加利上げが必要との見解を示した事でドル買いが強まる。

トレンドラインは4週線が下向き、6週線、9週線、13週線が下向きに変化、26週線、52週線が上向き。パラボリック(179.04)はロング転換7週目です。
4週線、6週線「下向き」&「下抜け」で上昇トレンド一服です。
本日は両同線を上値目処とした戻り売りの展開が想定されます。

◇2015年11月16日週高値(188.81)
◇2023年8月22日週高値(186.77)
◇6週移動平均(183.73)
◇4週移動平均線(183.26)
◇9週移動平均線(183.17)
◇13週移動平均線(182.94)
◇9/23 6:00(181.60)
◇転換線(181.54)
◇26週移動平均線(177.27)
◇基準線(173.11)
◇52週移動平均線(170.10)
◇一目均衡表雲の上限① (160.87)
◇一目均衡表雲の下限②(160.38)
◇2020年3月18日安値(124.02)
◇2016年10月7日安値(117.87)※ポンド急落に付き、各社で安値表示は多少違います
※2023.9.23_6:00現在のデータを基にしています

2023.9.22ポンド円TOKYO-Summary

日銀は現況維持を決定。発表を受けて円売り

・米長期金利高止まりからのドル買いやユーロポンドでのユーロ買いポンド売りで、ポンドドルは1.2272まで、ポンド円は181.21まで下落。一方でドル円は147.70まで上昇も日銀政策決定会合の結果発表を控えている事も有り、小動き。
・日銀が市場予想通り当座預金のうち政策金利残高に対する0.1%のマイナス金利を維持すると決定。発表を受けて円売りも進み、ドル円は148.25まで、ポンド円は182.04まで上昇となっています。

2023.9.22ポンド円LONDON-Summary

仏9月製造業・非製造業PMI速報値が予想を下回った事や英9月非製造業PMI速報値が市場予想を下回りポンド売り

・植田日銀総裁が記者会見で現在の緩和策を維持する姿勢を改めて示した事を受けて円売りが優勢に。ドル円は148.42まで。ポンド円は182.31まで上昇。
・仏9月製造業・非製造業PMI速報値が予想を下回った事や英9月非製造業PMI速報値が市場予想を下回ると、ポンドドルは1.2232まで、ポンド円は181.21まで下落。その後、英10年債権利回り上昇からのポンド買いで、ポンドドルは1.2267まで、ポンド円は81.90まで反発上昇。一方でドル円は植田日銀総裁の記者会見終了後からの買いが一服し148.25を挟んで揉み合いとなっています。

2023.9.22ポンド円NY-Summary

ドル買い戻し強まる

・米長期金利の低下に伴うドル売りやユーロポンドのユーロ売りポンド買いから、ポンドドルは1.2285まで、ポンド円は182.06まで上昇。一方でドル円は米長期金利の低下に伴うドル売り・円買いから、ドル円は147.96まで下落。
・23時過ぎからユーロポンドでのユーロ買いポンド売りが進みと、ポンドドルは1.2230まで、ポンド円は181.48まで下落。
・一方でドル円は米10年債権利回りの低下が一服。ボウマンFRB理事はインフレ2%達成には数回の追加利上げが必要となる可能性が強いとの見解を示し、他にも多くの高官がインフレ目標達成のためには追加利上げが必要との見解を示した事でドル買いが強まり148.40まで反発上昇となっています。

[昨日 96P  9月累計 1638P]
181.85(S)⇒181.65利確20P 2023/09/22 12:00
182.17(S)⇒184.85利確32P
181.97(S)⇒184.85利確12P
181.82(S)⇒181.50利確32P 2023/09/22 17:30
181.24(S)保有


[data条件等]
※このWEEK-strategyの解析はwonderfx alogorithm&quants 16.3.8版になります。
※strategyの対象時間帯は翌週の月曜日07:00~土曜日6:55となります。
※基本、対象時間を超えた場合や、ストーリが完成をした段階で、本strategyは終了とします。
※本、WEEK-straregy はアルゴリズム解析の内容をお伝えするもので、投資判断を促すものでは一切有りません。このWEEK-straregy により生じる一切の責任に関しては責任を負いません。
※この著作権は若松浩幸に帰属しますので、無断転載を禁じます。転載を希望される方はお問い合わせ下さい。
(2023.9.1規定)

[トレードスタイル]
※基本的にトレードはデイトレードとなります。チャートの早い動きの時はそれがスキャに見える事が有るかも知れませんが「デイトレード」です。スキャルピングで臨んでいる事は有りません。要は動きは遅い時は15銭取るのに2時間掛かる事も有ります。反対に動きが早い時はそれが2分と言う事も有ります。考え方は狙っているポイント値に有ります。
※トレード中「手仕舞いをして売り直しする」場合が有ります。これは自分の描いているストーリーに不安や誤っているのではないかと感じた時に「一旦手仕舞って」再度、内容を検証。そして「入り直す」。この作業をしているだけです。リスクを最小限に押さえる事を考えて敢えてポジションを整理して「公正な目」で流れを捉える為です。
※strategyは8時間単位で構成されています。これは市場が変われば流れも変わる。と言う考えからです。リスクを最小限に押さえる為に出来るだけ市場間を跨がない取引を目指しています。
※デイトレード以外にはスイングも構築する事は有ります。スイング構築に関してはその都度コメント欄に方針を掲載しています。

[リアルタイムトレード]
リアルタイムトレーはデイトレードに向いている時間帯で行います。向いているとは=時間軸で動く事が多く、更にリスクが比較的低い(方向性が出易い)時間帯で行う事です。但し、注意したいのは各時間帯には経済指標が発表される時が有ります。指標発表前にポジションを手仕舞い、若しくは調整をしてから入り直しリスクを回避します。
メイントレンドの時間帯は(夏時間の場合)
東京時間=8:30-10:30。欧州時間=15:45-18:30。NY時間=21:30-25:00です。

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