FXテクニカル分析|FXデイトレード|Week strategy(2/20-2/24)

アルゴリズム解析でポンド円、翌週2/20-2/24の方向性、そして過去24時間のSummary(TOKYO-summary、LONDON-Summary 、NY-Summary)と中期トレンド(週足)の解説をご案内しています。
(想定レンジ上限)163.13
(想定レンジ下限)158.60
中期トレンド(週足)=4週線、6週線「上向き」&「上抜け」で下降トレンド一服
※三週振りの陽線(陽線 実体部:319Pips、上髭:55Pips、下髭:20Pips)です。
2月13日(月)東京時間から欧州時間は日銀新体制による早期の大規模緩和の修正思惑が後退しドル買い・円売りに。更に明日の米CPIへの警戒感(前月比は12月から上昇する見込み。但し、前年比は12月からの上昇率鈍化が確実視されている)からのドル買いが継続。NY時間は米10年債権利回りが低下に転じるとドル売り・円買いに。更に東京時間から上昇の反動で持ち高調整が入る。
2月14日(火)東京時間は政府が日銀正副総裁の後任人事案を衆参両院の議運委理事会に提示。岸田政権の指名からは、金融緩和政策の継続性と市場の安定確保を図りつつ、異次元の緩和策からの修正を慎重に進めたい意向が示唆されている事で円売りが進行。欧州時間は米CPI発表を控えてドル安方向へのポジション調整。NY時間は 米1月CPIは総合・コアともに前年比で市場予想を上回るとドル買い。
2月15日(水)東京時間は本邦、実需(輸出)からの円買いや利益確定の円買いが進行。一巡後、日経平均やアジア株安からリスク回避のドル買い。欧州時間は英1月CPIは前年比10.1%上昇で3か月連続鈍化。市場予想の10.3%を下回り、コア指数の前年比も5.8%で市場予想の6.2%を大幅に下回る。予想比下振れを受けてポンド売りが加速。NY時間は米1月小売売上高が前月比+3.0%と市場予想の+1.8%を上回り、自動車を除く数値も前月比+2.3%と市場予想の+0.8%より強い内容だった事から、米10年債権利回り上昇を受けてドル買い・円売りが進行。
2月16日(木)東京時間は豪雇用統計を受けて売られていた豪ドル・米ドルが上昇に転じるとポンドドルの上昇に連動し反発。欧州時間はNY時間に米経済指標の発表を控えて米10年債権利回りに連動し上下に振れる展開。NY時間は米1月PPIが市場予想を上回った事でFRBによる金融引き締めの長期化が意識。米10年債権利回り上昇と共にドル買い・円売りが進行。その後、米10年債権利回りが上昇幅を縮小するとドル売り。
2月17日(金)東京時間は前日NY時間の米1月PPIを受けて米FRBによる引き締め長期化観測の強まりから、米10年債権利回りが上昇しドル買い・円売りが進行。欧州時間は英小売売上高が市場予想を上回るもポンド買いは続かず。 NY時間は 米国の3連休を控えた持ち高調整のドル売り。
トレンドラインは4週線が上向き、6週線が上向きに変化、9週線、13週線、26週線が下向き、52週線が上向き。パラボリック(166.31)はショート転換9週目です。
4週線、6週線「上向き」&「上抜け」で下降トレンド一服です。
本日は両線を下値目処とした押し目買いの展開が想定されます。
◇2016年2月1日高値(174.97)
◇2022年10月28日高値(171.37)
◇52週移動平均線(162.16)
◇26週移動平均線(161.84)
◇一目均衡表雲の上限① (161.76)
◇13週移動平均線(161.66)
◇2/18 7:00(161.54)◇転換線(161.20)
◇基準線(160.38)
◇4週移動平均線(159.77)
◇9週移動平均線(159.46)
◇6週移動平均(159.36)
◇一目均衡表雲の下限②(158.83)
◇2020年3月18日安値(124.02)
◇2016年10月7日安値(117.87)※ポンド急落に付き、各社で安値表示は多少違います
※2023.2.18_7:00現在のデータを基にしています2023.2.17ポンド円TOKYO-Summary米10年債権利回りが上昇しドル買い・円売り
・前日NY時間の米1月PPIを受けて米FRBによる引き締め長期化観測の強まりから、米10年債権利回りが上昇しドル買い・円売りが進行。ドル円は134.81まで、ポンド円は161.03まで上昇。一方でポンドドルは1.1941まで下落となっています。
2023.2.17ポンド円LONDON-Summary英小売売上高が市場予想を上回るもポンド買いは続かず
・英1月小売売上高や自動車燃料を除いた指数が市場予想を上回るとポンド買いに。ポンドドルは1.1959まで、ポンド円は160.07まで上昇。その後、ユーロポンドでのユーロ買いポンド売りが進行すると、ポンドドルは1.1915まで、ポンド円は160.74まで下落。
・18時過ぎからユーロポンドのユーロ売りポンド買いに転換すると、ポンドドルは1.1949まで上昇。一方でドル円は米10年債権利回りが上昇幅を拡大すると135.12まで上昇。ポンド円は両通貨の上昇に連れて161.26まで上昇となっています。
2023.2.17ポンド円NY-Summary米国の3連休を控えた持ち高調整のドル売り
・米10年債権利回り低下からのドル売り・円買いや米国の3連休を控えた持ち高調整のドル売りで、ポンドドルは1.2049まで、ポンド円は161.161.63まで上昇。一方でドル円は134.05まで下落となっています。
[売買結果] [昨日 131P 2月累計 2225P]
160.69(S)⇒160.54利確15P
160.54(S)⇒160.54利確0P
160.59(S)⇒160.59利確0P 2023/02/17 09:50
161.05(S)⇒160.94利確11P
160.97(S)⇒160.85利確12P
160.96(S)⇒160.77利確19P
160.96(S)⇒160.85利確11P
160.86(S)⇒160.85利確1P 2023/02/17 18:15
161.15(S)⇒161.02利確13P
161.28(S)⇒161.18利確10P
161.10(S)⇒161.18利確▲8P
161.26(S)⇒161.11利確15P
161.23(S)⇒161.03利確20P
161.23(S)⇒161.12利確11P
161.13(S)⇒161.12利確1P 2023/02/18 00:45
160.88(S)保有
158.58(S)保有
[data条件等]※このWEEK-strategyの解析はwonderfx alogorithm&quants 16.1.7版になります。
※strategyの対象時間帯は翌週の月曜日07:00~土曜日6:55となります。
※基本、対象時間を超えた場合や、ストーリが完成をした段階で、本strategyは終了とします。
※本、WEEK-straregy はアルゴリズム解析の内容をお伝えするもので、投資判断を促すものでは一切有りません。このWEEK-straregy により生じる一切の責任に関しては責任を負いません。
※この著作権は若松浩幸に帰属しますので、無断転載を禁じます。転載を希望される方はお問い合わせ下さい。
(2023.2.1規定)
[トレードスタイル]※基本的にトレードはデイトレードとなります。チャートの早い動きの時はそれがスキャに見える事が有るかも知れませんが「デイトレード」です。スキャルピングで臨んでいる事は有りません。要は動きは遅い時は15銭取るのに2時間掛かる事も有ります。反対に動きが早い時はそれが2分と言う事も有ります。考え方は狙っているポイント値に有ります。
※トレード中「手仕舞いをして売り直しする」場合が有ります。これは自分の描いているストーリーに不安や誤っているのではないかと感じた時に「一旦手仕舞って」再度、内容を検証。そして「入り直す」。この作業をしているだけです。リスクを最小限に押さえる事を考えて敢えてポジションを整理して「公正な目」で流れを捉える為です。
※strategyは8時間単位で構成されています。これは市場が変われば流れも変わる。と言う考えからです。リスクを最小限に押さえる為に出来るだけ市場間を跨がない取引を目指しています。
※デイトレード以外にはスイングも構築する事は有ります。スイング構築に関してはその都度コメント欄に方針を掲載しています。
[リアルタイムトレード]リアルタイムトレーはデイトレードに向いている時間帯で行います。向いているとは=時間軸で動く事が多く、更にリスクが比較的低い(方向性が出易い)時間帯で行う事です。但し、注意したいのは各時間帯には経済指標が発表される時が有ります。指標発表前にポジションを手仕舞い、若しくは調整をしてから入り直しリスクを回避します。
メイントレンドの時間帯は(冬時間の場合)
東京時間=8:30-10:30。欧州時間=15:45-18:30。NY時間=21:30-25:00です。