FXテクニカル分析|FXデイトレード|Week strategy(9/11-9/15)

アルゴリズム解析でポンド円、翌週9/11-9/15方向性、そして過去24時間のSummary(TOKYO-summary、LONDON-Summary 、NY-Summary)と中期トレンド(週足)の解説をご案内しています。
(想定レンジ上限)185.74
(想定レンジ下限)181.66
中期トレンド(週足)=4週線、6週線攻防からトレンドの見極め
十字線(十字線 実体部:17Pips、上髭:151Pips、下髭:102Pips)です。
9月4日(月)東京時間は前週末に打ち出した中国当局の住宅需要を喚起する政策が好感されて香港ハンセン指数や上海総合指数の大幅高。豪ドル・ドル、豪ドル・円に連動して上昇。欧州時間は欧州株価指数が軒並み上昇して始まった事や英10年債権利回り上昇からポンド買いが優勢。NY時間は欧州株価指数の失速やダウ先物下落を受けてリスク回避のポンド売り・ドル買いに。その後、株価が下げ止まり、一巡後、持ち直す。
9月5日(火)東京時間は仲値に向けてゴトウ日実需(輸入)からの円売りが観測。その後は米10年債権利回り上昇からのドル買い・円売り。更ドルが対オセアニア通貨で強含んだことにも後押し上昇。欧州時間、序盤は香港ハンセン指数、上海総合指数の軟調な動きから、オセアニア通貨のドル買いが進むと連動。更に仏やユーロ圏の非製造業PMI改定値が下方修正からの欧州通貨売り・ドル買いも有りポンドドルの下落に連れる。17時以降、英8月サービス業PMI改定値が予想を上回り上方修正となった事で、英10年債権利回りが上昇してのポンド買い進行して反転上昇。NY時間は ウォーラーFRB理事がデータは差し迫って何かをする必要を示していないなどと発言すると米10年債権利回り低下からドル売り・円買いに。その後、米10年債権利回りが上昇に転換するとドル買い・円売りに転換。
9月6日(水)東京時間、9時前、神田財務官の円安けん制発言を受けて下落。その後、日経平均が寄り付きから上昇幅を拡大。米10年債権利回りが小幅な上昇へ転じるとドル買い・円売りで上昇。11時以降、米10年債権利回りが再び低下に転じるとドル売り・円買いで下落と上下に振れる展開。欧州時間はユーロポンドでのユーロ買いポンド売りが進行。NY時間は ディングラMPC委員が政策はすでに十分に制限的。さらなる引き締めは成長に深刻なリスクをもたらすと発言。ベイリーBOE総裁がインフレの低下がかなり顕著になる可能性があるなどと発言。両者の発言を受けてBOEによる追加利上げ観測が後退しポンド売り。
9月7日(木)東京時間は続落して始まった香港ハンセン指数や上海総合指数が下落幅を拡大。日経平均も240円超安まで下落しリスク回避の円買いが進行。欧州時間は英10年債権利回り低下からのポンド売り。NY時間は米新規失業保険申請件数や4-6月期米単位労働コスト改定値が市場予想より強い結果となった事を受けて米10年債権利回り上昇からドルの買いが加速。ただ、米10年債権利回りの上昇は長続きせず低下に転じてドル売り。
9月8日(金)東京時間は鈴木財務相の円安けん制発言を受けての円買いが一時的で、その後は円売り戻しが入る。欧州時間は欧州株価指数が上昇に転じ、米10年債権利回りが上昇するとドル買い・円売り。NY時間は 米10年債権利回りが上昇に転じるとドル買い・円売り。
トレンドラインは4週線、6週線、9週線が上向き、13週線、26週線、52週線が上向き。パラボリック(178.02)はロング転換5週目です。
来週も4週線、6週線の攻防となります。
両線の上抜け&上向きが継続すると上昇トレンド継続。両線を下値目処とした押し目買いの展開。反対に両線に上値を押さえられると上昇トレンド一服。両線を上値目処とした戻り売りの展開が想定されます。
◇2015年11月16日週高値(188.81)
◇2023年8月22日週高値(186.77)
◇4週移動平均線(184.42)
◇9/9 6:00(184.27)◇6週移動平均(183.73)
◇9週移動平均線(183.09)
◇13週移動平均線(182.93)
◇転換線(181.54)
◇26週移動平均線(175.57)
◇基準線(172.51)
◇52週移動平均線(169.22)
◇一目均衡表雲の上限① (160.60)
◇一目均衡表雲の下限②(160.38)
◇2020年3月18日安値(124.02)
◇2016年10月7日安値(117.87)※ポンド急落に付き、各社で安値表示は多少違います
※2023.9.9_6:00現在のデータを基にしています2023.9.8ポンド円TOKYO-Summary鈴木財務相の円安けん制発言を受けての円買いが一時的で円売り戻し
・鈴木財務相の円安けん制発言や米10年債権利回り低下からドル売り・円買いが進行。ドル円は146.58まで、ポンド円は183.07まで下落。一方でポンドドルはユーロポンドでのユーロ買いポンド売りから1.2473まで下落。
・米10年債権利回りの低下が一服すると、ドル円は147.34までショートカバー。一方でポンドドルはユーロポンドのユーロ売りポンド買いから1.2501まで上昇。ポンド円は両通貨の上昇に支えられて184.12まで反発上昇となっています。
2023.9.8ポンド円LONDON-Summary欧州株価指数が上昇に転じ、米10年債権利回りが上昇するとドル買い・円売り
・米10年債権利回りが低下幅縮小。オンショア人民元がドル買い・CNY売りの影響も有り、ドル円は147.45まで、ポンド円は184.26まで上昇。一方でポンドドルは1.2478まで下落。
・買い先行でスタートした欧州株価指数がマイナス圏に転じるとリスク回避から、ドル円は147.24まで、ポンド円は183.74まで下落。一方でポンドドルはユーロポンドでのユーロ買いポンド売りから1.2466まで下落幅を拡大。
・欧州株価指数が上昇に転じ、米10年債権利回りが上昇するとドル買い・円売りに。ドル円は147.70まで、ポンド円は184.37まで上昇。一方でポンドドルは欧州株価指数が上昇に転じた事からのポンド買いで1.2498まで上昇とになっています。
2023.9.8ポンド円NY-Summary米10年債権利回りが上昇に転じるとドル買い・円売り
・米10年債利回りが低下する中、週末を控えたポジション調整のポンド買い・ドル売りが入り、ポンドドルは1.2514まで、ポンド円は184.184.147まで上昇。一方でドル円は米10年債権利回り低下からの円買いで147.32まで下落。
・米10年債権利回りが上昇に転じるとドル買い・円売りが進行。ポンドドルは1.2451まで、ポンド円は184.01まで下落。一方でドル円は147.87まで上昇となっています。
[昨日 57P 9月累計 553P]
183.82(S)⇒183.72利確10P
183.76(S)⇒183.57利確19P
183.58(S)⇒183.41利確17P
183.39(S)⇒183.08利確31P
183.63(S)⇒183.74利確▲11P
183.44(S)⇒183.74利確▲30P
183.81(L)⇒184.02利確21P 2023/09/08 16:22
181.05(S)保有
178.77(S)保有
[data条件等]※このWEEK-strategyの解析はwonderfx alogorithm&quants 16.3.8版になります。
※strategyの対象時間帯は翌週の月曜日07:00~土曜日6:55となります。
※基本、対象時間を超えた場合や、ストーリが完成をした段階で、本strategyは終了とします。
※本、WEEK-straregy はアルゴリズム解析の内容をお伝えするもので、投資判断を促すものでは一切有りません。このWEEK-straregy により生じる一切の責任に関しては責任を負いません。
※この著作権は若松浩幸に帰属しますので、無断転載を禁じます。転載を希望される方はお問い合わせ下さい。
(2023.9.1規定)
[トレードスタイル]※基本的にトレードはデイトレードとなります。チャートの早い動きの時はそれがスキャに見える事が有るかも知れませんが「デイトレード」です。スキャルピングで臨んでいる事は有りません。要は動きは遅い時は15銭取るのに2時間掛かる事も有ります。反対に動きが早い時はそれが2分と言う事も有ります。考え方は狙っているポイント値に有ります。
※トレード中「手仕舞いをして売り直しする」場合が有ります。これは自分の描いているストーリーに不安や誤っているのではないかと感じた時に「一旦手仕舞って」再度、内容を検証。そして「入り直す」。この作業をしているだけです。リスクを最小限に押さえる事を考えて敢えてポジションを整理して「公正な目」で流れを捉える為です。
※strategyは8時間単位で構成されています。これは市場が変われば流れも変わる。と言う考えからです。リスクを最小限に押さえる為に出来るだけ市場間を跨がない取引を目指しています。
※デイトレード以外にはスイングも構築する事は有ります。スイング構築に関してはその都度コメント欄に方針を掲載しています。
[リアルタイムトレード]リアルタイムトレーはデイトレードに向いている時間帯で行います。向いているとは=時間軸で動く事が多く、更にリスクが比較的低い(方向性が出易い)時間帯で行う事です。但し、注意したいのは各時間帯には経済指標が発表される時が有ります。指標発表前にポジションを手仕舞い、若しくは調整をしてから入り直しリスクを回避します。
メイントレンドの時間帯は(夏時間の場合)
東京時間=8:30-10:30。欧州時間=15:45-18:30。NY時間=21:30-25:00です。
